新任監査担当者のための
「監査部門による内部監査」の実務


日時: 平成28年4月27日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 鈴木 実(すずきみのる)氏 
厚生労働省 ハローワークシステム評価委員
認定NPO日本システム監査人協会元副会長 公認システム監査人

 企業にひとたび不祥事が起きれば、企業にとって金銭上の損失は当然のこととして、企業のイメージダウン回復のために膨大なコストや手間を要します。
 企業不祥事の未然防止への強化、あるいは株主総会を控えて株主の期待に応えるためにも、企業監査部門の一層の充実が叫ばれております。
 昨年5月施行の「会社法の一部改正する法律」の「監査役等の監査の実効性の確保について」では、監査を支える体制や使用人からの情報収集体制充実のための事項が追加され、内部監査の強化が期待されています。
 今回のセミナーでは、内部統制、業務監査、セキュリティ監査に共通した監査業務について、企業内監査人が習得すべき監査の手続き、監査のノウハウ等を、会計監査基準・内部統制報告制度・ISO認証基準等を体系的に解説致します。
 内部監査部門の重要な役割は、リスクマネジメントの実施状況を評価し、その改善に貢献することと言えます。社内のコンプライアンス向上のために、新任の監査担当者の方、新任監査人を育成指導する方、監査業務の体系的な知識を習得されたい方も、是非ご参加ください。



1.内部統制と企業リスク
(1)コーポレート・ガバナンスと内部監査 (改正会社法の概要)
(2)企業のリスク(マイナンバー運用リスクを含む)
(3)COSO−ERMとは
(4)ERMによる内部監査

2.内部統制の評価・監査に共通する手続き
(1)財務諸表の監査  
(2)内部統制の内部監査
(3)システム監査
(4)ISOの認証監査

3.各評価・監査の手続き及び評価・監査手法事例

(1)内部統制の内部監査とは
(2)監査計画の策定
(3)内部監査の実施
(4)内部監査報告書作成

4.評価・監査手続きのノウハウ
(1)監査技法
(2)内部統制の監査ポイント
(3)セルフアセスメント



・セミナー参加者には、
「内部統制規程集(平成20年鈴木講師編纂)」サンプルCDを進呈します。

【CDの内容】
取締役会規程、監査役会規程、職務権限規程、内部統制規程、内部監査規程、法令遵守規程、個人情報保護規程、販売管理規程、程与信管理規程、商品仕入管理規程、購買管理規程、生産管理規程、在庫管理規程、情報化計画、情報システム管理基本規程、情報システム開発・変更管理・処理規程、情報システム運用規程、情報セキュリティ管理規程、情報システム委託管理規程、情報システム構成管理規程。



【講師経歴紹介】
(株)商船三井システム部にて情報処理業務に従事、主として財務会計・管理会計システム構築を担当。NPO日本システム監査人協会事例研究会にて20年に亘りシステム監査実務を担当、総務省統一IT研修・税務大学IT研修におけるシステム監査コース講師、情報セキュリティに関するセミナー講師を歴任、内部統制導入のコンサルタント及びセミナー講師、自治体のシステム監査、ISMSの審査及びコンサルタント、中小企業のIT経営コンサルタントとして活動中。
共著:
「情報システム監査の実践マニュアル」、
「IT統制監査実践マニュアル」、
「情報システム部」、
「ビジネスXMLの全てがわかる本」、
「SE読本」
等。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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