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FIDIC Yellowbook99年版条文解説

〜3時間で全体構造と全条文を理解する〜


日時: 平成29年3月28日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 宇野伸太郎(うのしんたろう)氏
西村あさひ法律事務所シンガポールオフィス
共同代表・パートナー弁護士
英国・シンガポール仲裁人協会フェロー

 海外の建設・インフラプロジェクトの主要約款であるFIDICは、ODAプロジェクトなど日系企業が関係する国際プロジェクトで広範囲に使用されています。近時は、請負者が、施工のみならず設計も担う設計施工契約であるFIDIC Yellowbookが利用されることが増えています。また、FIDICの主要契約は、2017年中旬に18年ぶりの改訂版が出る予定ですが、2017年版は99年版をベースに、契約の分量が5割増しになるものであり、2017年版を理解するには、99年版の正確な理解が必須となります。
 本セミナーでは、海外建設協会(OCAJI)でFIDIC条文解説を担当する講師が、FIDIC Yellow book 1999年版(設計施工契約)について、全体の構造、全条文のポイント、関連する重要判例の解説、そして、2017年版での変更箇所にも若干の言及を行います。



1.FIDIC Yellowbookの構造

2.FIDIC Yellowbook全条文の骨子とポイント解説

3.質疑応答



(注)FIDIC Yellowbook 1999年版は各自ご持参ください。



【講師紹介】
インドネシアなど東南アジアにおける国際建設・インフラプロジェクトに関する紛争(仲裁・訴訟)に集中的に関わっており、特に、ODAの建設・インフラプロジェクトの経験が豊富である。
2002年東京大学法学部卒業、2003年弁護士登録、2010年カリフォルニア大学バークレー校ロースクール修了(LL.M.)、2011年ニューヨーク州弁護士登録、2010年-2011年Shearman & Sterling法律事務所(サンフランシスコ)、2011年-2013年清水建設国際支店出向(シンガポール駐在)、2013年クアラルンプール仲裁センター(KLRCA)建設紛争裁定制度(CIPAA)認定裁定人、2014年英国仲裁人協会フェロー、同年シンガポール仲裁人協会フェロー。2015年インドネシア仲裁委員会(BANI)仲裁人、同年KLRCA仲裁人。2016年西村あさひ法律事務所シンガポールオフィス共同代表。

【主な講演】
「FIDIC Redbook全条文逐条解説」(海外建設協会。2015年7月東京、2016年1月ジャカルタ、ホーチミン、ハノイ、同年7月東京、同年12月プノンペン、ホーチミン、ハノイで実施)、建設・インフラプロジェクトにおける紛争解決〜BANI仲裁と裁判〜(ジャカルタインフラ研究会、2016年8月)、「RiskAllocation Trends and Approaches」(シンガポール建設法学会、2015年9月)。

【主な論文】
「国際建設仲裁概観」
(共著、三木浩一ら編『国際仲裁と企業戦略』(有斐閣、2014年12月))


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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