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英語採掘場No.35 (110610 「出向」をどう英訳するか )
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
日本の企業では、「出向」という言葉が頻繁に出てきます。しかし、これをなんと英訳すれば良いか、筆者は、未だに適切な英語を見つけることが出来ないでいます。
自分でよく使って来ましたのは、“seconded to”という言い回しでした。しかし、これは、軍隊や官庁で使われる言葉のようで、すくなくともこれまで、英米人ビジネス・ピーポーがこの言葉を書いたり、話したりするところを、見たり聞いたりしたことがありません。
辞書を見ますと、“sent on a loan”などと、人を貸し借りするような表現が書いてあったりしますが、こちらもネイティブの方が使うのを見たり聞いたりしたことがありません。
これは、「出向」が、日本では終身雇用制の下、従業員が、同じ会社の別の部門や支店等への異動ではなく、別の会社(子会社も含め)に異動した場合には、将来、必ず元いた会社や組織(部署は異なっても)に戻ってくるというビジネス慣習を前提に使われる言葉だからなのかもしれません。つまり、本人は、「私は、元の会社を辞めたのではありません、あくまでも一時的に、別の会社に移された(移った)だけです。」と説明したいのです。会社もそのつもりであり、いずれは戻すということが前提です。
この背景には、終身雇用制の下では、人事や、年金制度上も、従業員が、組織を辞めると云うことは大変なことであり、それが、周囲に伝わると、「イレギュラー」な行為として、大騒ぎになるということがあったからではないでしょうか。そして、従業員が会社を辞めると、会社側は、「非情」だとか「余程のことが有ったに違いない」と陰口をたたかれ、従業員側は、利害・文化を共通にしなくなった「よそ者」、場合によっては「裏切り者」というラベルがはられてしまい、そこに再び戻ることなど許されない(一度前例を作ると、まねする社員が続出することを懸念)というのが多かったのではないでしょうか。
他方、英米、特に米国においては、「社内異動」が殆どなく、昇進する為には、その会社を辞めて、別会社に入り、そこで経験をつんで、又更に別の会社、或いは元の会社に入る(出来れば昇進して)ということが一般的でした。したがって、「出向」などという考え方が殆どなく、「退職」「就職」という表現をつかっても、周囲は、問題視せず、「きっと彼(彼女)は、偉くなって、又もとの会社に戻るのだろう。」と思うので、「出向」などという表現は必要なかったのではないでしょうか。
このように考えてきますと、他社への「出向」も、英語表現的には、あくまでも社命によるものとして、社内異動と同じ扱いの“transferred to”で良く、どうしても「一時的」であることを強調したければ、“temporary
transferred to (状況によりfrom)”でいかがでしょうか。それでは、「社命により」と明記したい場合、どう表現するか。“by my
company”と言ったり、書いたりしてしまい勝ちですが、その場合、皮肉好きな英米人等からは、“Oh, you own a company?”(「えっ、君は会社を持っているの」)と言われてしまうかもしれません。ネイティヴの方からの転勤挨拶上には、“by
my employer”(「雇用主により」)と書かれていることが多いように思います。日本では、「組織の一員」という意識が強いため、殆どの場面で「社員」=「従業員」として扱われますが、日本でも「社員」は本来「株主(構成員)」という意味なのです。したがって、ネイティヴ・スピーカーの前では、あまり、“my
company”と連発せず、“the company that I work for” (勤め先)とか、“XX Corp”といった固有名詞で表現したほうが良いかもしれません。
いずれにしましても、日本でも、終身雇用制は崩れ始めており、将来は、「このたび、A社を辞め、B社に入社しました。」そして「今回、B社を辞め、以前おりましたA社に戻りました。」と聞いて誰も驚かなくなり、「出向」という日本語は、消えていくかもしれません。
今週は、7月前半の「英文契約」関連セミナーのご紹介です。
・7月5日(火) 「英文契約書の基礎講座<初級編>」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231241m.html
・7月12日(火) 「英文契約書の基礎知識<中級編>」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231290m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.34 (110603 英文肩書 )
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
最近はどのようになっているか調べておりませんが、筆者が金融機関に入りたてのころは、役職の肩書きが相当「インフレ」というか「下駄を履いた」ものになっていました。特に名刺には、なるべく信用が得やすいよう工夫していたと思います。
未だ、役職についていない若手に、「支店長代理」といった肩書きのついた名刺を持たせたものですから、課長と一緒に客先を訪問したりすると、先方から、「『支店長代理』と支店の『課長』とどちらが偉いんですか。」などと聞かれることがありました。確かに、支店長の名代として営業活動をやっていたのですから、「代理」であることは確かで、一人で客先を訪問する時には、効果を発揮していたとおもいます。その後、当局のご指導もあり、インフレ肩書きは相当減ったようです。
英語の肩書きはどうでしょうか。アメリカは、通常、社長は、President の肩書きです。未だ、国際業務に慣れていない頃、勤め先にアメリカの企業から、Vice
President (V.P.)が来訪するといった連絡が入った時には、「先方から、副社長がこられるなら、当社も同じクラスか、少なくとも常務役員が応対すべきだろう」と大騒ぎをしましたが、なんのことは無い、日本の企業でいえば課長クラスの方が、経営問題では無い、細かい実務の話しをするために来られたということがわかりました。副社長クラスは、Executive
V.P.、部長クラスは、Senior V.P.、としているところが多いようです。
我々は、どうしても自己中心的に、他国の組織や、しきたりを自国の「モノサシ」に変えて理解しようとしがちです。英語を日本語に訳してしまうと、英語での意味やニュアンスが変質してしまうことが多いことに何時も気をつけなければなりません。多くの英語の言葉が、日本語には正確に訳せず、また逆の場合も同様なのです。通訳の方たちのご苦労が良く分かります。
同じ、英米圏でも、肩書きの使い方が違います。英国やオーストラリア等の旧英連邦国では、暫く前まで(今も同じ会社もあるでしょうが)、社長といえば、「総支配人」即ち、General
Manager でした。部長はManager。日本では、多くの場合、General Managerは、部長や支店長に使い、Manager は課長に使っていましたから、上述のV.P.のケースとは逆に、来訪する先方オーストラリア企業の部長に、日本企業の部長が、会うのをためらったという話も聞きました。最近は、英国スタイルの組織・肩書きを踏襲する外国企業も、社長をGeneral
Manager ではなく、Managing Director と呼ぶところが多くなったとおもいます。一般企業ではDirector は取締役ですから(官庁では、本省の課長がDirector)重役であることは分かりますが、日本では、Managing
