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好評再演

D&O保険の更なる活用と
社内手続きのQ&A

〜税務上の取扱いについて
当局から示された新たな考え方についても〜


日時: 平成29年3月10日(金)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 梶元孝太郎(かじもとこうたろう) 氏
森・濱田松本法律事務所 弁護士  

 本セミナーでは、D&O保険の更なる活用や、保険契約の締結において必要となる社内手続きについて、代表的な日本のD&O保険におけるカバー内容を説明し、保険契約の締結に関して必要となる社内手続(取締役会の承認、社外取締役の同意等)を解説します。関連して、経済産業省の研究会報告書(「コーポレート・ガバナンスの実践」)において示された活用の視点、税務上の取扱いについて当局から示された新たな考え方についても解説します。



1.D&O保険とは
(1) 基本的な仕組み   
(2) 用語の解説
   
2.D&O保険の付保内容

(1) 原則的な付保内容
(2) 子会社の取扱い
   
3.更なる付保内容の充実
(1) 填補限度額の追加
(2) 争訟費用の前払い
(3) 会社が損害賠償請求した場合の補償
(4) 保険契約終了後の補償の継続
(5) 退任役員の補償
(6) 組織再編に伴う補償の継続
   
4.保険契約締結等に関する社内手続き
(1) 株主総会における承認
(2) 取締役会における承認
(3) 社外取締役の関与
(4) 保険契約の内容に応じた留意点
   
5.税務上の取扱いの留意点

(1) 必要となる手続
(2) 一部役員個人負担を継続することの可否   

〜質疑応答〜



【講師紹介】

2007年東京大学法学部卒業。
2009年早稲田大学大学院法学研究科修了。
2011年1月現事務所入所。
2013年経済産業省経済産業政策局産業組織課に出向
(課長補佐、M&A及びコーポレートガバナンス関連の施策を担当)。
2015年7月現事務所復帰。

著書:
「日本版リストリクテッド・ストックの導入(上)(下)
−譲渡制限付株式報酬導入に係る実務上の留意点−」
(旬刊商事法務2016年、共著)、
「産業競争力強化法逐条解説」
(一般財団法人経済産業調査会、2014年、共著)、
「コーポレート・ガバナンスの実践
−企業価値向上に向けたインセンティブと改革−〔上〕〔下〕」
(旬刊商事法務、2015年、共著)、
「D&O保険と会社補償の活用」
(ビジネス法務、2015年)
等多数。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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