表明保証に係る裁判例の分析及び
当該分析を踏まえた契約交渉上の留意点

〜サンプル条項を踏まえた実践的な検討に加え、
表明保証保険の利用可能性についてもフォロー〜


日時: 平成27年11月13日(金)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 35,000円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 中村謙太(なかむらけんた)氏
TMI総合法律事務所 弁護士

講師 田中健太郎(たなかけんたろう)氏
TMI総合法律事務所 弁護士

 表明保証条項は、日本国内のM&A取引に係る契約のほか、ローン契約等の契約においても盛り込まれることが多くなってきており、その効果の大きさ故に契約交渉上の重要論点となることも多いように思われます。
 日本国内では、表明保証条項に係る紛争が裁判所に持ち込まれるケースは多いとはいえず、未だ確立していない論点が残っている状況ですが、表明保証に関する論点を体系的に理解し、近年の裁判例の動向を知ることは、表明保証に係る交渉を優位に進めるために重要な意味を持つため、本セミナーでは、表明保証条項に関する主な論点を整理した上で、これまでに表明保証に関する判断を示した裁判例を分析・整理し、当該分析を踏まえた契約交渉上の留意点を説明するとともに、近年その利用が注目されている表明保証保険の活用可能性についても解説します。



1.表明保証の基本的内容
(1)表明保証の機能と効果 
〜何のために表明保証条項があるのか〜
(2)表明保証の法的性質 
〜瑕疵担保?債務不履行?損害担保合意?〜

2.表明保証に係る紛争類型等
(1)紛争類型 
〜裁判例に見る紛争類型〜
(2)裁判所の判断枠組み 
〜いわゆる情報提供義務違反構成の検討〜

3.主要論点に係る裁判例の分析と実務上のポイント
(1)重要性・重大性による限定 
〜過去の裁判例を踏まえて徹底解説〜
(2)買主の主観による限定 
〜知るべきはアルコ事件だけではない!〜
(3)損害の内容・範囲 
〜具体的に主張・立証することになる損害とは何か?〜

4.表明保証保険の利用可能性
(1)表明保証保険の特徴・利用目的
〜買主側表明保証保険と売主側表明保証保険の違いを
含めて〜
(2)表明保証保険契約の交渉等
〜表明保証保険と買収契約交渉との関係を含めた解説〜
(3)日本企業の利用状況等



【中村謙太氏】
主な取扱い分野は、M&A、コーポレートガバナンス、商事関連訴訟、その他一般企業法務。
著作として、
「MBO事案における株式取得価格決定申立事件の検討」
(MARR Online)、
「日本における表明保証に係る裁判例の傾向・分析と保険活用の可能性」
(MARR Online)
など。

【田中健太郎氏】
主な取扱い分野は、M&A、フランチャイズ、商事関連訴訟、会社法・金融商品引法全般。
著作として、
「表明保証の除外事由としての「開示」の意味」
(金法)、
「日本における表明保証に係る裁判例の傾向・分析と保険活用の可能性」
(MARR Online)、
「改正会社法と実務対応」
(金法)
など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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