Director は、常務や専務のケースが多いため、沢山のManaging Director がいる会社があって、外国企業の方が混乱されるケースがあるようです。これは、肩書の問題というよりも、組織機能の問題で、英米スタイルでは、取締役会が、もっぱら「経営監視」機能に徹しているのに対し、日本では、取締役会の中に多くの業務執行役が入っていて、「経営」から独立していないことが多い(最近では、「執行役員制度」を設けて、取締役とは区別するところもありますが)からではないかとおもいます。
米国では、これまでのChairmanやPresident といった肩書とは別に、CEO (Chief Executive Officer)、COO (Chief Operating Officer)、CFO (Chief Financial Officer)、CIO (Chief Information Officer) といった、肩書を設けて、責任の所在を明確にするようになりました。
いずれにしましても、海外企業と取引をする場合には、相手国の制度等を十分調べ、安易に日本の制度に引きなおして解釈・理解しないことが大事であると思います。
今週は、6月後半から7月前半の取締役・監査役関連セミナーのご紹介です。
・6月16日(木) 「<最新>監査役の職務のあり方と責任 ~平成23年3月の監査役監査基準等の改定を踏まえて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231113m.html
・6月30日(木) 「海外子会社に対する親会社監査・内部統制入門」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231210m.html
・7月14日(木) 「取締役の義務と責任に関する最新動向」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231313m.html
・7月15日(金) 「内部統制と内部監査の統合 ~健全かつ継続的発展を支援する内部監査の実際~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231327m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
以前から申し上げておりますが、日本語のカタカナは便利なようで、英語を勉強しようと言うときには思わぬ障害になることがあります。
カタカナでサインと言えば、つい「署名」という名詞を頭に浮かべがちですが、”sign” という英語には、そのような意味はありません。名詞ですと「印」、「兆候」といった意味になります。しかし動詞ですと、「署名する」と意味はあるので、名詞としても通用するものと思ってしまうのでしょう。「署名」という意味の英語は、”signature”
(「スィグネチゥル」)なのです。ビジネスで、これを混同してしまう日本人がいるのは、カタカナの影響でしょう。もし「こちらにサインしてください」と動詞として使うならば、”Please
sign here.”で、十分通じます。しかし、書類の署名欄であることを表すのに “sign” とだけ記しておくのはおかしいのです。正しくは
”signature”、 あるいは欄であることを示す為に、”for signature” とすべきなのです。ですから、交渉相手に署名を求めるのに、欄を示しながら ”Your
sign, please!” と言うのは、たとえ通じても、はずかしいのです。”Your signature, please.” と言うべきなのです。もちろん、前述の
“Please sign here!”でも大丈夫です。契約書の変更箇所等に同意する際の「訂正印」にあたるものとして該当箇所や脇にsignatureを記す場合がありますが、多くの場合、”full
signature” (「完全な署名」)では無く、”initials” (姓・名の頭文字だけ。単数では「最初の」等形容詞の意味に使われることが多い)で済ますようです。
ちなみに、スポーツ選手や俳優などに署名を求める時の「サイン」は、”signature” よりも”autograph”(「オートグラーフ」)と呼ぶことのほうが多いと思います。しかし、この単語をビジネスで使うことは稀です。
今週は、7月前半の海外進出・投資関連セミナーのご紹介です。
・7月6日(水) 「米・英・世銀賄賂規制の解説及び導入すべき予防策 ~国境なしで強力かつ広範囲に適用されるため、摘発予防策の導入が急務~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231257m.html
・7月7日(木) 「ネクスト・インディア(バングラデシュ、パキスタン、リランカ)のビジネス環境と日系企業の投資戦略~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231267m.html
・7月11日(月) 「タイ進出企業の抱える法的問題 ~会社設立時から、運営、解散まで~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231283m.html
・7月13日(水) 「新興大国ロシアの国際ビジネス ~巨大市場に眠る経営資源をいかに活用するか~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231303m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.32 (110520 英数字の読み方 )
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。) 学生時代、かなり英語の授業で、いろいろなことを教わって来たはずなのですが、なぜか記憶から抜け落ちてしまっている知識が、数多くあります。その中の一つが、「数字の読み方」ではないでしょうか。英語で数学を習えば、かなり慣れるとは思うのですが、そのような授業を設けている学校は、殆ど無いでしょう(もちろん、多くの授業を英語でやっている高校や大学は例外です)。
さて、皆さんは、円周率3.1416・・・を日本語で何と読まれますか。「サン-テン-イチ-ヨン-イチ-ロク」ですよね。英語でも同じで、“three
point (dot ではありませんよ。しかし将来変わってくるかもしれませんね) one four one six”と少数点以下は、数字をそのまま独立して読むのです。ところが、日本人ビジネスマンのなかには、とっさに、“three
point one thousand four hundred sixteen”と少数点以下を一つのまとまった数字として読んでしまう人がいるのです。「そんな人が、いるわけねーだろー」とどこかの漫才師のような発言をされる方もおられると思いますが、これまで現実に何人かとお会いしました。日頃から慣れていないと、学生時代習ったはずの知識は活用できないようです。もちろん、私が実際に遭遇したのは、円周率ではなく、shareのpercentageや、売上の伸びが話題になっている場面でした。相手のnative
speaker は、内容を理解したようですが、聞きづらい表情をしていました。
もう一つ、気をつけなければならないのは、分数の読み方です。2/3 を日本語では「サンブンノニ」と分母が初めにきます。しかし、英語の場合は、“two-thirds”
と分子を先に読みます。頭の中で、何と言おうかと、まず日本語で文章を組み立ててから、英語に直そうとすると、つい英語でも、分母を先に言ってしまうことがあります。「合弁会社の出資比率は、どうしましょうか」などという交渉の場で、まず分母の数字を言ってしまうと、交渉相手が、急に身を乗り出してきたりします。分数の発言は、慎重に。ちなみに、1/3のように、分子が1の場合には、“one-third”と最後に複数の“s”が付きません。
ここで、曲者なのが、1/4 です。理屈では、“one-fourth” (3/4 のように分子が2以上の場合には、“three-fourths”)なのですが、分母の4を“quarter”好んで言うnative
