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カーブアウト型M&Aとその実務

〜株式譲渡型M&Aとの違いも踏まえて〜


日時: 平成29年8月8日(火)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,900円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 十市 崇(といちたかし) 氏
TMI総合法律事務所
パートナー弁護士

 非上場会社が対象となるM&Aには、子会社の株式が譲渡される株式譲渡型のM&Aとともに、事業の切り出しがなされるカーブアウト型のM&Aがあり、選択と集中が進む中、今後もカーブアウト型のM&Aは増加することが見込まれます。カーブアウト型のM&Aは、スタンドアローン問題や労務、知財などの側面において、株式譲渡型のM&Aとは異なる数多くの留意点があります。本セミナーにおいては、株式譲渡型のM&Aには見られないカーブアウト型のM&Aにおいて典型的にみられる各種問題点とその実務上の留意点について、株式譲渡型のM&Aとの比較も行いながら解説するとともに、M&A契約やその付随契約における具体的な対処方法などについて、わかりやすく解説を行います。



1 カーブアウト型M&Aの特徴とスキーム
株式譲渡型M&Aとの法的な相違
カーブアウトの具体的な手法
海外子会社の取扱い
   
2 デューデリジェンスにおける留意点
株式譲渡型M&Aとの違い
スタンドアローン問題
海外子会社に関する問題
労務に関する問題
知的財産権に関する問題
   
3 M&A契約における留意点
表明及び保証
誓約事項及び取引実行前提条件
潜在債務の承継
知的財産権に関する問題
トランジションサービス契約
      
〜質疑応答〜



法律事務所ご所属(企業等にご出向・派遣中を含む)の方は、
お申込ご遠慮下さい。



【講師紹介】

98年慶應義塾大学法学部卒業。00年弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利法律事務所(現 アンダーソン・毛利・友常法律事務所)入所。05年米国コロンビア大学ロースクール卒業(LL.M.)。06年ニューヨーク州弁護士登録、英国ロンドンビジネススクール卒業(MSc in Finance)。17年TMI総合法律事務所参画。取扱分野は、企業の買収・合併、組織再編、プライベート・エクイティおよび一般企業法務。
【主な著作】
「新しい公開買付規制とマネージメント・バイアウト(MBO)」(Lexis企業法務、07年2月、No.14)、「MBO(マネージメント・バイアウト)における株主権」(金融・商事判例、08年1月、No.1282)、「サンスター大阪高裁決定の検討」(旬刊商事法務、09年11月、1880号及び1881号)、「M&Aと組織再編(1) M&Aに利用される組織再編の概要」(旬刊商事法務、09年12月、1884号)など執筆多数。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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