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マイナス金利下における管理会計・
リスク管理態勢の再点検

〜規制対応・収益性向上を見据えた態勢高度化〜


日時: 平成29年2月13日(月)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 栗谷修輔(くりたにしゅうすけ) 氏
キャピタスコンサルティング株式会社
プリンシパル

 2016年1月、日本銀行は「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を導入しました。さらに9月には「イールドカーブ・コントロール」を追加し、長短金利上昇の抑制に意図が鮮明になっています。円金利市場では、多くの年限でマイナス金利となっており、この状態は当面の間続くものと予想されています。銀行では、内部管理として管理会計・リスク管理が行われていますが、マイナス金利によって様々な支障が出ています。本セミナーでは、マイナス金利による管理会計・リスク管理への影響、課題およびその対応策について整理を行います。その上で、マイナス金利下での収益性向上のための内部管理の方向性について考察を行います。また、バーゼルを中心とした各種規制対応と内部管理高度化の関連性についても解説を行います。



1.銀行の管理会計・リスク管理態勢の現状
・標準的な管理会計の態勢と課題
・標準的なリスク管理の態勢と課題

2.マイナス金利による影響及び対応策

・マイナス金利の現状について
・管理会計における影響及び対応策
・リスク管理における影響及び対応策

3.収益性向上に向けた内部管理態勢の再点検
・収益性向上を見据えた管理会計・リスク管理態勢の高度化
・銀行の企業価値向上に向けた高度化

4.各種規制対応

・金融庁「金融レポート」「金融行政方針」への対応
・バーゼルW「銀行勘定の金利リスク(IRRBB)」への対応
・その他

5.質疑応答



【講師紹介】
早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。日本長期信用銀行、興銀証券(現・みずほ証券)にてリスク管理、金融商品開発・営業に従事。2000年データ・フォアビジョン株式会社入社。金融機関に対して収益リスク管理システムの設計・開発、データ分析、コンサルティング等を行う。2011年12月にキャピタスコンサルティングに参加。公認内部監査人(CIA)。

著書:
「金融機関の市場リスク・流動性リスク管理態勢」、
「リスクマネジメントキーワード170」、
「【全体最適】の銀行ALM」、
「金融リスクマネジメントバイブル」、
「市場リスク・流動性リスクの評価手法と態勢構築」
など多数(金融財政事情研究会)。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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