speaker が多いのです。交渉の会話の中で、突如、“three-quarters”といわれると、3/4 という数字が頭に浮かばないことがあります(少なくとも私は経験があります)。1/4 は、“one-fourth”や“one-quarter”ということもありますが、単に、“quarter”と言うこともあり、“quarter
of a million yen”(100万円の4分の1、即ち25万円) といった使い方にも耳を慣らす必要があります。ちなみに、1/2は、“one-second”
よりも“one-half”や“half”と言うほうが圧倒的に多いようです。
今週は、6月後半の「英文契約」や「海外関連」セミナーのご紹介です。
・6月17日(金) 「英文契約の注意点 仕込まれる“罠”の実践的研究 ~中上級者向け~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231127m.html
・6月21日(火) 「国際取引に係る税務調査トラブル回避と税務紛争への最新対処法
~国際的移転価格税制対応も含めて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231143m.html
・6月21日(火) 「英国法ソリシターが語る7月1日施行 英国贈収賄法
~企業法務コンプライアンス担当者のための直前チェックリスト~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231145m.html
・6月21日(火) 「漢字でわかる中文契約書の読み方とコツ
~日本人なら中国語の基礎が無くても大丈夫~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231147m.html
・6月22日(水) 「中堅企業のための中国M&A実務
~注意すべきポイントの概要解説~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231153m.html
・6月27日(月) 「英文契約書が自分で作れる!
~初歩の初歩から学ぶ国際取引契約書の作成実務~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231181m.html
・6月27日(月) 「危機とチャンスの狭間 日本の石油化学企業は生き残れるか
~迫り来る中東、中国の石油化学プラントと日本企業は闘えるか?~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231185m.html
・6月30日(木) 「海外企業との取引・契約の実務 ~トラブルを避ける為に~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231211m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.31 (110512 your problem )
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
先週は、GWで、勝手ながら、このプログもお休みさせて頂きました。
多くの日本人が、英語でネイティブ・スピーカーと話す場合、どうしてもその使い方や、表現方法・内容に限界があり、つい、ニヤニヤとすることでごまかしてしまうことが多いのではないでしょうか。逆に、日本語になれていない外国人が、日本語で話すときも、ややそれに近いリアクションをすることがあります。そのような時、どうしても会話で使われている言語を母国語とする人が「大人=ベテラン」で、そうでない人が「子供=新人」という雰囲気になってしまいがちです。しかも、言語に直接関係無いと思われるような、ビジネスのやり方やしきたりにまで、母国語で話せる側のルールに従ってしまうことがあるように思われます。(これは、あくまでも一般論であり、もちろん同等か、逆の場合もあるでしょうが・・・)。このように、英語での交渉の場合、内容・状況にかかわらず、ネイティブ・スピーカーが「教える側」、言語上ハンディのある日本人が「教わる側」になりやすく、そうなるとどうしても教える側に高圧的な気持ちが生じやすい一方、教わる側には「わざわざ日本からやってきて、そちらの言語で交渉しているのだから、少しはこちらの事情も斟酌して欲しい」といった「甘え」が生じることがあるようです。
稟議方式、集団経営方式を採用していることの多い日本企業は、真に全権を委ねられた人が交渉に臨むことは少なく、交渉の場で、一定レベルまでは、YES、NOを言えても、詳細部分や微妙な部分、想定外の状況については、日本にある本部の考えを打診しなければならないケースが出てきます。社長自らが交渉にでている場合でさえ「役員会に諮らなければ、お答え出来ません。」などと発言することがあります。これは、時間を稼いで、少しでも交渉を有利にもっていくための戦略である場合もあるのですが、相手方は不満でしょう。問題は、すぐ(例えば翌日)、回答が出せない場合です。「本部で今、鋭意検討しているので、もう少し時間が欲しい。」といった言い訳(=甘え)をするわけですが、そのような場面で、相手から浴びせられることの多い表現が“That’s your problem, not ours.”(「それは、そっちの[社内]問題で、こちらとは関係がないでしょう」)です。他にも、「部品のサプライヤーの納品が遅れているので、貴社に期日通り、完成品を納めることが出来ません。」といったケースでも同様です。但し、今回の東日本大震災後の場合のように、「止むを得ない」状況であることを相手が理解していれば、そう厳しくは攻められないとおもいますが・・・。
一方、英語が母国語でなく、あまりドライな交渉をしない東南アジアのビジネス・ピーポーとの間では立場が逆転し、日本人のほうが先方の「言い訳」やら「事情」をどれだけ受け入れるかの判断に迫られます。「家族問題があって」、「組合がなかなか納得してくれないため」、「急に都合が悪くなって」、「他からもっといい条件がだされたので」等、まるで、当たり前のように、それまで延々と交渉してきたことを度外視した発言をしてくる相手もいます。つい“That’s your problem, not ours.” とどなりたくなるかもしれませんが、あまり厳しいと相手が逃げてしまい、交渉になりません。そこは、ビジネスの目的に立ち返り、この地域では「貸し」を作っておくことも大事であることを思い出す必要があります。但し、あまり寛容ですと、どんどん、甘えてくることがありますので、限度を設けることも大切でしょう。
今週は、6月前半の「外国」「国外」に関連しているセミナーのご紹介です。
・6月7日(火) 「外国籍ファンド・投信の法務上・税務上の留意点」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231045m.html
・6月13日(月) 「現地報告 ベトナム・ホーチミン市進出時、進出直後の注意点~生のベトナム情報、トラブル事例、会計・税務・労務・法務~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231087m.html
・6月14日(火) 「国内及び国外における格付会社規制の近年の動向」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/231095m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
英語採掘場No.30 (110428 グローバル人材 Ⅲ)
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
以前にもこのコーナーに書きましたが、少子化等による、国内市場の先行き不安から、近年多くの日本企業が、販売市場、労働市場を求めて海外進出を進め、或いは海外企業との提携を深めています。そこで弊社は、「海外進出」、「クロスボーダーM&A」、「英文契約書」関連セミナーにも注力しております。特に、3月の東日本大震災後、4月に入り、海外進出、海外企業との提携、海外子会社の管理・監督といったテーマが比較的受講者を集めています。
