リスクアセスメントの具体的方法と
経営管理・事務品質管理での活用方法


日時: 平成29年10月24日(火)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 小黒直樹(おぐろなおき)氏
東京国際コンサルティング株式会社
代表取締役

 トランプ政権の誕生やアベノミクスの動向等を踏まえた急激な経営環境の変化、また人材不足等による事務品質の維持をどうするか等、リスクマネジメントの重要性がより一層増しています。
 本セミナーでは、経営全般から事務品質の管理まで活用可能なリスクアセスメントに焦点をあて、定性的・定量的なリスクアセスメントの手法と、アセスメント結果を如何に経営管理や事務品質管理で活用するかを具体的に解説いたします。
 


1.リスクマネジメントとリスクアセスメントの基礎
(1)リスクマネジメントの目的
(2)リスクマネジメントの基礎的な考え方
(3)リスクの類型と各種リスクアセスメント手法の概説
(4)定性的なリスクアセスメント手法
(5)定量的なリスクアセスメント手法

2.リスクアセスメント結果の経営管理、
事務品質管理での活用方法

(1)定性的リスクアセスメントと経営管理、事務品質管理
 − リスク限度管理
 − リスクの事前管理と事後管理
 − 重要リスク指標の活用
 − リスクアセスメントと危機管理
 − リスクアセスメントと事務品質管理
 − 内部監査での活用方法
(2)定量的リスクアセスメントと経営管理
 − 経営体力(自己資本等)に対比したリスク限度管理
 − リスクとリターンの対比による収益管理の高度化
 − 各種経営指標とリスク管理指標の関連付けと実務での活用

3.リスクアセスメントの活用事例
(1)リスクアセスメントによる事務品質管理のPDCA
(2)重要リスクの抽出によるリスクモニタリングと危機管理対応
(3)リスク顕現化前の事前対応
(4)経営体力、リスク、収益の関連付けによるリスク許容度、事業選択、事業評価の方法
(5)定量的リスクアセスメントを用いた連結リスク限度管理と具体的なアクション



【講師略歴】
早稲田大学大学院理工学研究科修了。大手邦銀に入行後、市場リスク・ALMなど先端的なリスク管理体制の構築、リスク管理実務に携わる。国際的監査法人グループKPMGのコンサルティングファームを経て現職。大手事業法人や金融機関に対して、リスクヘッジ手法を含むリスクマネジメント体制の構築、計量化手法のアドバイス等のリスクマネジメントに関するコンサルティングを数多く手掛けている。
(社)日本証券アナリスト協会検定会員。基本情報技術者。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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