FinTechを取り巻く近時の状況
〜サービスの内容、法整備、InsTech、諸外国の状況も踏まえて〜
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日時: 平成28年5月24日(火)午後1時00分〜午後4時00分
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会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 鈴木由里(すずきゆり) 氏
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
パートナー 弁護士
講師 金久直樹(かねひさなおき) 氏
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
弁護士
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近時、FinTechに関してはブームともいえる盛り上がりを見せており、様々な新しいサービスへの取組みがなされています。今年3月に国会に提出された資金決済法の改正案には仮想通貨への規制案も含まれました。どのようなテクノロジーをもとに新しいサービスやビジネスが創出されているのか、利用者視点で見た場合のサービスの利便性などを検討・整理した上で、関連する法律の整備状況や今後の課題を解説します。
また、保険版FinTechといわれるInsTech(インステック)への取組みは国内外で開始されており、いくつかの事例をご紹介します。このほか、諸外国でのサービス、法整備の状況も参考情報としてご紹介する予定です。
1. なぜ今FinTechがブームなのか?
(1) 金融とITの歴史
(2) 最新テクノロジーの結集
〜IoT、ビッグデータ解析、人工知能、クラウド、ブロックチェーン
2. 利用者視点から考える各種のFinTechサービス
〜送金・決済、融資、PFM、投資支援、会計、仮想通貨、
クラウドファンディング等
3. 法整備の状況と今後の課題
(1) 関連する法制度の全体像と各省の取組み
(2) 銀行法、資金決済法、電子記録債権法
〜近時の改正法案について
(3) 金商法(クラウドファンディング)
(4) 貸金業法
(5) 割賦販売法(クレジットカード)
(6) 保険業法
(7) 犯罪収益移転防止法、国外送金等調書法、外為法
〜本人確認について
(8) 個人情報保護法、マイナンバー法
4. 保険×IT(InsTech/インステック)の動向
(1) 生命保険とデジタルヘルス
(2) 損害保険と自動走行、テレマティクス保険
5. IT法務、知的財産権の観点からの留意事項
6. 海外事情―米、英、シンガポール等
【鈴木 由里氏】
早稲田大学法学部97年卒、
ニューヨーク大学LL.M. 05年卒。
01年弁護士登録、
05-06年米国Kirkland & Ellis LLP客員弁護士、
08年より渥美坂井法律事務所・外国法共同事業パートナー、
15年より公益財団法人生命保険文化センター理事。
主な取扱業務は金融法務、ストラクチャードファイナンス、IT、M&A、国際取引、国際通商法ほか。当所FinTechチームの代表として一般社団法人FinTech協会の事務局運営にも携わる。
直近の関連著作は
「銀行とFinTech企業によるイノベーション‐金融法とIT法の側面から見たFinTechの論点整理‐」金融法務事情2月10日号(2016)<共著>。
【金久 直樹氏】
東京大学法学部04年卒・
慶應義塾大学法科大学院06年卒・
コロンビア大学LL.M. 12年卒。
14-15年米国Mayer Brown LLP客員弁護士。
07年に渥美坂井法律事務所・外国法共同事業に入所後、各種金融取引、金融機関規制に関する案件に従事し、近時は、当所FinTechチームのメンバーとしてFinTech関連案件に関与する。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
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主催 金融財務研究会
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