海外非上場株式価値評価実務の急所

日時: 平成27年5月21日(木)午後1時30分〜午後4時30分  
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 竹埜正文(たけのまさふみ)氏
太陽有限責任監査法人
マネージング・ディレクター

【海外非上場株式評価】
海外の非上場会社の株式評価は、国内企業の株式価値評価にはない課題があります。海外であっても、米国あるいは西ヨーロッパ各国の株式価値評価であれば、概ね国内評価と同等の視線で評価可能であるのに対して、近時、投資あるいはM&Aが増加してきた新興国における株式価値評価は、数値化が容易でない要素について、どのように取組むかが実務で課題となっています。

【評価手法の効用と限界】
海外の非上場会社の株式価値評価でも、DCF法(ディスカウンテッド・キャッシュフロー法)はよく用いられます。例えば、計算要素として割引率の使い方は議論となるところですが、極端に右肩上がりの事業計画を、理論で求めた割引率で機械的に割引計算しても、各計算要素の含意が理解できなければ、計算ではあっても評価としては不十分といえます。また、カントリーリスク等国内事業の評価にない要素を考慮した場合、より多くの仮定を含む計算となっており、その意味を整理する必要があります。

【マーケットアプローチの有効性・DCF法の留意点】
本講では、海外の非上場会社の株式価値評価の課題について、新興国評価における課題を中心に整理し、マーケットアプローチ(倍率法)の有効性と留意点、インカムアプローチ(DCF法)による場合の実務上の留意点について解説します。



1 課題の所在
・先進国と新興国 

2 新興国評価の課題と対応
・情報の不正確 / 運営事業の範囲 / 経営陣への依存度

3 評価手法
・手法の検討

4 マーケットアプローチ(倍率法)のポイント
・比較対象の検討 / 比較倍率の選定
     
5 DCF法のポイント
・事業計画の見方
・通貨のありかた
・割引率をどうするか
・カントリーリスクと計算例 
・永続成長率
・経済データとの整合性

6 総括




【講師略歴】
昭和61年東北大学法学部卒業。日本長期信用銀行入行。中央青山監査法人、みすずフィナンシャル・アドバイザーズ、外資系財務アドバイザリー会社等を経て、現職に至る。企業財務アドバイザーとして企業価値評価、公正価値測定、無形資産評価を中心にM&A、グループ事業再編等の支援業務を担当。IFRS財団・公正価値測定教育文書プロジェクト・評価専門家グループメンバー。
主な著書に、「株式価値評価入門」、「公正価値測定の実務Q&A」(中央経済社)等がある。



※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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