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ベンチャー投資実務担当者が
理解しておくべき必須法務


日時: 平成30年1月19日(金)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 龍野滋幹(たつのしげき)氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 
パートナー弁護士

 ベンチャー企業が、FinTech、AI、ロボット等多くの先端分野で大手企業を凌いで先導的役割を担い、「第四次産業革命」の担い手となろうとしている今、金融投資家のみならず、事業会社にとっても、投資を架け橋としてベンチャーとの協業、技術取得・発展を行っていくことは喫緊の課題となっています。
 もっとも、ベンチャー投資は種類株式を通じて行われることが多く、株式の内容や定款の作りこみ、投資・株主間契約との役割分担や、またベンチャー投資特有の契約条項など、テクニカルな観点からしてみても、通常のM&Aに比べ難易度が高いともいえます。
 本セミナーでは、多くのベンチャー投資案件を投資側・ベンチャー側の双方で取り扱い、その本質に精通している講師が、実務担当者のためにベンチャー投資の実務を解きほぐして解説いたします。



1.ベンチャー投資の方法
(1)ベンチャー投資のタイプ
(2)ベンチャー投資の方法
(種類株式のポイント、投資契約との役割分担)

2.ベンチャー投資の効率的デュー・ディリジェンス
(1)デュー・ディリジェンスの視点
(2)ベンチャー・スタートアップ投資特有の気をつけるべきDDポイント

3.ベンチャー投資にかかる契約の重要ポイント
(1)投資契約の全体像(株主間契約・提携契約との関係)
(2)投資契約のポイント
(3)投資契約・株主間契約・提携契約上、特に留意すべき条項



本セミナーは、法律事務所ご所属
(企業等に出向・派遣中を含む)の方はお申込みご遠慮願います。



【講師紹介】
2000年東京大学法学部卒業。2002年弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利法律事務所(現アンダーソン・毛利・友常法律事務所)入所。2007年米国ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2008年ニューヨーク州弁護士登録、2007年から2008年にかけてフランス・パリのHerbert Smith法律事務所にて執務。2014年11月から東京大学大学院薬学系研究科・薬学部「ヒトを対象とする研究倫理審査委員会」審査委員。M&A、ジョイント・ベンチャー、ファンド組成・投資や会社法及び知的財産権取引その他の企業法務全般を取扱い、VCファンドやベンチャーの顧問を務めるなど、多くのベンチャー投資案件を投資側・ベンチャー側の双方で取り扱っている。

【主なセミナー】
「AI事業の提携と買収の法務実務」、「事業会社のCVC組成と投資に係わる法務面のポイント整理−各種法規制から、有力投資先選定のノウハウやパラレル投資手法まで−」、「カーブアウト型M&Aの法的実務」、「ベンチャー・スタートアップへの投資及び提携の実務」、「ライフサイエンス業界に特有の法的留意点」、「ポストM&Aにおいて買収会社の運営を成功させるために〜M&A契約における対応からグループ会社管理のポイントまで〜」、「企業コンプライアンス(不祥事問題)への適切な対処方法」、「ジョイント・ベンチャー契約の理解と応用〜アジア諸国等新興国への進出に際してのジョイント・ベンチャーの利用を見据えて〜」、「新ファンド規制を踏まえた投資事業有限責任組合の組成の実務と法務」、「海外M&Aの陥し穴〜成功に導くための失敗分析と実践的事前対応〜」など多数。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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