海外でのビジネス、海外とのビジネスの戦略や戦術を考え、更には、計画を実行に移すには、それが出来る「人」が必要です。もちろん「アウトソーシング」等外部戦力を活用することも可能ですが、その場合、客観的な立場からの結論は得られても、真に自社の実態・実力に沿い、自社の立場に立ったベストな方策が得られないという不安が残ります。そうなると、どうしても社内で、「グローバル・ビジネスに対応できる人材」を育てなければなりません。外国人や帰国子女を採用しても、自社の経営方針やビジネスを十分理解してもらわなければ、「グローバル・ビジネス人材」として活躍してもらうことは出来ません。
しかし、これまでもっぱら国内市場を対象に諸経営方針や人事制度を立てて来た企業が、それをそのまま国際市場にあてはめようとすると、いろいろな面で問題が生じる可能性があります。かなり前に、海外進出を果たした日本企業の多くは、日本本社の諸制度や、「考え方」、「やり方」をそのまま海外拠点にも適用し、現地拠点の経営陣を日本人で固めることにより、それを実行してきました。中には、現地拠点での「公用語」を日本語にし、主要会議を日本語で行う企業もあるようです。昼食も日本人だけで、日本食を食べにいく。これが「悪い」とはいえません。これであれば、確かに本部として海外拠点を管理していくのは楽です。注文や文句があれば、日本語で現地代表者に日本語で伝えれば済むわけです。現地代表者も、必ずしも英語や現地語を苦労してマスターする必要もありません。しかし、日本企業が圧倒的な資本力・技術力で、外国に雇用機会を提供し、生産・製造技術を伝授する時代は変わりつつあるのではないでしようか。
弊社では、5月18日(水)午後1時30分から、「グローバル・ビジネス人材の育て方【中級編】~日本企業は構造的な問題(ネック)をどう解決していけるか~」と題してセミナーを開催しますが、その講師は、現在「ダイヤモンド・オンライン」にグローバル人材関連記事を連載中で、昨年「海外勤務を命じられたら読む本-グローバルマネジメント入門」(中経出版)を出された、SPCコンサルティング(株)の白藤 香(しらふじ・かおり)東京LABO所長にお願いしました。(本ブログ No.17[110128] 及び No.21[110224]ご参照)。本セミナーは、好評でありました本年2月16日に開催の【入門編】の続編になっており、企業内でグローバル・ビジネス人材を育てようとする際のハードルや壁が実際どのようなもので、それらをどのように乗り越えていけば良いか具体的な方策をご紹介するものです。詳細は、次をご参照下さい。
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230904m.html
現在、グローバル・ビジネス対応人材の早期育成を必要とされておられる日本企業は、海外拠点や、本社海外部門で活躍してもらえる人材を念頭におかれておられるのではないでしょうか。しかし、日本企業が今必要としているのは、経営中枢本部で活躍出来る「グローバル・ビジネス対応人材」かもしれません。
次回のプログは、また英語に関したテーマに戻します。
引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
英語採掘場No.29 (110422 a ballpark figure )
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
ビジネスでの交渉や会議などでは、かなり下調べをしていったつもりでも、「想定外」の話題になったり、質問が出たりします。国内でもそうなのですから、文化や考え方の異なる海外ではなおさらです。例えば、「7年後には、その数字はどうなっているだろうか。
大凡でいいから、教えてくれないか。」という質問に対し、或る程度のデータを準備していたとしても5年先までしか見通せないといった場合、“Who knows.”(そんなこと、だれもわかりゃしません)と答えるわけにはいきません。懸命に想像力を働かせて、本当に大まかな答えを出すしかありません。“roughly”(「大体」)というと、結構正確な数字に近いニュアンスがあります。「見積もる」の“estimate”と、「推測する」の“guess”を合わせた、“guesstimate”という言葉を使う人もいますが、アメリカで良く使われるのが、“a ballpark figure”(直訳すれば「野球場に関して使われる数字」。いわれは様々。入場客数を大凡で発表するからとか、野球場の大きさが様々だからとか、打ったボールがほぼ球場内のどこかには落ちるから[=あてずっぽう]とか。いずれにしても「大雑把な数字」或いは「概数」)です。“A ballpark figure would be in the area of XXXX”(「おおまかな推定では、XXXX あたりでしょう。」というように使います。ただ、1ヶ月先の見通しまで、このような答えをしていては、信用を無くします。もっとも、今回の東日本大地震・大津波・原発事故のような災害の後では、様々な事柄の予測が困難になるので、a ballpark figure とならざるを得ないかも知れませんが。
同じように、すぐに数字や名称等が思い出せなかったり、案が思い付けない場合もあると思います。そのような時に使える表現が、“off the top of my head”(「私の頭のてっぺんの記憶、或いは考えでは・・・」即ち「すぐには頭に思い浮かばないが、確か・・・」という意味)です。“Unfortunately, I do not quite remember how much it cost、but just off the top of my head, it was in the area of one hundred thousand yen.”(「残念ながら、それが幾らしたか、ちょっと思い出せないのですが、確か、10万円近辺だったと思います。」)
というように使います。記憶力の悪い私の「愛用表現」でもあります。しかしこれも、あまり使うと、信用を落とします。自分のビジネスに関係する重要数字は、しっかりと押さえておきたいものです。
今週は、5月後半の海外進出関連セミナーのご紹介です。
・5月17日(火) 「台湾進出法務及び台湾経由での中国進出法務」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230895m.html
・5月19日(木) 「マレーシア進出法務の基礎知識」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230913m.html
・5月20日(金) 「【大阪開催】シンガポール統括会社活用の法務・税務」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230925m.html
・5月24日(火) 「主要先進国・新興国向けM&A投資の留意点
~英・米・EU・中・印・露等でのM&A法実務(一部税務)~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230945m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.28 (110415 Homework )
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
さて、新学期が始まりましたが(学校によっては、震災の影響で、入学式や、始業式を5月の連休明けに延期したところもあるようですが)、学校といえば、授業、そして宿題です。 学生時代「宿題」の英訳は、“homework”と習われたと思います。
しかし、このhomework は、学生に限ったものでは無く、ビズネス・プルスンになってもついてくるのです。
比喩的にではあるのですが、仕事上の下調べや、要確認事項の調査等を示す時に使われます。
