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【現地報告】
ブラジル進出企業が知っておくべき最新事情

〜会社法や労働法を中心に日系企業が直面する問題と対策を
実務的な観点から解説〜


日時: 平成28年3月7日(月)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 柏 健吾(かしわけんご)氏
TMI総合法律事務所 弁護士(在サンパウロ)
Motta Fernandes Rocha Advogados法律事務所勤務

 ここ最近のブラジルの経済は非常に停滞してはいるものの、人口を約2億人抱え、かつ、中間層が急激に拡大していることからすれば、まだまだ見過ごせない市場です。また、M&Aの観点で見れば、ブラジルレアルがここ1年で対米ドルで50%近く下落しているため、外資系企業にとってはブラジルで企業買収する大きなチャンスとなっています。もっとも、ブラジルの法律はすべてポルトガル語で規定されていることもあり、日本でブラジルの法律や実務についての情報を得ることは容易ではありません。
 そこで、本セミナーでは、2012年9月から現地の法律事務所にて勤務している弁護士が、ブラジル進出やブラジルでのM&Aに伴い日系企業が直面する問題とその対策について、実務的な観点を交えて解説いたします。



1.ブラジル法の基礎知識
(1)法体系
(2)訴訟の数、期間
(3)契約書作成の実務
(4)ブラジル法に関する情報収集方法
(5)現地法律事務所について

2.主要な法律の実務的な留意点
(1)会社の運営に関する法律
(2)労働法
(3)VISAの取得
(4)知的財産権(ライセンス契約を中心に)
(5)販売代理店利用時の留意点

3.M&A
(1)M&Aのプロセス、手法
(2)主要な法規制

4.最近のトピック
(1)腐敗防止法
(2)個人情報保護法
(3)インターネット法



【講師紹介】
2003年弁護士登録、同年TMI総合法律事務所へ入所。
2012年9月〜2013年12月までTozziniFreire Advogados法律事務所
(ブラジル・サンパウロ)、
2014年1月から現在までMotta Fernandes Rocha Advogados法律事務所
(ブラジル・サンパウロ)に勤務し、
日本企業によるブラジル進出、M&A、知的財産など多くの案件に関与。

著書:
「ブラジル進出の実践的アプローチ」
(BUSINESS LAW JOURNAL 2014年10月号)、
「海外法務便り【ブラジル編】知っておくべきブラジル法の特長及び
最近の法改正」
(経営法友会リポート 2014年09月号)、
「W杯・五輪で注目度上昇 ブラジル進出の法務・税務事情」
(旬刊経理情報 2012年12月10日号)
ほか多数。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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