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ベトナム案件の最新実務

〜すぐに応用できる新情報:
M&A、JV、不動産投資、紛争解決など〜


日時: 平成29年5月8日(月)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 加本 亘(かもとわたる)氏
ホーガン・ロヴェルズ法律事務所外国法共同事業
パートナー・弁護士・ニューヨーク州弁護士

講師 野口真吾(のぐちしんご) 氏
ホーガン・ロヴェルズ法律事務所外国法共同事業
アソシエイト弁護士

 2015年施行の投資法・企業法をはじめ改正外国資本法制実務が定着しつつあるベトナムでは、投資環境のさらなる拡大が見込まれている。講師が所属する法律事務所はベトナムに2つもオフィスを有し、現在、日本企業によるベトナム案件の引き合いが非常に増えている。
 本講義では特に、近時外国資本へのマーケット開放に大きく舵を切った不動産関連法制、ベトナムの紛争実務及びビジネス検討段階における紛争リスクマネージメントを解説し、併せて講師が実際に経験してきたM&A・会社設立・紛争に伴う数多くのリーディングケースを概観する。実際のベトナム実務で直ちに応用することができるプラクティカルな講義内容を狙いとしている。
 


@ 近時の改正を踏まえたベトナムにおける投資制度の概観
(典型的なM&Aストラクチャーを例に)
  
A ベトナム不動産法務
・ 外国資本による土地・建物制度の利用
・ 住宅所有に係る規制範囲
・ 不動産の管理(登記・価格制度)
・ 不動産担保の金融実務
・ マスターリースを解禁した不動産事業
・ 開発プロジェクトとM&A
  
B ベトナム紛争制度
・ ベトナム裁判所の枠組みと問題点
・ ベトナム仲裁制度・機関の利用
・ ベトナム国外仲裁機関の利用
(実際に問題となったエンフォースメント)
・ 紛争リスクマネージメント
  
C Case Study
・ M&Aや会社設立に関係する特徴的なライセンスの事例
・ 実際のM&Aプロセスにおける特徴的な事例
・ 実際に生じた紛争の事例   
  
〜質疑応答〜



【講師紹介】
加本 亘 氏 

1996年東京大学法学部卒業。同年司法試験合格。2000年弁護士登録(52期)。2006年ニューヨーク州弁護士登録。2005年ニューヨーク大学(NYU)国際租税修士課程(International Taxation LLM)、2006年ニューヨーク大学(NYU)租税法修士課程(Taxation LLM)修了。2000年-2006年Freshfields Bruckhaus Deringer(法律事務所)勤務。2007年-2011年Allen&Overy(法律事務所)勤務。2012年1月以降、日比谷中田法律事務所パートナー弁護士。2015年表記現事務所へ。
著書に「弁護士のための租税法」(千倉書房、共著)など。
IFA会員、2011年IFAパリ大会ブランチレポーター。
 
【講師紹介】
野口真吾 氏
 
ハノイ・ホーチミン両都市の現地事務所において通算3年超の出向経験を有し、ライセンス・各種許認可に関連するM&A・会社設立、また政府折衝や紛争実務を数多く扱う。2006年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、2008年同大学大学院法務研究科卒業、2009年弁護士登録。現在はHogan Lovells東京事務所のコーポレートM&Aチームに所属し、クロスボーダー案件を担当している。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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