そもそも、会合や会議に、採り上げられることが予想されるテーマについて下調べしないまま参加することなど、英語圏でのビジネスでは普通考えられません。最低限の下調べはしておかなくてはなりません。また、前回(前日の場合もあります)の会議で確認を依頼された事項については次の会議(翌日の場合もあります)に何らかの確認結果を持って参加しなければなりません。何も議論に加われなったりすると“You didn’t do your homework!”(「君は調査を怠ったんだね」)と言われ兼ねません。会議が、2日間にわたり、最初の日の晩は、相手方主催のレセプション(パーティ)があって、強い酒を勧められ、しこたま飲んでしまったとしましょう。その晩は、徹夜になったり、夜中に起きて、cold shower (冷たいシャワー)を浴びてでもhomework はやっておかなければなりません。酒を勧めたのが先方であっても、「昨晩飲み過ぎまして・・・」などという言い訳は通用しません。ビズネス・プルスンのhomework は、学生時代のものよりもはるかに厳しいのです。その意味で、上司のお供で参加している場合であれば、夜のレセプションでの飲酒はもっぱら上司にお願いしたほうがいいかもしれません。(レセプションも大事ですから、homework にために欠席する訳にはいかないでしょうから。)
インターネット、メール、FAX、電話等をフル活用して適確に調査をし、次の会合で披露できれば、“(初めのIt が省略されて聞こえる)Looks
like you’ve done your homework!”(「君はちゃんと調査をやったようだね」)と参加者達から褒められることでしょう。その場にいる殆どの人が、過去に同じような役割を経験しているので、大変だということを良く知っているのです。
今週は、4月最終週から5月前半にかけての海外進出関連セミナーのご紹介です。
・4月26日(火) 「英文M&A契約作成・チェックの基礎知識」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230785m.html
・4月27日(水) 「タイ最新・進出・ビジネス法務の基礎知識 ~外資規制・会社法制・労働法制他~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230793m.html
・5月12日(木) 「今こそ注目!インドネシアの資源開発とインフラ・ビジネス ~日本企業にとっての大きなビジネス・チャンス~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230863m.html
・5月13日(金) 「外国子会社に対する内部監査の実際 ~実務に役立つ留意事項、事例を交えて詳細に~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230877m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
私は、セミナーの企画を行っている担当者の一人ですが、最近、アジアを中心とする海外進出関連セミナーに多くの受講申込みを頂いておりました。それが今回の震災や停電による影響で、今後どのような傾向になるのか高い関心をもっております。国内マーケットがますます限られるようになることからマーケットを求めて、或いは、製造リスク分散の立場から、日本企業は更に海外進出を進めていくのか。それとも、今回の災害で、対外進出の余力が無くなってしまい、まずは国内体制を固めることに専念するのか。しかし、いずれの場合でも、日本人ビジネス・パースン(person、複数形はpeople
)にとって国際通用語としての「英語」は、これまで以上に重要になると思われます。国内体制を固めることに専念するにしても外国企業との取引は増えていくでしょうし、或いは海外からM&Aの話が持ち上がるかもしれません。「上司が急に外国人に変わった」などと言う話があちこちで聞かれることになるかもしれません。もちろん、日本語と日本文化はしっかり守っていく必要があります。日本文化を英語で説明しようとすると、それまで自分が良く理解していたつもりの自国文化を、かなりいいかげん或いは中途半端にしか理解していなかったことに気づくことがよくあります。英語を勉強してゆくと、日本語が大変難しい言語であり、我々は、それを大変な努力を通して身につけてきたことも分かります。しかし、それに多大な時間を割いて来た為に、勉強を後回しにしてきた分野もありそうです。ビジネス英語は、日々のビジネスをスムーズに進めていくために習得するわけですが、かなり大事なのが、“social
relationship”(社交)です。よく東洋人は、ビジネス内容よりも取引相手を信用できるか否かで可否を判断するが、西洋人は、専らビジネス内容や条件で判断すると言われますが、西洋人もビジネス相手を見定めないわけではありません。食事や、カクテルパーティーなどの時に、相手の人柄を探っています。日中の会議の時には、モグモグと自信無さそうに話していた日本人が、酒を飲んでリラックスすると、訥々とした英語ではあるものの歴史や哲学、芸術等に造詣が深いことが分かり、翌日の会議から急に相手の態度が変わって、なんとかその日本人の言わんとしている内容を理解しようと真剣になったりすることが結構あります。
いくら英語が話せるようになっても、「教養」を持ち合わせていないと、ビジネスでも損をすることが多いように思います。
今回は、前置きの「御託」が長くなりました。ここで、相手を食事等に誘う時の言い回しをご紹介しましょう。もちろん、フォーマルな場合には、招待状(invitation card)等を送ったりするわけですが、電話やメールで相手を誘うときの表現です。
“How about (power*) lunch tomorrow?”「明日、(ビジネス*)ランチ如何ですか。」
“Sounds good (或いはgreat)!”「いい(ご提案)ですねー」のやりとりのあとに時間と場所を確認します。ここでもHow about が登場し、“How about 11:30 at Fuji Restaurant? ”「11:30 にフジ・レストランでは如何ですか。」、“I’ll be there!”「必ず行きます。」といったやりとりになります。
*power は、「仕事の話をしながら」の意味があります。朝食の場合も結構あり、“power breakfast”といいます。しかし“power dinner”は聞いたことがありません。夕食は、直接仕事の話をする場ではなく、上述のように「相手の人となり」を見定める場だからなのかも知れません。
今週は、4月後半の海外進出関連セミナーのご紹介です。
・4月15日(金) 「事例で学ぶ! 中国ビジネス法務」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230711m.html
・4月19日(火) 「インド進出・合弁・M&A等の為の具体的法務知識 ~外資規制から会社法まで~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230731m.html
・4月21日(木) 「インドネシア進出、合弁、M&Aの法務 ~他のアジア諸国との比較を踏まえて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230753m.html
・4月22日(金) 「海外拠点コンプライアンスと内部統制」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230759m.html
・4月27日(水) 「タイ最新・進出・ビジネス法務の基礎知識 ~外資規制・会社法制・労働法制ほか~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230793m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.26 (110401 “weather” って「天候」のことではないの?)
