国際的な金融規制の潮流と
リスク管理の課題について

〜金融危機後におけるバーゼル規制改革の最終化を見据えて〜


日時: 平成28年5月27日(金)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 岡崎貫治(おかざきかんじ)氏
有限責任監査法人トーマツ 
金融インダストリーグループ
前金融庁監督局健全性基準室・課長補佐

 2008年9月のいわゆるリーマンショックを契機とした世界的な金融危機は、これまでの金融規制の限界や問題点を明らかとしました。こうした事態を受けて、規制当局(バーゼル銀行監督委員会、金融安定理事会、等)では、銀行の健全性強化(資本規制、流動性規制)や、シャドーバンキング規制等を検討してきました。
 本講演では、国際的な金融規制の潮流を踏まえつつ、特にバーゼル銀行監督委員会の一連の規制改革が2016年末までに最終化される点を念頭に、今後想定されるリスク管理の課題について、解説を行います。



1.金融規制改革の流れ
(1)バーゼルI、II.5、III
(2)シャドー・バンキング(最低ヘアカット)
          
2.リスク管理の課題
(1)信用リスク・標準的手法の見直し
(2)内部モデル手法の利用の制約
(3)その他の論点(オペリスク、市場リスク、等)
       
3.質疑応答



【講師紹介】
銀行、証券会社、信用リスク・データベース機関を経て、有限責任監査法人トーマツに入社。2013年4月より金融庁監督局健全性基準室・課長補佐として、内部格付手法等の承認審査並びにバーゼルIII(流動性規制、等)の国内実施を担当。また、規制目的で使用される先進的リスク計測及び管理を議論するリスク計測部会(The Risk Measurement Working Group)のメンバーを務める。2016年4月に監査法人トーマツに復職。現在は国際的な金融規制及び内部格付手法等に関するアドバイザリー業務に従事。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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