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ExcelとVBAで学ぶ金融工学の基礎(第2回)
<行列と多変量正規分布、統計学編>

講師  青沼 君明
博士(数理科学) (東京三菱銀行)
三菱証券・商品開発本部・ニュープロダクツ部

金融工学を用いた解析は、金融機関のみならず、一般企業においてもリスク管理などの分野で益々重要となりつつある。本セミナーでは、こうした金融工学の基礎がどのように実務で使われているかという適用例を解説しながら、演習問題をExcelとExcel-VBAのプログラムを作ることによって実務的に理解することを目的とした基礎講座である。
ポートフォリオ時価、格付け推移確率行列、株価収益率のデータ解析、デフォルト確率の推定などの実務上の例題を取り上げる。そして、それらをExcelプログラムを作成することを通しながら、行列計算と多変量正規分布、統計学の基礎を実務的な観点から学ぶことを目的とする。

1.行列計算と多変量正規分布
[キーワード] 正方行列、対角要素、単位行列、転置行列、行列の和と差、行列の実数倍、行列の積、交換法則、結合方法交換性、内積、直交、行列式、3角行列、置換、順列、正則、特異、余因子展開、行列式の積、逆行列、正則、行列を用いた連立一次方程式の解法、固有値、固有ベクトル、固有方程式、対称行列、スペクトル分解、2次形式、正定値、非負定値、多変量正規分布、コレスキー分解 etc
[プログラム] ポートフォリオ毎の時価総額を行列で計算、転置行列と行列式の計算、連立1次方程式の計算、スペクトル分解の計算、多資産ポートフォリオの水準VaRの計算、格付け推移確率行列の分解、リスク中立な格付け推移確率行列の推定 etc
2.統計学の基礎
[キーワード] 無作為標本、無作為抽出、標本平均、標本分散、標本標準偏差、不偏標本分散、標本モーメント、度数分布、標本相関係数、ベルヌーイ試行、二項分布、大数の法則、算術平均、中心極限定理、ドモアブル・ラプラスの定理、対数正規分布、カイ2乗分布、分布、単回帰モデル、平方和、決定係数、寄与率、重相関係数、変動係数、推定値の検証、標準誤差、統計量、値、信頼区間、残差分析、残差の系列無相関性、説明変数と残差の無相関性、正規性、標準的な正規回帰モデル、残差(誤差)−予測プロット図、重回帰モデル、標準偏回帰係数、自由度調整済み決定係数、 AIC(赤池情報量基準)、共線性、分散拡大係、時系列、時系列データ、自己回帰モデルetc
[プログラム] 日次株価収益率のデータを用いた平均、分散、歪度、尖度などの基本統計量の計算、カイ2乗分布の密度関数、時系列データに対してAR(2)モデルを適用etc

■価格 33,600円(税込み・送料当社負担)
■約180分(全1巻)■参考資料付き
■申込方法 申込書に入力後ご送信下さい。お振り込み確認後、商品をお送り致します。
■払込口座 三菱東京UFJ銀行 八重洲通支店 (普通)0602180 
(株)経営調査研究会

※本ビデオは2003年3月14日(金)14:00〜17:00に行われたセミナーを収録したものです。

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