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ご好評につき内容をリニューアルして再演

トルコ企業とのジョイントベンチャー

〜実例に学ぶJV契約交渉の勘所と進出後の労務〜


日時: 平成28年5月26日(木)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 江本康能(えもとやすたか) 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
弁護士

 トルコは近年、人口増加による国内市場の成長可能性や豊富な若年労働力の存在などが注目され、製造業をはじめとして日本企業の進出が進んでいます。しかしながら、新規進出企業にとって、トルコにおいて単独で事業をスタートさせ、軌道に乗せることは必ずしも容易ではないとの指摘もあります。また、北アフリカ・中東・中央アジア地域と宗教的同一性・民族的親和性を有するトルコ企業と組むことで、それらの地域への日本企業の進出可能性は広がり得ます。日本企業にとってトルコ企業とのジョイントベンチャーを成功させることは、トルコやその周辺地域への進出に成功する一つの鍵といえます。
 本セミナーでは、イスタンブールの法律事務所に出向経験のある講師が、トルコ企業とのジョイントベンチャーの契約交渉の勘所をお伝えすることを目的として、前半でトルコ法をふまえた基本的なJV契約条項のポイントを解説し、ケーススタディによりJV契約交渉の勘所を分析・検討します。また後半は、トルコにおける労働許可の取得を含め、進出後に問題となるトルコにおける労務について、解説します。



1 トルコ法をふまえたJV契約条項のポイント
〜ガバナンスの基礎から種類株式の活用可能性の検討まで

2 ケーススタディ
〜出資割合に応じたトルコ企業とのJV契約交渉の勘所

3 トルコ進出後の労務
〜トルコ労働法の基礎から労働許可の取得、社内ルールの
整備、リストラクチャリングにおける留意点まで



【講師紹介】
略歴:

2005年 東京大学法学部(法学士) 
2007年 東京大学法科大学院(法務博士(専門職))
2008年 最高裁判所司法研修所修了(61期) 
弁護士登録(第二東京弁護士会)
2009年 アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所 
2011年 東京大学法科大学院非常勤講師
2013年5月 米国Vanderbilt University Law School (LL.M.) 
2013年9月 ロンドンのSlaughter and May法律事務所に出向
2014年4月 イスタンブールのPaksoy法律事務所に出向
2014年12月 アンダーソン・毛利・友常法律事務所復帰

取扱案件:
国内外のクライアントのM&A・ジョイントベンチャー案件や、企業法務一般、保険法・保険業法その他関連法規に関する助言にも多く携わっている。 
<トルコ関連の主な取扱案件>
日系企業によるトルコ企業買収案件、日系企業によるトルコJV出資案件、代理店契約による日系企業のトルコ進出案件、その他、トルコ進出を検討している日系企業や現地日系企業からの法務相談(コーポレート、労務、知的財産等)。

主な著作:
「特別支配株主の株式等売渡請求の実務上の留意点」
(旬刊商事法務No.2083 2015年11月15日号)(共著)、
「トルコにおける進出時の労務 ― 現地企業の運営におけるポイント」
(ジュリスト2015年4月号)(共著)、
「Expansion into the Japanese insurance market」
(Euromoney Yearbooks/International Reinsurance Review 2010/11 and 2011/12) (共著)、
「ANALYSIS 公開買付け」
(商事法務 2009年)(共著)。  


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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