第1部 日米の産業界・消費者業界で一体何が起きているのか、起きようとしているのか〜足羽教史氏 1.企業の競争は新次元へ/日本のやり方が通用しない! 2.デジタルデータがもたらす飛躍/すべてがデジタルデータヘ! 3.ビッグデータから有用な智慧を引き出す人工知能 4.現代〜近未来の競争条件とは 5.ブロックチェーンがもたらす革命の真の意味 6.プラットフォーマーが支配する市場/生態系化してシェアとアクセス中心へ 7.人工知能の問題は「能力」×「性質」で考える 8.自動車産業が先導する先端技術の法律問題の行く末 9.アーキテクチャー過剰社会にどう対処するか? 10.法律分野に関わる重すぎる課題 11.近未来の法律実務家に求められる要件 12.日本企業の新たなコンプライアンスの在り方 第2部 AI・ロボット・自動運転の法的実務の課題と対応の方向性について〜牧野和夫氏 はじめに「AIとビッグデータ」の整理の仕方〜人工知能関連ビジネスの法的課題の整理【試案】 1.AIの技術革新は法制度にどのような影響を与えるか[制度設計]? 2.AIが人間にケガをさせたら誰が民事責任を問われるか? 3.AIに刑事責任は問えるのか+倫理的課題は残るか? 4.AIに緊急避難は適用されるか(いわゆるトロッコ問題)? 5.データ・プライバシー保護の問題への対応はどうすべきか 6.AIが作った知的財産は誰のもの?人工知能の権利化は可能か? 7.雇用への影響/ヒトの教育はどうあるべきか? 8.税収はどうなるのか?[誰が払うのか]課税できるのか? 9.日本の学会、業界団体の動き 10.これからの企業コンプライアンス経営の在り方・方向性 11.FinTechの課題と取り組みについて 12.ビッグデータの法的保護と取引契約交渉 最後に今後の人工知能関連ビジネスのキーワードは何か?