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このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。(初めての方は、この一番下にぶら下がっております、英語雑記帳No.1 をご覧頂ければと存じます。)
先週の「ボディーラングイッジ」の続きになってしまいますが、日本では、大人も子供も人差し指と中指でVサインを作って、「ピース」と叫び、写真におさまったりします。そのため、V=peace(平和)のサインやマークだと思っている人が多いのではないでしょうか。指によるVサインは、第二次世界大戦時、イギリスのチャーチル首相が、連合軍の勝利を信じて示したのが最初という説もありますが、おそらく英語圏ではそれより前に一般に使われていて、それをチャーチル首相が、報道陣の前で示したので、世界的に有名になったというのが真相では無いでしょうか。しかし、我々が注意しなければならないのは、このVサインは、あくまでもvictory
(勝利)のV印であって、peace を直接意味する印では無いということです。つまり、「戦争に勝ち(victory)、その結果として平和(peace)が訪れる」という意味で、兵隊達が、指でVサインを示しながら、“peace”と叫んでいるわけです。ですから、おそらく戦争でも無いのに、英語圏の人たちに指でVサインを示しながら、“peace,
peace”と叫んだり、理由も無くVサインを示しながら写真におさまるといったことは日本以外では止めたほうが良いでしょう。これは、あまりビジネスシーンではお目に掛からないので、「ボディーラングイッジ」のところでは採りあげませんでしたが、peace
では無く、victory の意味として示すのは許されるかもしれません。例えば、競合先の企業との競争に勝った時や、所属会社のバスケットボールチームが地区優勝したとかいう時にVサインを示しながら写真におさまるのは「意味不明」と思われることはないでしょう。
戦災とは異なるでしょうが、今回の大地震や大津波も、なんとか乗り切らなければならない災難です。「乗り切る」という意味の英語には、overcome、get
through等がありますが、危機を乗り切るといった場合に、我々が通常、「天候」の話しをするときに使っているweather という単語を使うこともあります。「風雨という困難をしのぐ」というところから来たのかもしれませんが、例えば:“We
must weather through(或いはout)this difficulty.”(我々は、この困難を乗り切らなければならない)というような形で使われます。是非、今回の天災によって直接・間接の被害をうけた企業や個人の皆様には、この困難を乗り切って(weather
through/out)頂いて、いつの日か、共に、victory のV字サインを高々と掲げようではありませんか。
今週のご紹介セミナーは、4月中に開催される、震災、原発事故関連問題に関する法務対応についての「緊急開催セミナー」です。
・4月15日(金) 「震災による諸問題(業務・保険・労務等)への法務対応」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230709m.html
・4月18日(月) 「大震災・原発事故後の法律上の重要問題とこれからのリスク管理 ~定時株主総会での対応、原子力損害賠償制度、『不可抗力』の扱いほか~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230724m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
英語採掘場No.25 (110324 ボディーラングイッジ 2)
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金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。
このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
先週は、大地震に関連して見舞いメールに関連するテーマに変更させて頂きましたが、今週は、再びボディーラングイッジを採り上げます。
ビジネスの中で、実際どのようなボディーラングイッジが使われているでしょう。もちろん、深刻な状況下では、あまり使われません。多少打ち解けた雰囲気の中で出てくることが多いといえます。もちろん職場の同僚間では、頻繁に使われるでしょう。 但し、これらは、相手がネイティブ・スピーカーの場合で、非ネイティブ・スピーカーの場合には該当しない場合があります。
1.まず、日本でも良く知られているのが、「肩すぼめ、両手両腕左右開きのポーズ」です。これは、“I don’t know”や“Search me”(「私は、知らない」、「私に聞いたって分かるものか」)とか、“Who
cares”(「誰もそんなこと気にしない」転じて、「そんなこと知ったことか」)、或いは、“So?”(「それで?」)といった意味を持っています。その場の雰囲気でどの意味かを察しなければなりません。
2.「右手の拳を前に突き出しながら、親指で上を指す」と、「了解・賛成=yes」、「成功」、「成功を祈る」、「正解=マル」といった意味になります。最近は、日本でもこのような意味で使われることが多くなって来ましたが、これまでは「親爺」という意味で使われていたと思います。それでは、「拒否・反対=no」、「失敗」、「不正解=バツ」はどう表すかというと、同じ右の拳をそのまま180度ひねって、親指が下を向くようにします。日本人は、マルは、両手を頭の上で合わせ、両腕でマルの形を作ったり、バツは左右の指や、腕を交差させて、Xの形を作って表したりしますが、それよりは、親指サインのほうが、分かってもらいやすいでしょう。
ちなみに、上述の親指の方向が横になるように腕をひねり(腕を曲げている人もいます)ますと、ヒッチハイクで「親指の差している方向に行きたいので、乗せてってくれ」という意味になります。
3.左右片方、或いは、両方の手の中指を人差し指の上に交差させるようにすると、それは、十字架の形です。これは、言葉でも、“Keep your fingers
crossed!”と表現されることもあり、「この計画が上手くいくよう祈りましょう」といった場面で出てくることがあります。要するに、期待、希望を表現するしぐさです。子供などは、「ウソがばれないように」と祈って、背中の後で、この「指十字架」をつくることがあり、洋画や英米のテレビ番組でそんなシーンをみかけることがあります。
