3種の監査機関と内部監査組織の関係

〜内部監査からみたコーポレート・ガバナンス3形態の比較〜


日時: 平成29年6月12日(月)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 川村眞一(かわむらしんいち) 氏 
元三菱商事(株) 監査部部長

 企業統治の強化を目的に改正会社法で創設された監査等委員会設置会社への移行会社数が2016年末で700を超え、2016年12月5日付日経新聞に「内部監査部門の役割を見直し、組織の独立性を高めて経営陣の不正も監視できるようにし、統治力の底上げにつなげる動きも出てきた。監督機関とのつながりを重視し、内部監査を経営トップからあえて遠ざける動きも出てきた。」という記事が掲載されました。
 
 本セミナーでは、会社の健全かつ継続的発展のために監査役(会)、監査等委員会、監査委員会と内部監査人の関係はどうあるべきかを、わかりやすく解説します。



T 3種のコーポレート・ガバナンスの形態
*監査役(会)設置会社 
*監査等委員会設置会社 
*指名委員会等設置会社
 
U 取締役会と取締役等の義務及び権限等
 
V 3種の監査機関の員数、資格、任期、選・解任、義務、権限等

*監査役(会) 
*監査等委員会 
*監査委員会
 
W.3つの代表的会社形態の要約比較
*取締役の員数、資格、任期、選解任等 
*取締役会と取締役等の義務・権限等
*3種の機関の員数、資格、選解任、義務、権限、監査範囲等 
*内部統制システムを利用した組織的な監査 
*3つの代表的会社形態の評価
 
X.3つの監査機関の監査と監督
 
Y.内部監査の本質とその手法

*内部監査の本質 
*経営に貢献する内部監査 
*実効を上げる要件
 
Z.3つの監査機関と内部監査の役割
*3つの監査機関の内部監査部門等との連携 
*あるべき内部監査と両者の関係
     
〜質疑応答〜



【講師紹介】
1970年三菱商事鰍ノ入社。1980年7月から2000年3月までの20年余を5カ国5社の海外事業投資先でCEO等として勤務。2000年4月監査部に転籍し、2001年4月から2007年12月定年退職まで監査部部長。2002年から日本内部監査協会等で各種講習会の講師を務めている。
 
著  書:
『現代の実践的内部監査(五訂版)』2015年、『これだけは知っておきたい内部監査の基本(六訂版)』2016年、『これだけは知っておきたい内部監査の実務(三改訂版)』2016年、『これだけは知っておきたい内部監査の手法@グループ会社の内部監査』2009年、『これだけは知っておきたい内部監査の手法 A不正・異常性発見の内部監査』2009年、『取締役、監査役、監査部長等にとっての内部監査』2013年、(何れも同文舘出版から刊行)。 


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
印刷用PDF 一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.