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不動産市場を理解し予測するモデル
〜MITとバークレーの不動産経済コースから〜

講師 吉田二郎氏(よしだじろう)
カリフォルニア大学バークレー校


右上がりの不動産神話が崩れてから、不動産市場はより見通しにくいものになっています。一方で不動産市場の理解は、証券化など不動産関連投資だけでなく、広く株式・社債投資を考える際、更には日本のマクロ経済、地域経済を考える際にも不可欠です。
MIT及びUCバークレーの大学院において教えられている、空間市場と資産市場を明示的にモデル化する不動産市場構造モデルをとりあげ、エクセルを用いて骨格となるモデルを構築します。最近の学術研究の成果に基づいたこのモデルは、アメリカの不動産市場予測に現実に用いられ、その有効性が実証されています。
講義は、受講者がPCを用いて自らモデル構築を行う演習を中心に行います。

1.市場予測の方法
 1−1 時系列モデル
 1−2 構造モデル

2.不動産市場の構造
 2−1 4象限モデル
 2−2 ストック・フロー・モデル

3.不動産市場モデルの詳細
 3−1 空間需要
 3−2 資産需要
 3−3 資産供給
 3−4 空間供給
 3−5 4つの差分方程式と市場均衡

4.モデル作成演習
 4−1 方程式の入力
 4−2 初期条件とパラメータの入力
 4−3 均衡条件の確認
 4−4 日本の不動産市場の再現と予測

5.モデルの課題と展開余地


【講師略歴】東京大学工学部卒, MIT修士. 1992年に日本開発銀行(現日本政策投資銀行)に入行. 現在カリフォルニア大学バークレー校 (金融・不動産. faculty.haas.berkeley.edu/yoshida/). フルブライト留学生. 日本不動産金融工学学会理事、経済産業省リアル・オプション研究会委員、東京大学特別講師など歴任. 論文に"Effects of Uncertainty on the Investment Decision(MIT教科書に採用)"、「商業用不動産の資産需要と供給の決定要因」など、出版物にリアル・オプション(共訳、東洋経済新報社)、投資決定理論とリアル・オプション(共訳、エコノミスト社)など。他講演多数。

■価格 36,100円(税込み・送料当社負担)
■約240分(全2巻)■参考資料,FD付き
■申込方法 申込書に入力後、ご送信下さい。お振り込み確認後、商品をお送り致します。
■払込口座 三菱東京UFJ銀行 八重洲通支店 (普通)0602180 
(株)経営調査研究会

※本ビデオは2005年 7月12日(火)13:00〜17:00に行われたセミナーを収録したものです。

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