4.片手の人差し指をメトロノームのように左右に動かすのは、「禁止」、「NG」といった意味です。通常は、大人が子供に「ダメ」なことを教える時に使うのですが、相手に英語が上手く理解してもらえないと思うと咄嗟に、このしぐさが示されることがあります。「それはセクハラですよ」と相手にこのようなしぐさをされないように注意しましょう。
5.「ウィンク」。これはくせものです。状況から、相手が何を伝えようとしているのかを感じ取らなくてはなりません。「冗談だよ」、「お互い上手くやろうぜ」、「良かった」、「おめでとう」、「大変な上司を持って気の毒だな」等々、人によって癖があるので、付き合いが長くなると分かってきますが、初対面の相手にやられると、複雑な思いがします。時にはこちらをバカにしているように思われる時もありますから。もちろんこれらは、ビジネスのシーンでの話で、プライベートのシーンでは「意味深長」なケースがあります。
6.片手の人差し指と、親指の先を近づけ、すこし間を空けてしめされたら、それは、「間もなく」「もう少し」といった意味です。「もう少し歩み寄ってくれれば合意できるのだが」とか、「間もなく始まるから、もう少し待って欲しい」とか、「ほんの僅かな差だ」といった表現をする場合に使われます。もちろん、言葉で上手く表現できるようなときは使う必要などないのですが、相手に分かってもらえないと思うとこのしぐさをされることがあります。
7.机の上などを、拳の背等でトイレの戸を叩くように「コツコツ」と叩くのは、言葉で“knock on wood”(「木を叩く」) 或いは“touch wood”(「木に触る」)と言う代わりのしぐさです。これは、「引き続き上手くいくことを祈りたい」といった表現です。ビジネスでも結構使われますが、やや不安な時に、「希望を込めて」という「運頼み」の場合が多いように思います。
8.日本では、道を譲ったりする時に、「お先にどうぞ」と言葉で表します。英語でも、“After you (,please).”という言葉での表現方法がありますが、それと同時に、或いは無言のまま、手のひらを相手に見せながら片手を進行方向に軽く挙げるしぐさをすることがあります。日本で、デパート等の案内係の人が「どうぞ」といって案内するときの、あの動作です。「日本でもやっているではないか」とおっしゃるかもしれませんが、違いは、無言でもすぐに通じるかどうかです。案内係による言葉を添えてのしぐさなので、とまどう人は少ないでしょうが、無言でこのしぐさをされて、直ぐ反応(遠慮も含めて)できる人は、英語圏文化経験の多い方なのではないでしょうか。英語圏の人々は、これが自然と身に付いているようにおもいます。(ついでに言えば、ボディーラングイッジではありませんが、すぐ後から来る人の為に、ドアを押さえておいてあげるという動作も身についているようです。我々日本人の多くは、まだまだ後から来る人のことなど無頓着で、その人がドアにぶつかりそうになる距離であるにも拘らず当然のようにドアを閉めてしまうことが多いようです。)
この他にも、いろいろな手振り身振りがあります。分からない時には、「一時の恥」と割り切って、相手に聞くことです。
今週も、セミナー紹介は省略させて頂きます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.24 (110317 災害見舞いの英語表現)
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金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡yoshioka@kinyu.co.jpです。このたびの地震で、被害を受けられました皆様には、心からお見舞い申し上げます。
予定では、今週、「ボディーラングイッジ 2」について書かせていただくことになっておりましたが、それは来週以降にさせて頂き、先週3月11日(金)の大地震後、海外の知り合いから、何件か見舞いメールが届きましたので、急遽それに関連するテーマに変更させて頂きます。
災害や事故に関連する表現は、滅多に使うことは無く、使わなくて済んで欲しいのですが、日頃使っていないので、いざ使わなければならない場面に遭遇すると、困ることがあります。英語圏の場合、日本に比較して、ビジネス上、例えば、企業間で「災害(事故)見舞い」を公的に発信することは、少ないようにおもわれます。ビジネス相手の場合でもあくまでも個人対個人という立場での「お見舞い」が多いのではないでしょうか。
今回、私が、受けとったメールの表現の幾つかをご紹介すると(このような時に良く使われる単語に下線を引きました):
“Just a note to say, I hope you and your families are OK.”
「貴兄及びご家族の皆様がご無事だとよろしいのですが・・・。」
“Everyone here in America is watching carefully and hopes all of our friends in Japan do OK.”
「ここ米国にいる皆が、日本の友人達の様子を気にしながら見守っており、大丈夫であることを願っています。」
“We have been hoping you and your families are safe.”
「貴兄とご家族の皆様が安全でおられることを願い続けて参りました。」
“You are in our thoughts and prayers.”
「皆様のことを(いつも)思い、(ご無事を)お祈りしております。」
(クリスチャンの多い米国では、このような言い回しが多いようです。「忘れていない」 「(気持ちが)共にあるよ」という励ましの表現です。)
このような、メッセージを受けたら、どのように返事すればようでしょう。もちろん被災している場合には、返事など出す余裕が無いかもしれません。あくまでも無事を知らせる場合です。
“Thank you very much for your warm (又はkind) support and consideration.”
「温かい(ご親切な)ご支援、お心遣い、誠に有難うございます。」
“My family and I (又はWe here) are all OK(又は safe).”
「(お陰様で)私も、家族も(私共は)無事でおります。」
“It’s ‘business as usual’ at the company that I work for, although some
people can not come due to public transportation troubles.”
「勤め先は、『通常通りの営業』ですが、公共交通機関の混乱で、出勤出来ない者も何人かおります。」
“I will contact you again, when things calm down a little.”
