海外プロジェクトファイナンスの実務
【応用編1】

〜キャッシュフロー分析、
組成プロセスなど実務能力強化のポイント〜


日時: 平成29年10月20日(金)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 37,100円(お二人目から32,000円)
書籍ご持参の方は、2,400円引きとなります。
(店頭販売価格とは異なります
本セミナーは全3回シリーズです。
第2回にもご参加の場合は、二回目は割引料金29,000円が
適用されますので(お二人目も同じ。書籍はご持参下さい)、
お申込フォーム書備考欄にご記入ください。
3回分一括お申込みの場合は、90,000円の特別料金となります。

(消費税、参考資料を含む)

講師 井上義明(いのうえよしあき)氏
プロジェクトファイナンス研究所代表
(元オーストラリア・ニュージーランド銀行本部長)

 日本企業による海外進出や海外投資が盛んになり、資金調達手段としてプロジェクトファイナンスが頻繁に利用されるようになりました。また、日本の金融機関は国内融資の成長鈍化およびマイナス金利の影響で海外融資に力を入れています。しかし、海外でのプロジェクトファイナンスは案件ごとにやや複雑なポイントがあり、ノウハウの蓄積には時間を要するのが現状です。
 そこで本セミナーは、各国において資源開発、プラント、発電、インフラ等の広範な案件を長年に亘って手掛けてきた実務経験豊富な講師が、海外プロジェクトファイナンスについて【基礎編】【応用編1】【応用編2】の3回シリーズでノウハウを惜しみなく徹底的に解説致します。
 今回の【応用編1】では、まず、キャッシュフロー分析の手法を採り上げ、続いて組成プロセスの全体像を把握したうえで、プロジェクトファイナンスで頻繁に議論になる点、誤解されやすい点、不明確な点などを、具体的な実例を交えて多数採り上げ実務能力強化を目指します。
 未経験者や初任者の方には知識・知見を深めて頂き、経験者の方には知識・知見の整理や確認に役立つセミナーとなっております。



1.プロジェクトファイナンスのキャッシュフロー分析
   
2.プロジェクトファイナンスの組成プロセス
   
3.ノンリコースとオフバランス
   
4.借入金の通貨
   
5.DSCRの水準
   
6.金利の固定化
   
7.キャッシュフローコントロール
   
8.完工をめぐる諸問題
   
9.弱小ローカルスポンサーの問題
   
10.質疑応答



なお、採り上げるテーマは一部変更となる場合があります。
予めご了承ください。



提供図書 井上義明氏著 「実践プロジェクトファイナンス」
日経BP社 2011年6月 3,024円(税込)



<セミナースケジュール>
10/6 (金)第1回
…海外プロジェクトファイナンスの実務【基礎編】
11/10 (金) 第3回
…海外プロジェクトファイナンスの実務【応用編2】



【講師紹介】
1984年富士銀行(現みずほ銀行)入行。プロジェクトファイナンス部、ニューヨーク支店融資課課長、ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課課長、プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役。2005年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向)。2006年オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行スペシャライズドファイナンス本部本部長。2017年より現職。現職ではプロジェクトファイナンスについて執筆、講演、研修、コンサルティング等に従事。英検1級(優良賞)。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。
著書:
『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP 社2011年)、『LNGプロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会2015年)。
論文
「なぜ交通インフラ事業にプロジェクトファイナンスは難しいのか」(Infrato 2017/4)、「輸出信用機関とプロジェクトファイナンス」(Infrato 2017/7)。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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