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PE・VC投資ファンドの組成・運用・投資

〜金融商品取引法の改正を踏まえ、GP及びLPの立場から〜


日時: 平成28年4月13日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 増島雅和(ますじままさかず) 氏
森・濱田松本法律事務所
弁護士 パートナー

講師 田中光江(たなかみつえ) 氏
森・濱田松本法律事務所
弁護士 オブカウンセル

 投資ファンドによるリスクマネーの供給が活発化しており、従来からみられる金融機関による投資ファンドへの投資に加え、事業会社が戦略的にベンチャーファンドへの投資を行う例も増加しています。
 その一方で、本年3月1日より施行の金融商品取引法改正により、適格機関投資家等特例業務(いわゆるプロ向けファンド)に対する規制が強化されました。改正法は、ファンド運営業者におけるこれまでの実務プロセスに一定の変更を求めるほか、金融当局における運用態勢の強化と相まって、適切な法令等遵守が果たせない場合のダメージもこれまで以上のものとなることが見込まれます。
 本セミナーでは、国内外の組合型投資ファンドの組成に多くの経験を持ち、金融監督の現場を熟知する弁護士が、GP、LPのそれぞれの立場から重要と考えられる、国内外の規制や契約実務における論点・留意事項、法改正への実務対応等について分かりやすく解説を行います。



1.組合型ファンドの種類

2.ファンド関連法制の概要

3.金融商品取引法及び政府令の改正

4.その他の関連法令の改正

5.ファンド関連の最近の裁判例

6.組合契約のポイント



【増島雅和氏】 
2000年東京大学法学部卒、
2001年弁護士登録、
2006年コロンビア大学ロースクール卒、
2006〜2007年Wilson Sonsini Goodrich & Rosati法律事務所(シリコンバレー)、
2010〜2012年金融庁監督局保険課兼銀行第一課(法務担当課長補佐)。
IMF外部カウンセル、日本ベンチャーキャピタル協会顧問、経済産業省新事業創出支援関係者会議委員等を歴任。金融機関のM&A及びコンプライアンス、ベンチャーファンドの組成、ベンチャーファイナンス等の案件に従事し、近時はクラウドファンディング、ロボアドバイザー、ブロックチェーンなどFinTech関連事業に関するコンサルティングや政策提言等も行う。日本におけるスタートアップエコシステムの基盤づくりを目指すStartup Innovatorsを主宰し、スタートアップ企業、VC、大企業、金融機関と共に日本の企業文化の刷新のために活動している。

【田中光江氏】 
1998年東京大学法学部卒、
2000年弁護士登録、
2005年コロンビア大学ロースクール卒、
2005〜2006年米国Morgan Lewis & Bockius法律事務所(NY)、
2006〜2011年森・濱田松本法律事務所、
2011〜2013年インドネシア・ジャカルタAdnan Kelana Haryanto & Hermanto法律事務所、
2014年〜森・濱田松本法律事務所にて勤務。
プライベート・エクイティ・ファンド、ベンチャーファンドの組成、M&A、アジア案件、金融規制案件等に関与。常時、多数の国内外のファンド組成案件に関与。多数の海外ファンド運営業者に対し、日本の投資家に対する募集等に関して助言や、国内投資家に対する、海外のファンドへの投資に関する助言も多い。
著書は、
「Private Equity in Japan: market and regulatory overview」
(Practical Law Company、2014年5月)、
「プライベートエクイティ投資ファンドと金融商品取引法」
(Lexis Nexis「Business Issues」2011年11月)
等。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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