1.不正調査における電子機器、電子データの利活用 (a) 電子機器、電子データをどのように獲得するか −私物PC、スマートフォンへの調査など、調査の工夫と限界− (b) 電子機器、電子データの復元(フォレンジック業者の活用と注意点) (c) 電子機器の解析によりどのような情報を得ることができるのか (d) 得られた電子データをどう咀嚼するか (e) 戦略的利活用の具体的事例 2.内部通報に基づく調査の進め方 (a) 内部通報制度の改正動向を踏まえた自社制度の見直し (b) 内部通報制度の本質 −外部への告発よりも内部通報を選んでもらうために企業ができること− (c) あるべき調査の進め方 (d) 内部通報制度に基づく調査の成功事例・失敗事例 3. 当局対応 (a) 当局接触の端緒 −申告する場合いつ当局への一報を行うのか− (b) 当局への継続報告のあり方 (c) 当局による行政処分 (d) 当局と争うべきか否かの見極め (e) 当局からの信頼回復 4.不正・不祥事に関与した従業員の処分 (a) プライバシーの要請と調査の必要性の衝突 (b) 非協力的な従業員、否認する従業員への対応 (c) 解雇・告訴などの厳しい処分を行うための手順 (d) 役員、取引先の役職員の扱い 5.その他、不正・不祥事の現場で問題になっている最新の実務論点を紹介