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中東進出の法務

〜中東のハブであるUAE、
制裁緩和で注目が集まるイランを中心に〜


日時: 平成29年4月5日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 西尾賢司(にしおけんじ) 氏
森・濱田松本法律事務所 弁護士

 近年、中東に進出する日系企業の数は増加傾向にあります。中東(更にはアフリカ)へのアプローチとしては、まずはUAE(特にドバイ)に拠点を置くことが一般的であり、堅調な人口の増加によるマーケットの更なる拡大や2020年に予定されているドバイでの万博博覧会の開催等による経済効果等を見込んで、日系企業の進出が更に加速することが予想されています。また、2016年1月に実施されたイランに対する経済制裁の緩和に伴い、世界中からイランにおけるビジネス・投資に注目が集まっており、日系企業についてもイランへの進出が活発化しています。しかしながら、投資先としての関心の高まりの一方で、中東に関して入手できる情報は、現状決して多いとは言えません。
 本セミナーでは、UAE及びイランを中心に、他の注目国(サウジアラビア等)についても触れながら、中東への進出に関する法務について解説を行います。



1.中東概観
    
2.UAE

(1) UAEへの進出法務
(2) M&A法制
    
3.イラン
(1) 制裁概要
(2) イランへの進出法務
(3) M&A法制
    
4.その他の地域(サウジアラビア等)

〜質疑応答〜



【講師紹介】
2007年神戸大学法学部卒業、2009年弁護士登録。2015年Northwestern University School of Law(LL.M), Kellogg School of Management (Certificate in Business Administration)卒業、2015年から2016年にかけてAllen & Overy Dubai Officeにて執務。
 
主な取扱分野は、M&A・組織再編、キャピタルマーケッツ、中東・アジア関連業務。中東関連業務としては、Allen & Overy Dubai Officeでの執務中に数多くの中東における買収・組織再編案件やジョイントベンチャー案件、商業代理店案件を手掛け、また日本に帰国してからもUAE、イラン、サウジアラビア等の中東諸国の案件に関するアドバイスを行っている。

主な著作として、「イラン競争法概観」(月刊ザ・ローヤーズ 2016年12月号)、「イランにおける合弁事業の実務」(月刊ザ・ローヤーズ 2016年12月号)、「アラブ首長国連邦進出の実務」(ビジネス法務・2017.1月号)、「アジア新興国のM&A法制」(共著・商事法務・2016)、「上場株式取引の法務」(共著・中央経済社・2014)など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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