国際紛争解決の実務

東南アジアにおける
国際紛争の戦略的アプローチと最先端の実務


日時: 平成29年1月25日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 鈴木 優(すずきまさる)氏
TMI総合法律事務所 弁護士

 アセアン地域への日本企業の進出が増えるにつれて、現地のパートナーや取引先との間で国際民事紛争が生じるリスクが高まっています。
 国際民事紛争を処理する際には、国内における紛争解決と比較して、より多くのコスト、時間及び労力を要するのが通常です。
 それを未然に防いだり、効率的に対処することができれば、それに越したことはありません。
 本セミナーでは、国際紛争が生じる潜在的なリスクを見越して予防的に打つ手はないのか、国際紛争を時間やコストの面でより効率的に解決する方法はないのかという点に焦点を当てて、国際紛争への戦略的アプローチを解説します。
 また、国際紛争解決のハブとしての存在感を増しているシンガポールの実情についても、ご紹介します。



1.国際民事紛争に取り組む上で考慮すべきポイント

2.紛争解決条項の戦略的策定

(1)紛争解決手段の選択方法
(2)法廷地選択の考え方
(3)紛争解決条項のバリエーション

3.国際訴訟と国際仲裁の選択

4.東南アジアにおける国際紛争解決のハブとしての
シンガポールの役割

(1)国際商事仲裁の基点としてのシンガポール
(2)シンガポール国際商事裁判所の設立とその有効性

5.国際紛争解決とコストコントロール
国際紛争解決に要するコストをどのようにコントロールすべきか



講師紹介:
2000年東北大学法学部卒業、2003年東北大学大学院法学政治学研究科(国際民事訴訟法専攻)修了、2014年Duke University、School of Law卒業(L.L.M)。2015年シンガポールのラジャ&タン法律事務所。国際紛争(国際訴訟、国際商事仲裁)、海外進出、海外子会社管理、コンプライアンス、コーポレートガバナンス、M&A、ジョイントベンチャーなどを主に取り扱う。日本仲裁人協会、国際私法学会所属。

著 書:
「個人情報管理ハンドブック第3版」(共著)2016年、「ソフトウェア取引の法律相談」(青林書院)2014年、「インターネット新時代の法律実務Q&A第2版」(共著)加除出版2013年、「訴訟対応も踏まえた法務担当者のための訴訟抑止業務」(共著)2007年等。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.