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カーブアウト型M&Aとスタンドアローン問題

〜財務的視点から見る交渉ポイントと対策・事前準備〜


日時: 平成29年5月17日(水)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 荒木隆志(あらきたかし)氏
公認会計士
トランザクション・サポート株式会社 代表取締役

 企業の一部事業、あるいは企業グループ内の一部事業を譲渡するカーブアウトは、「選択と集中」のためのM&Aには必要不可欠な取引スキームですが、母体企業・グループと一体で機能していた事業を切り離すことで様々な「スタンドアローン(独立運営)問題」が発生します。
 売り手が売却事業に対する適正なリターンを獲得し、また、買い手は事業価値を毀損させずに適正な価格で買収するため、どのような事前準備・検討を行うべきか、財務アドバイザーとして長くM&Aに関わってきた実務的観点から解説します。
 


1. カーブアウトの意義と類型
 
2. カーブアウト・スタンドアローン問題とは何か?
 
3. スタンドアローン問題の定量評価と事業価値評価
 
4. 譲渡範囲の設定に係る問題
(資産、契約、人)
 
5. 譲渡範囲の設定と事業価値評価の関係
 
6. 売り手からの買い手への暫定的サービス提供契約
(TSA)
 
7. カーブアウトにおける譲渡契約の論点
(価格調整、瑕疵担保等)
 
8. 買い手側、売り手側それぞれのポスト・ディールの課題
 
9. 買い手側リスク低減のためのスキームの工夫
 
10. 売り手側が売却事業価値を高めるための事前準備



【講師紹介】
旧青山監査法人(現PwCジャパン)にて監査業務、株式公開支援業務を経験後、2000年からPwCのM&Aアドバイザリー・グループ(現プライスウォーターハウスクーパース株式会社)に異動し、日本における会計事務所のM&A財務アドバイザリー業務の草分けとして、デリジェンス、企業価値評価、その他M&Aアドバイザリー業務で数百件以上のM&A、事業再編、企業再生案件に関与。
2014年10月、M&A財務アドバイザリーを主たる事業とするトランザクション・サポート株式会社設立。

著作:
「カーブアウト型M&Aの実務」(中央経済社)、「財務デューデリジェンスの実務」(中央経済社)共著等。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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