S−REITとBTの概要及び活用可能性

日時: 平成27年9月15日(火)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 佐伯優仁(さえきまさひと)氏
森・濱田松本法律事務所
弁護士 ニューヨーク州弁護士

 日系のデベロッパー企業によるアジア各国の不動産開発が加速化し、また、日本の投資家や不動産ファンドの運用会社にとってアジア各国の不動産が優良な投資対象として認識されつつある中、これらのプレイヤーにとって、S-REITはエグジットのツールとして大きな可能性を有するに至っています。
 また、近時注目を集めるホテル、ヘルスケア、インフラ等のオペレーショナル・アセットを対象とする上場ファンド・ビークルとしてビジネス・トラスト(BT)は大きな活用可能性を秘めています。
 本セミナーでは、S-REITとBTの概要及び活用可能性を、J-REITの海外不動産投資や新設されるインフラファンドとの対比を交えて解説します。



1. S-REIT/BTの概要S-REIT/BTの概要
(1) S-REIT/BTの基本的事項
(2) S-REIT/BTの歴史と現状
(3) S-REIT/BTの主要な規制

2. S-REIT/BTの組成
(1) S-REIT/BTのストラクチャー
(2) S-REIT/BTの法制度

3. S-REIT/BTの上場
(1) スケジュール
(2) 上場基準
(3) その他

4. 日本の不動産組入の実務
(1) スキーム
(2) 実務上の論点・留意点

5. S-REIT/BTの活用可能性
(1) 海外不動産を組み入れる上場ファンド・ビークルとして
(J-REITとの対比を交えて)
(2) 日本の事業に投資する上場ファンド・ビークルとしてのBT
(3) 上場外国インフラファンド・ビークルとして
(内国インフラファンドとの対比を交えて)



【講師紹介】
国内外のREIT・不動産取引その他金融全般を取り扱う。
2004年 東京大学法学部卒業
2005年 弁護士登録
2011年 コロンビア大学ロースクール卒業、
同年シンガポールAllen & Gledhill 法律事務所(研修)
2012年 ニューヨーク州弁護士登録

【主な著述】
「Jリートの海外不動産投資」
(ARES 2015年(8月号掲載予定)、共著)、
「東証インフラファンド市場の開設」
(ARES 2015年、共著)、
「日本の事業に投資する上場ファンド・ビークルとしての
シンガポール・ビジネス・トラストの考察」
(ARES 2014年、共著)、
『アジア新興国のM&A法制』
(株式会社商事法務2013年、共著)、
「シンガポールREIT(S-REIT)の上場及び日本の不動産組入の実務」
(ARES 2012年)等、
著書・論文多数。 


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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