ブラジルで日系企業が直面する問題への
法的対応策

〜債権回収・倒産、事業規模縮小・撤退、
社内調査・コンプライアンス等〜


日時: 平成28年9月7日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 石井 淳(いしいじゅん) 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 弁護士

 政治的混乱と不景気が続くブラジルにおいて、現在日系企業から受ける法律相談は、債権回収・倒産、事業規模縮小・撤退、社内調査・コンプライアンス等、いわば「後向きな問題」が中心となっているように思われます。また、昨今のレアル安等の影響により、現在ブラジルへの投資を検討している日系企業も少なくないと思われますが、今後ブラジルに進出する企業にとってもこれらの問題を理解しておくことは重要と思われます。
 そこで、本セミナーでは、ブラジルの大手法律事務所で研修経験を有する弁護士が、ブラジル人弁護士の協力も得て、ブラジルの最新の政治状況についても触れながら、上記の各トピックについて整理し、その法的対応策についてお伝えします。



1.ブラジルの現在の政治状況
(新法制定・法改正に与える影響等)
 
2.債権回収と倒産

(1)債権回収の手法と保証・担保
(2)倒産手続の流れ
 
3.事業規模縮小と撤退
(1)事業所の閉鎖、合併、会社分割、事業譲渡
(2)会社の清算
 
4.社内調査とコンプライアンス
(1)社内不祥事への対応
(2)独占禁止法と社内規程
(3)腐敗防止法と社内規程



【講師紹介】
2005年3月、東京大学法学部卒。
2007年3月、東京大学法科大学院 (法務博士 (専門職))修了。
2008年12月、司法修習(61期)を経て弁護士登録(第二東京弁護士会)。
2009年1月、アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。
2014年6月、米国University of Chicago (LL.M.)修了。
2014年9-11月、チリ(サンティアゴ)のBarros & Err?zuriz Abogadosに勤務。
2014年12月- 2015年11月、ブラジル(サンパウロ)のPinheiro Neto Advogadosに勤務。
2015年9月、ニューヨーク州弁護士登録。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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