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RegTechの今と
ブロックチェーンが広げるビジネスの可能性

〜RegTechとはなにか、
ブロックチェーン・ビジネスの課題とチャンスとは〜


日時: 平成29年9月27日(水)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 森 剛敏(もりたけとし)氏
有限責任監査法人トーマツ
アドバイザリー事業本部 アドバイザリー開発 
シニアマネジャー

講師 上田綾乃(うえだあやの)氏
有限責任監査法人トーマツ
アドバイザリー事業本部 アドバイザリー開発 
スタッフ

 英国FCAのペーパーを皮切りにグローバルに話題となっている「RegTech(Regulation×Technology)」。各国の当局、そして金融機関はどのような取組みを開始しているか、今後なにをすべきか、RegTechの「現状」を考えます。
 また、DLT/ブロックチェーン技術(Distributed Ledger Technology)は、ビットコイン価格の歴史的な上昇とともに、なおも話題を拡大させているFinTechの中核的技術であり、国内外の金融機関を中心として、概念検証や実証実験が相次ぎ行われ、利点と課題の整理が進んでいます。欧米では、金融以外にもこの流れが波及しており、本邦でも金融を超えて本技術の活用が検討されていくことが予想されます。
 そこで本セミナーでは、RegTechの最新動向に加え、ブロックチェーン技術のメリット・特徴を踏まえたビジネスへの影響や動向等について解説します。具体的には、RegTechとしてDeloitteにて開発したファンド関連当局報告のプロトタイプ並びに流動性規制対応報告、金融以外の領域でのユースケースモデルの紹介、国内外当局の動向、法的整備まで整理してお伝えし、ブロックチェーンをビジネスで利用するポイントと課題について紹介します。
 


1.RegTechの今
(1)RegTechとは
(2)RegTechを取り巻く当局・金融機関の動向
(3)RegTechの進め方

2.ブロックチェーンの概要と潮流・事例紹介

(1)ブロックチェーンの特徴
(2)ブロックチェーンの脅威とチャンス
(3)海外ベンチャーのサービス
(4)シェリングエコノミー

3.ブロックチェーンを活用したRegTechスキームやビジネスユースケース(金融・非金融)
(1)送金
(2)レポ取引
(3)貿易取引
(4)サプライチェーン
(5)レポーティング(当局報告)
(6)KYC/AML

4.ビジネス活用事例と法的論点の整理
(1)金融機関等の事例(地域通貨など)
(2)国内外当局の動向
(3)資金決済法(仮想通貨交換業者)の整理
(4)ビジネス適用のポイント



【森 剛敏氏】

大手銀行にて、統合リスク管理業務の立ち上げを行い、金融インフラ(日銀ネット・日本証券クリアリング機構、証券保管振替機構等)の改善関連プロジェクトに参画。全銀協の部会長、日証協の国債決済期間短縮化の副主査、JSCCの店頭デリバティブ(金利、CDS)の業務検討会委員、SWIFTの証券メッセージ日本代表、日銀ネットの有効活用に向けた協議会の委員を歴任。
現在、FinTech関連を担当し、特に、ブロックチェーン技術の研究・開発、金融インフラ等への応用等を開発中。当該技術の金融への影響や法規制について、寄稿・セミナー講演実績多数あり。

【上田綾乃氏】
外資系金融機関にてカスタマーリレーション、テラー業務、セールス業務を含むリテール営業に従事。トーマツ入社後、金融機関のガバナンス、コンプライアンス、内部リスク管理等のプロジェクトに多数関与。
現在、FinTech支援業務の主要メンバーとして、新サービス導入に係る法規制、全般動向調査、ブロックチェーン技術の研究を担当。新技術を取り巻く当該分野について寄稿・セミナー講演等の実績あり。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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