RAF(リスク アペタイト フレーム)の
構築・運用・評価

〜金融機関の経営の抜本改革を
加速・定着させる有用な管理手法〜


日時: 平成29年8月7日(月)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 37,200円(お二人目から32,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 浜田陽二(はまだようじ) 氏
アビームコンサルティング株式会社
金融・社会インフラビジネスユニット シニアエキスパート

 最近国内ではRAF(リスクアペタイト・フレームワーク)という言葉がかなり一般的になり、導入準備を始めている金融機関が多くなっています。
 しかし導入するべきかどうか改めてRAFを研究しても、実務への落とし込みが難しいという意見が多く、本格的なRAF運営の実現にはハードルが高い状況であると推測されます。
 本セミナーでは、まずRAFの基礎知識や、国内金融機関でのこれまで導入されてきた内容を踏まえ、RAFの概要を把握したうえで、どのような課題が出てくるのかを理解しやすくするために、今回は預金業務を例としてリスクアペタイトの選定や重要指標としての設定、経営戦略との関連性を説明することで具体的なRAFのイメージが持てることを目指し、実務運営として機能させるためのポイントを説明していきます。



1.RAF態勢の全体感
(1) RAFとはどのようなものか
(2) 国内金融機関の現状水準
(3) RAF運営のPDCAサイクル
(4) RAFの何が難しいのか?
     
2.RAF態勢構築検討と課題認識
(1) RAFの有効性把握のための事前調査
(2) 目指すべきガバナンス水準をどう考えるか
(3) RAF導入時の各業務部門の役割
(4) RAF導入検討に関する様々な参考情報
     
3.課題解決とRAFの有効性向上に向けて
(1) データ整備と管理会計制度
(2) ステークホルダー対応と開示情報
(3) その他補足事項等
     
〜質疑応答〜



提供図書:
浜田講師著「リスクアペタイト・フレームワーク」
(2016年8月、金融財政事情研究会)\3,240-(消費税込み)



※講師の同業他社の方のご受講はお断り申し上げます。



【講師紹介】
1989年慶應義塾大学卒業。鞄本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行。金融法人部門、運用部門(特定取引勘定、銀行勘定)、金融商品開発部門等を経験。2006年みずほ証券鞄社、財務企画部門を経験の後、2014年2月から現職。
著書:
「バーゼルV流動性規制が変えるリスク管理」(2014年3月、金融財政事情研究会)、「リスクアペタイト・フレームワークー銀行の業務計画精緻化アプローチ」(2016年8月、金融財政事情研究会)。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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