インドネシアの紛争・コンプライアンスの実務

〜訴訟、仲裁、PKPU、刑事捜査、贈収賄・独占禁止法〜


日時: 平成29年11月24日(金)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 宇野伸太郎(うのしんたろう)氏
西村あさひ法律事務所シンガポールオフィス
共同代表 パートナー弁護士
英国・シンガポール仲裁人協会フェロー

 インドネシアでは、民事及び刑事の双方で、日本企業が巻き込まれる紛争・不祥事が急増しています。外国企業をターゲットとする紛争の動向、同国の法制度と運用の現実を見れば、インドネシアは紛争・不祥事のリスクが極めて高い国であり、日本など先進国と全く異なる対応が必要となります。また、贈収賄の取り締まりもますます厳しくなり、独占禁止法は改正による厳罰化が予定されているなど、コンプライアンスリスクも大変高まっています。
 本セミナーでは、インドネシアの紛争・不祥事案件について多数の経験を有する講師が、同地での訴訟、現地の仲裁(BANI)、倒産手続き(PKPU及び破算)、警察、KPKなどによる刑事捜査への対応、贈収賄・独占禁止法等のコンプライアンス問題について、外国企業が巻き込まれた豊富な実例に言及し、解説します。また紛争・コンプライアンスリスクを軽減する予防策についても解説します。
 


1.民事訴訟

2.仲裁(BANI)

3.倒産手続き(PKPU・破算)

4.刑事捜査(警察、検察、KPK)

5. 贈収賄・独占禁止法リスクへの対応

6.インドネシア紛争・コンプライアンスの予防策

7.質疑応答



本セミナーにつきましては、
法律事務所ご所属の方は、お申込みご遠慮願います。



【講師紹介】
2002年東京大学法学部卒業、2003年弁護士登録・西村総合法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所、2010年カリフォルニア大学バークレー校ロースクール修了(LL.M.)、2011年ニューヨーク州弁護士登録、2010年-2011年Shearman & Sterling法律事務所(サンフランシスコ)、22014年英国仲裁人協会フェロー就任、同年シンガポール仲裁人協会フェロー就任、2015年インドネシア仲裁協会(BANI)仲裁人。

【主な論文】
「インドネシアの紛争・不祥事の実態〜なぜ深刻化するのか〜」(シンガポール日本商工会議所月報2017年7月号)
【主な講演】
「インドネシア紛争・不祥事の実態と対応策〜訴訟、BANI仲裁、PKPU、刑事捜査、贈収賄、会社不祥事〜」(ジャカルタ、2017年6月)、「インドネシアの倒産(破産・PKPU)の概要及び実態」(シンガポール、2017年5月)、「建設・インフラ契約と贈収賄規制」(シンガポール、2017年3月)他。 
 

※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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