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シミュレーションとカウンタープロポーザルで
効率的交渉手法を学ぶ

ビジネスパーソンのための
英文契約書の基本的チェックポイント

日時: 平成29年1月12日(木)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 36,700円(お二人目から31,000円)
(消費税、参考資料を含む)

書籍ご持参の方は、2,200円引きとなりますので
(店頭販売価格とは異なります)
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。

講師 牧野和夫(まきのかずお)氏
芝綜合法律事務所 
弁護士・弁理士・米国弁護士

 英文契約書の審査をご担当される方は、相手方やスタッフが作成したドラフトをチェックする際に、必ずレビューすべきチェックポイントがあります。本セミナーは、まず前半では、英文契約書特有の重要基本表現について例文を使ったミニ演習(相手方から例文のような提案がなされた場合に、どのように対案=カウンタープロポーザル=を検討すべきか)を中心に、英文契約書の基本的なチェックポイントと交渉の基礎知識を学びます。
 後半では、交渉のシミュレーションを行い、相手方から提示された秘密保持契約書や購買基本契約書などのドラフトの落とし穴を見つけて、どのように有効な対案(カウンタープロポーザル)を打っていったら良いのかについて実践的に学びます。
 新任マネジャーを含む、英文契約の審査をご担当する皆様の参加をお待ちしています。



【基礎知識編
1.日本語の契約書と英文契約書の書かれている
根本思想の違い
2.効果的に英文契約書を読むため一般的な構成を知る
3.英文契約書のドラフトはどうやって行われているか


【演習編】
相手方から例文のような提案がなされた場合に、どのように対案(カウンタープロポーザル)を検討すべきかを考えていただきます。

1.英文契約書の必須英語表現と基本的カウンター手法
(相手方ドラフトのリスク評価と交渉で有効な対案を
打っていくために必須な表現)
(1)条件に関する表現   
(2)義務に関する表現  
(3)責任・保証に関する表現
(4)法的拘束力に関する表現  
(5)権利の法的性質に関する表現
(6)選択権に関する表現    
(7)損害の種類に関する表現

2.演習編
(1)秘密保持契約書【NDAレビューチェックポイント】
(2)売買取引条件(約款)
(3)購買基本契約書

3.覚えておきたい重要事項
一般条項(General Provisions)とは 
(準拠法・裁判管轄・仲裁の合意の基準・ポイントをどのように考えるか、ウィーン条約が適用される場合の留意点など)

提供図書:講師著『初めての人のための英文契約書の実務』
(中央経済社 税込2,808円)をテキストとして使います。
同書をお持ちで当日持参される方は、セミナー代金より
2,200円割引いたします。



【講師紹介
1981年早稲田大学法学部卒。1989年GM Institute修了、1991年ジョージタウン大学ロースクール法学修士号、2013年ハーバード・ロースクール交渉戦略プログラム修了。いすゞ自動車株式会社法務部課長、アップルコンピュータ(株)法務部長、早稲田大学大学院講師、東京理科大大学院客員教授、尚美学園大大学院客員教授を経て、現在、英国国立ウェールズ大学大学院(ビジネススクール)教授、関西学院大学法学部・商学部講師、明治学院大学法学部講師、国士舘大学大学院講師、企業法務協会理事など。

主な著書に
「英文契約書の基礎と実務」DHC、「やさしくわかる英文契約書」日本実業出版社、「国際取引法と契約実務(3訂版)」(共著)、「初めての人のための契約書の実務」、以上中央経済社、「契約書が楽に読めるようになる「英文契約書の基本表現」」日本加除出版、ほか現在まで著書は66冊を数える。

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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