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発明のオープン&クローズの実践

〜自社技術のブラックボックス化と特許出願を組み合わせた
収益UPの戦略手法〜


日時: 平成28年8月5日(金)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 35,000円(お二人目から30,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 高橋政治(たかはしまさはる) 氏
Kyoshin技術戦略研究所 代表
弁理士・技術士(金属部門)

 自社の技術開発/研究開発の成果(発明)を営業秘密として適切にブラックボックス化したり、一部だけを特許出願したりすることで、自社の売上を向上させ、利益率を高めることができるビジネスモデルを構築できる場合があります。
 特許権の取得やブラックボックス化は、企業収益を向上させるための一つの手段ですから、この手段をうまく利用して自社の売上向上や利益率向上に結び付けることを考えることが必要です。
 しかし、これができている企業は多くないように思います。
 このセミナーでは、ブラックボックス化と特許出願を組み合わせて、いかにして収益を向上させるか、そのヒントを示します。具体的には、自社技術を営業秘密としてブラックボックス化する場合のポイント、それを実現するための社内体制の構築法、ブラックボックス化するか否かの判断基準(オープン&クローズの分岐点)などを解説します。



1.概 要
1.1 自社技術のブラックボックス化とは何か
1.2 ブラックボックス化した場合のメリット
1.3 ブラックボックス化によって莫大な利益が得られるパターン
1.4 ブラックボックス化した場合に生じるリスク
1.5 ブラックボックス化するために必要なこと
  
2.ブラックボックス化するか否かの判断基準
(オープン&クローズの分岐点について)
  
3.ブラックボックス化を実現するための社内体制の構築
3.1 特許検討会の開催
3.2 社員教育
3.3 退職者対策(秘密保持契約と競業避止義務契約)
3.4 職務発明制度の改良

〜質疑応答〜



【講師紹介】
1997年早稲田大学大学院理工学研究科資源及び材料工学専攻修了。
同年、新日本製鐵株式会社入社。製鉄所にて技術開発等に従事する。
2003年特許事務所に入所。
2004年技術士登録(金属部門/第55880号)。
2009年弁理士登録(第16086号)。
その後、特許事務所を経営。現在は、開発技術のブラックボックス化を利用した戦略の策定、ブラックボックス化を実現するための社内体制の構築支援、社内研修会、セミナー・講演活動、ならびに、国内および外国における特許権利化業務等に従事する。

主な論文に
「技術開発・研究開発成果のブラックボックス化への考察」
(月刊「化学経済」、化学工業日報社、2015.3月)、

書籍として
「技術者・研究者のための特許の知識と実務(第2版)」
(秀和システム、2015年9月出版)、
「進歩性欠如の拒絶理由通知への対応ノウハウ」
(経済産業調査会、2016年1月出版)
などがある。

本セミナーと関連するサイト(http://www.t-pat-eng.com/)を運営している。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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