リスク管理業務効率化に向けた
EXCEL操作とデータ処理の基礎


日時: 平成28年7月22日(金)午後1時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 神崎有吾(かんざきゆうご)氏
新日本有限責任監査法人
金融アドバイザリー部 シニアマネージャー

講師 並木智之(なみきともゆき)氏
新日本有限責任監査法人
金融アドバイザリー部 マネージャー

 バーゼル等の新規制が高度化する中、リスク管理部門の担当者は様々な計数を算出することが求められており、業務負荷はますます増加しています。しかも、リスク管理部門の多くの担当者は予算の関係で外部リソースの利用が難しく、かつタイトなスケジュールにも関わらず計算ミスが許容されないという状況に直面しています。
 そこで、リスク管理部門でEXCEL処理が煩雑だと感じている担当者向けに、リスク管理実務に関連したEXCEL操作およびデータ処理方法をご紹介し、EXCEL操作の演習課題に取り組んでいただく、というセミナーを開催します。
 なお、演習に用いたファイルやサンプルプログラムはすべてお持ち帰り頂けます。



1.エクセル関数とデータ処理の基礎知識
・概要:
リスク管理実務でよく使われるEXCEL関数とEXCELマクロ、
開くのが重くなったEXCELファイルの対応方法をご紹介します。

・目的:
演習を実施するために必要な基礎知識の習得を目指します。


2.演習課題
・演習(1):
ストレステスト(時系列データの自動更新、感動度計算の自動化等)
    
・演習(2):
リスクアセット計算
    
・演習(3):
市場系格付データのデータベース構築
    
・目的:
複数の場所に保存されているデータや、ACCESSに格納されているデータから、EXCEL関数やマクロを利用することで計算結果を得るテクニックをリスク管理実務に沿って習得します。

また、演習をとおして、データモデルの見直しに関する重要性を理解していきます。



※EXCELおよびACCESSがインストールされたパソコンは
主催者が準備します。

※ご同業の方からのお申し込みはお断りさせて頂く場合が
ございますので、ご了承ください。



【神崎有吾氏】
格付投資情報センター・金融工学研究所を経て、大手監査法人に入所。統合的リスク管理(ERM)や信用リスクに対するコンサルティングや会計監査に従事。2009年〜2011年、金融庁監督局総務課バーゼルU推進室に出向し、バーゼルII(信用リスク、市場リスク、オペリスク)の業務に従事。2015年に新日本有限責任監査法人入所後は、統合的リスク管理(ERM)の整備・高度化支援、各リスクの計量化・モデル構築支援、内部監査サポート、国内外の規制遵守に係るアドバイザリーを提供。
著書等:
『これで納得! 信用格付モデルの実際』(共著、金融財政事情連載)。

【並木智之氏】
開発・運用経験を経て、2006年に新日本有限責任監査法人に入所。IT統制評価、システム導入に関わる支援業務(パッケージ選定支援、業務および情報システムの現状分析、情報システム化要求事項の整理)を担当したのち、現在は信用リスクおよび流動性リスクの業務効率化、FinTech推進、データ分析による金融系監査支援業務を担当。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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