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宇宙ビジネスの法務とファイナンス入門

〜ライセンス制度、損害賠償責任、宇宙条約や衛星へ
の担保設定等宇宙ビジネスに係る問題点を徹底解説〜


日時: 平成29年10月18日(水)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,500円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 鈴木泰治郎(すずきたいじろう) 氏
べーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
弁護士

 昨年11月、宇宙活動法が成立し、これまで官需主導で行われてきた宇宙産業開発と資金調達について、民間企業がビジネスとしてロケット打上げや商業衛星の運用等を行う土台が作られました。本セミナーでは、これから宇宙ビジネスを学ぼうとする方を対象に、宇宙ビジネスに関する法規制の概要と、宇宙ビジネスに対するエクイティ・デットファイナンスにおける法的留意点を解説します。
宇宙法を理解するためには国内法のみならず、宇宙ビジネスに関するライセンス制度、損害賠償責任、登録制度等を規定している宇宙条約その他国際ルールの理解が不可欠です。国内法である宇宙活動法と衛星リモートセンシング法を中心に、それらと関連する条約等について解説するとともに、現時点において実行可能な宇宙ビジネスについて解説します。
 宇宙ビジネスに対するファイナンスについては、宇宙ビジネス固有のリスクをふまえ、望ましいエクイティファイナンス、デットファイナンスのあり方について、「宇宙に浮かぶ衛星にどのように担保を設定し、かつ実行するのか」といった点を含め解説します。



1.宇宙法の概要
(1)宇宙ビジネスに関するライセンス
(2)他者に損害を与えた場合の責任
(3)衛星等の登録制度
(4)主な宇宙ビジネス(打上げ、観光、衛星通信等)
(5)月や火星その他惑星における不動産取引・天然資源開発ビジネスは可能か?
(6)リモートセンシングとは
(7)宇宙ビジネスと知的財産権
(8)宇宙ビジネスに対する保険

2.宇宙ビジネスに関するファイナンス
(1)コーポレートローンと担保
(2)プロジェクトファイナンス
(3)アセットベーストファイナンス
(4)エクイティファイナンス



【講師紹介】
一橋大学商学部経営学科卒、カナダトロント大学ロースクール卒、05年弁護士登録(日本法資格)。
国内外のクライアントに対し、PFI、太陽光・風力発電その他のプロジェクトファイナンス、アセットベーストファイナンス及び買収ファイナンスにおけるサポート及びアドバイスを提供。また、国内外ファンドによる不動産その他の資産を裏付資産とする証券化・流動化案件(TMKスキーム、TK-GKスキーム、不動産特定共同事業、信託借入スキーム)、ホテル・商業施設の開発案件並びに市街地再開発事業のストラクチャリング・契約書作成・契約交渉等を手がける。The Legal 500 Asia Pacificの不動産法分野2017年版において、国際法律事務所・ジョイントベンチャー部門で『次世代を担う弁護士』として選出される。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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