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初めての英文契約書【超入門編】全2回

第2回 英文契約理解への近道、OJT実施法

日時: 平成28年12月21日(水)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 29,800円(お二人目から27,000円)
(消費税、参考資料を含む)

本セミナーは全2回シリーズです。1回目ご参加の場合は、
割引料金27,000円が適用されますので(お二人目も同じ)
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。
2回分一括お申込みの場合は、54,000円の特別料金となります。

講師 野口幸雄(のぐちゆきお)氏
赤坂ビジネスコンサルティング代表
英文契約書翻訳家、企業国際取引コンサルタント

 国際取引のグローバル化が進展している昨今、企業では、即戦力を期待されてはいても、初めて英文契約書と向き合い戸惑う社員の方もいらっしゃると思われますが、これは、社内での体系立った教育・指導体制が未だ充分整っていない為もあると思われます。
 本セミナーでは、30年に亘り国際企業法務に携わってきた講師が、英文契約書の基礎知識と全体構造について、“実務担当者が知っておくべき最低限の常識”を、受講生と同じ目線に立ち、入門者にも手早く且つ容易に理解できるよう2回に分けて説明いたします。
 全2回を受講すると十分な理解が進みますが、単独回受講しても各回独立した実務に役立つ講義となっています。また、配布する資料は実務上重要な情報を多数含む詳細なもので、後日、使用する際にも充分に役立つ資料となっています。
 今回のセミナーは、英文国際契約を理解するための近道とされる「一般条項」の特徴・留意点の詳しい解説、また、オン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)によって英文契約書実務を身に付ける技法・手段について分かり易く解説致します。



第3部 英文契約の読み方・書き方の実務ポイン
3−1 英文契約の読み方
(1)国内契約に見られない「一般条項」の読み方―(英文契約の第一関門)
イ.契約期間 Term, Contract Period 
ロ.契約解除 Termination
ハ.契約終了の効果 Effect after Termination 
ニ.不可抗力 Force Majeure     
ホ.権利放棄 Waiver
へ.完全合意 Entire Agreement
ト.見出しの効力 Headings  
チ.支配言語 Controlling Language
リ.準拠法 Governing Law
ヌ.裁判管轄 Jurisdiction
ル.訴訟費用 Litigation Cost
ヲ.仲裁 Arbitration
ワ.通知 Notice   
カ.契約譲渡 Assignability     
ヨ.分割可能性 Severability

(2)法律英語の読み方
イ.英文契約書の助動詞の使い方
ロ.英文契約書の法律専門用語・用法
    
3−2 英文契約の書き方
(1)どのようにして書くのか(雛形・サンプルの入手が先決)
(2)英文契約の様式性の高さ
     
第4部 英文契約業務のオン・ザ・ジョブ・トレーニングの実施法
4−1 「500時間ルール」の実行  

4−2 社外の実務教育セミナー

4−3 参考書の活用 

4−4 共同研修会の開催  

4−5 「ピーターの法則」         

<セミナースケジュール>
12/7(水)第1回 13:00-16:00・・・英文契約の常識を理解する
     


【講師略歴】
東京大学法学部卒業と同時に、味の素(株)入社。米国、ドイツ、フランスの同社海外事業部駐在員延べ9年間勤務の後、本社法務部門の担当者・責任者(役員待遇)として約20年間、合弁事業、M&A、輸出入等の各方面の国際契約、及び訴訟業務に携わる。退職後、数年間バベル・ユニバーシティ講師として、英文契約書の読み方・書き方の講義を担当、また、日本貿易振興機構(ジェトロ)、商工会議所等で、英文契約のセミナー講師を勤める。主な著書に、「ひと目でわかる英文契約書」(2011年9月かんき出版刊、2015年2月重版)等がある。 
 
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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