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【バーゼル規制】
信用リスクに関する見直しの動向

〜規制の最終化を見据えた「標準的手法」、
「内部格付手法」の見直し案と金融機関への影響〜


日時: 平成28年9月7日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 栗谷修輔(くりたにしゅうすけ) 氏
キャピタスコンサルティング株式会社 プリンシパル

 バーゼル銀行監督委員会は「信用リスクに係る標準的手法の見直し(第二次案)」(2015年12月)、「信用リスクアセットのばらつきの削減案」(2016年3月)の市中協議文書を公表しています。2004年に合意されたバーゼルII以来、12年ぶりに信用リスクに係る規制が大きく見直されます。2008年の金融危機以降、多くの規制強化が行われてきましたが、この信用リスク規制の見直しもその一環であり、「標準的手法」、「内部格付手法」の両方が対象です。
 本セミナーでは、現在公表されている市中協議案の内容を解説し、本年末に予定されている規制の最終化を見据えて、論点とその対応策について整理を行います。また、見直しによる金融機関への影響、他の規制動向との関連についても概観します。



1.標準的手法の見直し案
* 見直しの目的
* 現行規制、第一次案からの経緯
* 債権カテゴリー毎の見直し案詳細
* 規制の最終化に向けた論点と対応策
    
2.内部格付手法の見直し案
* 見直しの目的
* 現行規制からの経緯
* 債権カテゴリー毎の見直し案詳細
* 規制の最終化に向けた論点と対応策

3.金融機関への影響
* 数値(自己資本比率)上の影響
* 業務・システム上の影響
* 資本フロアの影響
* 他の規制動向との関連について

4.質疑応答



【講師紹介】
早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。日本長期信用銀行、興銀証券(現・みずほ証券)にてリスク管理、金融商品開発・営業に従事。2000年データ・フォアビジョン株式会社入社。金融機関に対して収益リスク管理システムの設計・開発、データ分析、コンサルティング等を行う。2011年12月にキャピタスコンサルティングに参加。公認内部監査人(CIA)。

著書:
「金融機関の市場リスク・流動性リスク管理態勢」、
「リスクマネジメントキーワード170」、
「【全体最適】の銀行ALM」、
「金融リスクマネジメントバイブル」、
「市場リスク・流動性リスクの評価手法と態勢構築」
など多数(金融財政事情研究会)。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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