金融財務研究会TOP > セミナー一覧 > 海外子会社法務リスクマネジメントの着眼点と対応策


海外子会社法務リスクマネジメントの
着眼点と対応策

〜グローバル規制(贈収賄・カルテル)の
ケーススタディを踏まえて〜


日時: 平成29年5月17日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 山下聖志(やましたせいじ)氏
山下総合法律事務所 
弁護士 ニューヨーク州弁護士

 海外企業の買収や現地子会社の設立等によるグローバルでの事業拡張は、日本企業にとって今後も重要なトレンドと考えられますが、このように海外事業のウエイトが拡大すると、そのリスクが企業グループ全体に及ぼす影響も大きくなります。
 もっとも、海外事業に適用される法規制や執行状況、商慣習などは国・地域によって実に様々で、そのリスクを適切に管理していくことは容易ではありません。
 そこで、本セミナーでは、「グループ内部統制」の考え方を会社法の改正の趣旨及び実践的なアプローチの両方の観点からしっかりと押さえつつ、グローバル規制である「贈収賄」と「カルテル」を題材に、ケーススタディを踏まえ、海外子会社の法務リスクマネジメントの着眼点と対応策のあり方を具体的にかつ分かりやすく解説いたします。
 


1.現在海外で問題となっている法務リスク

2.グループ内部統制の考え方

(1)子会社管理と親会社の責任 
〜内部統制システム構築義務〜
(2)海外子会社管理のための実践的アプローチ
〜リスクベース・アプローチ〜
  
3.贈収賄リスクへの対応(各論その1)
(1)贈収賄リスクの位置付け
(2)具体的な事例と分析
(3)贈収賄リスクへの着眼点と対応策(実践的に)
  
4.カルテルリスクへの対応(各論その2)
(1)カルテルリスクの位置付け
(2)具体的な事例と分析
(3)カルテルリスクへの着眼点と対応策(実践的に)
  
5.海外子会社リスクマネジメントの維持・向上のために
(1)グループ・ガバナンス強化の方策
(2)企業買収時の対応・留意点
(3)想定外の事態への対処方法
     
6.まとめ



【講師紹介】
東京大学法学部卒。2002年弁護士登録(東京弁護士会)、柳田野村(現 柳田国際)法律事務所入所。2005年より大手証券会社法務部門に出向。2010年米国ミシガン大学ロースクール修士課程修了。2011年米国ニューヨーク州弁護士登録。2012年柳田国際法律事務所パートナー就任。2016年山下総合法律事務所設立。
取扱分野は、コーポレートガバナンス、国内外のM&A・投資案件、国際商取引、国内外の不祥事・紛争処理対応、その他企業法務一般。

【主な著作・セミナー】
「海外子会社のリスクマネジメントの着眼点〜贈収賄・カルテルを題材に〜」(会社法務A2Z 2015年9月)、「CFOのための株主総会想定問答2014」(企業会計2014年5月・共著)、「社外取締役の義務付け・要件の見直し」(ビジネス法務2012年3月)、「〜改正会社法にも対応、実務に生かせる〜海外子会社管理に必要な法律知識と実務」(経営調査研究会セミナー)など多数。  


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
印刷用PDF 一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.