金融財務研究会TOP > セミナー一覧 > 電力・再生可能エネルギーセミナー > 太陽光発電事業その他再エネ発電事業に関する新制度とプロジェクトファイナンスの実務


太陽光発電事業その他再エネ発電事業に関する
新制度とプロジェクトファイナンスの実務


日時: 平成28年11月30日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 小林 努(こばやしつとむ)氏 
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
パートナー弁護士

  平成24年7月に施行された再生可能エネルギー特別措置法は、本年6月に大幅な改正が行われました。改正法の施行は来年4月1日に予定されており、これに伴って関連する施行規則の改正も行われます。同法に基づく認定など、制度の根幹をなす概念自体から大きく変更されますので、新制度の内容、現行の制度との関係や新制度への移行について正しく理解しておくことが、同分野における今後の事業展開に不可欠となります。
 本セミナーでは、太陽光を中心に、再エネ発電事業に関する新制度について主に解説しつつ、当該事業の開発資金をプロジェクトファイナンスの手法で調達する場合を想定した実務的な留意点についても扱う予定です。
 太陽光発電事業その他再エネ発電事業及びこれに対するプロジェクトファイナンスへの関与を検討している事業者及び金融機関のいずれの方々も対象とするものです。



1.新たな固定価格買取制度の概要
(1) 制度改正の状況
(2) 改正法・改正施行規則の内容
(3) 制度移行に向けた対応

2.プロジェクトの開発・運転等に関する論点
(1) スキームの検討
(2) 新制度下の運転開始期限
(3) 事業用地に関連する問題
(4) プロジェクトに関連する主な契約
(電力受給契約、建設請負契約、運用・保守委託契約など)
(5) セカンダリー案件の留意点(譲渡契約など)

3.プロジェクトファイナンスの契約上の留意点
(1) プロジェクトファイナンスの概要
(2) プロジェクトファイナンス型ローン契約の特徴
(資金管理ルールなど)
(3) 担保設定方法(セキュリティパッケージ)と実行方法
(ステップイン)

4.質疑応答


本セミナーに限り法律事務所ご所属の方は
お断りさせていただきますことをご了承願います。



【講師略歴】
1998年東京大学法学部卒業。2010年ペンシルバニア大学ロースクール修了(LL.M.)。
弁護士になる前は、株式会社東京三菱銀行(現、株式会社三菱東京UFJ銀行)にて勤務。2004年弁護士登録。
主に、プロジェクト・ファイナンス、PFI、買収ファイナンス、不動産ファイナンス、証券化・流動化等のストラクチャードファイナンス案件や、エネルギー・インフラ開発案件に従事。特に、発電事業に関しては、太陽光、風力、バイオマス等のみならず、石炭等の火力発電事業にも多数関与。
株式会社三井住友銀行の英国現地法人に出向して欧州における再生可能エネルギー関連のプロジェクト・ファイナンス案件に関与した他、株式会社新生銀行に出向して銀行法務全般に従事した経験を有する。

著作物として
「World Legal & Business Guide No.3 イギリス」(共著、Business Law Journal)など。また、プロジェクト・ファイナンス関連、エネルギー関連の講演多数。



※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.