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資本コストと企業価値評価

〜3時間で習得、コーポレートファイナンスの基礎〜


◇午前午後の両講座を通しで同時お申込みには
午後の講座が29000円に割引となります◇


日時: 平成28年10月24日(月)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 小林 武(こばやしたけし)氏 
名古屋商科大学経済学部・同大学院マネジメント研究科 
教授

 資本利益率であるROEやROICに注目が集まる今日、その資本利益率の水準を評価するに当たって資本コストは最も重要な概念です。企業の財務情報から計測できるROEやROICとは異なり、資本コストはファイナンスの基本的な理解が不可欠ですが、難解な議論も多く書物などによる独習では困難を伴います。
 本セミナーでは、内外の金融機関で20年以上にわたる企業価値評価や資産運用業に携わってきた講師が、資本コストの計測方法や資本コストを使った企業価値評価の考え方を体系的に説明します。また、実際の企業の財務・金融市場データを用いて実践的なExcelの演習を随所に取り入れます。直感的なイメージに主眼をおき、理論の本質を理解できるように解説いたします。
 本セミナーを受講することにより、実際のデータを使った資本コストの計測方法とそれを企業価値評価に活かす方法を習得することができます。
 コーポレートファイナンスの知識がない方、一度は学んだものの苦手意識を持っている方、企業価値評価に関心のある方のお役に立てるようにわかりやすく説明いたします。



1.はじめに −ROEと資本コストの関係−
 
2.個別証券のリスクとリターン
 
3.ポートフォリオのリスクとリターン
 
4.β(ベータ)と資本資産価格モデル(CAPM)
 
5.加重平均資本コスト(WACC)
 
6.日本企業・海外企業の事例
 
7.資本コストを使った企業価値評価

〜質疑応答〜



【講師紹介】
慶應義塾大学商学部卒。フランスグランゼコールHEC経営大学院国際金融専攻修士課程修了。筑波大学大学院ビジネス科学研究科にて博士(経営学)号取得。20年以上にわたり、東京銀行、格付投資情報センター、バークレイズ・グローバル・インベスターズ、三菱UFJモルガンスタンレー証券、NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング(新日鉄住金ソリューションズ子会社)にて企業評価、資産運用、リサーチ業務等に従事。2014年より名古屋商科大学および同大学院にてファイナンス論、金融論、金融政策論、マクロ経済学等の講義を担当。京都大学経済研究所・滋賀大学経済学部にて非常勤講師を兼任。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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