「もう少し、状況が落ち着きましたら、又、ご連絡申し上げます。」
今週のセミナー紹介は、省略致します。皆様くれぐれもお気をつけてお過ごしになられるようお祈り申し上げます。
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英語採掘場No.23 (110310 ボディーラングイッジ 1)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば望外の幸いですが、私は、語学の専門家でもネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
最近、テレビ等で大人気になっている渡部陽一さんという「戦場カメラマン」がいます。大きな手振りを交えながら、昔のレコードプレーヤーや録音テープの速度を1~2段階下げたような非常にゆっくりとしたペースで、しかししっかりとテレビカメラや、相手の目を見ながら話します。ご本人のもともと「ひょうきんな」ご性格という面もあるでしょうが、あれこそが、まさに様々な国の人たちとコミュニケーションをとってきた経験から自然と身に付いた技なのでしょう。
英語というと欧米先進国のイメージが先行しますが、われわれ日本人にとって、今後ますます重要になるのが、非ネイティヴ・スピーカー(新興国の人々等)達との英語という国際共通語での会話でしょう。こちらも上手く話せない、相手も上手く話せない、しかしコミュニケーションがとりたい、とらなくてはならない。その際には、正に渡部陽一さんの技法が有効になるのです。まず相手の目をしっかりとみて(基本的にシャイな我々日本人は、どうしても目をそらしがちです)、こちらが真剣であることを示す必要があります。
そして、たどたどしくても明瞭に(自信が無い為、くちごもってしまったり、覚えたフレーズや原稿文を早口で言ってしまいがちです)言葉を発することが必要です。さらに、会話を助けるのが、手振り(場合によっては、顔の表情や、身振りも)です。かならずしも手振りが、話している内容を示すものでなくても良いのです。渡部さんもそうですが、良く欧米語のネイティヴ・スピーカー達は、両手を一緒に腹から胸、そして前方に何度も動かすしぐさします。これは、要するに、「言葉では上手く言い表せない部分もあるが、自分の内部(腹や胸の中?)にある気持ちを貴方に伝えようとしているのだ」という懸命な気持ちから出てくるアクションと思われます。
最近では、どんどんリタイヤされているので、殆ど見かけなくなりましたが、少し前までは、ラジオ放送時代からの、たとえば東海林太郎(しょうじたろう)氏のように、テレビカメラの前でも、直立不動で歌う歌手が残っていました。ラジオの時代には声しか聞こえないので、そこから歌手とその思いを汲み取るしかなかったのですが、テレビを通し姿が見えるようになると、直立不動は、視聴者にとって物足りなくなり、歌手達は、様々なアクションで感情を伝えようとするようになりました。私が、海外勤務から戻ってきて、いろいろな機会に社内外の人たちと話し始めると、相手の方々は、けげんな顔で私の手の動きを目で追いながら話を聞いておられるのです。そのうち日本語の会話では、なるべく手を動かさないようにしましたが、外国人客との英会話になると、今度は動かさないと不自然になるので、多少ですがストレスが溜まりました。英語で話しをするときに手や表情の助けを借りると、相手に通じやすくなる、いや、英語による会話が、それを前提としているように思います。つまり英語は、言葉の意味が比較的あいまいで、前後関係や雰囲気から、その状況下での言葉の意味が決まることが結構ある言語のように思います。そうなると、更に漠然としているように思える日本語会話にこそもっと手振り、身振りが必要なように思いますが、そこは、「長年の教育・継承に基づく民族的な暗黙の合意」に基づいて、「以心伝心」で相手に意味が通じて来たのではないでしょうか。外国人にとっては、おそろしく難かしい言語と言えそうです。そして、今後「以心伝心」が難しくなってくると日本語会話にも手振り・身振りが多くなってくるように思います(既に一部テレビタレントの中には、語彙不足をアクションでカバーしている人もいるようです)。もっとも、KYと言っただけで、多くの人が「空気読めない」と理解できるうちは必要無いでしょうが。
今週は 3月末から4月前半の海外に関係するセミナーをご紹介致します。
・3月29日(火) 「ベトナム進出の法務・会計・税務 ~セミナーだから聴けるベトナムの生情報~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230585m.html
・4月5日(火) 「インド進出の実務的諸問題 ~土地取得、現地組織立上げと運営、販売網構築等~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230635m.html
・4月12日(火) 「中国でのM&Aをいかに成功させるか ~ターゲット探しからクロージングまでの中国式ノウハウ~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230683m.html
来週もボディーラングイッジの続きです。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.22 (110303 言葉に詰まったとき、どうするか)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば望外の幸いですが、私は、語学の専門家でもネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や
勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
日本語での会話で、直ぐ次の言葉が出てこない時、「エー」とか「まあ」とかを入れることがあります。英語でも“errr (アー:この「音」を伸ばす時の表記は、英語の場合文字を重ねて書くことが多いのです。ビジネスでの交信では、まず出てきませんが、犬が「ウー」と唸る様を、“grrr”と表現したりします。“gr-”という書き方をすると、“-”の部分に色々な単語や文字が続くといった意味にとられます。)”とか“ammm(アムー)”とかで、次の言葉との間を繋ぎます。
日本語の会話でもそうですが、あまりこのような「音」を沢山出すと、相手に不快感を与えたり、信用の低下を招きます。それでは、何も「音」を出さずに、日本語式に、相手に「間」と思わせればいいかと言うと、英会話の場合、相手に、こちらの会話が終ったと思われてしまいかねません。
面と向かって話しているときは、手のアクションや顔の表情で、「今、適切な言葉を捜しているところだ」と察してもらうことが出来るかもしれませんが、電話の会話ではそうは行きません。そんな時に、良く使われるのが“well,
・・・”とか“let me see ・・・(或いは、let me think ・・・)”、“how should I put it(或いは、“how
should I explain”といった句を「つぶやく」手法です。これですと、「今、考えているところだ」ということが相手に伝わりますし、文全体を初めに戻って言い直すことも可能です。これもあまり多いと、相手は聞きづらく感じるでしょうが、“errr”や “ammm”が多いよりはいいでしょう。最近では少なくなりましたが、英語圏のネイティブ・スピーカー達の中には、外国語で苦しんだ経験(中学や高校で、ラテン語やフランス語、スペイン語の授業はありますが、ビジネスで必要となることが殆ど無い)が無いため、英語を上手く話せない人間は、能力が低いと思っていた時代があったようです。今では、先方が外国人とのやりとりに慣れているビジネス・パースンであれば、辛抱強くこちらの言わんとすることを斟酌してくれようとしますが、交渉が不利になると突然、こちらの言っていることが分からない振りをすることもあるので要注意です。やはり、重要事項は、書いたものでの最終合意をするのが鉄則でしょう。
こちらのペースに持ってゆくには、上述の“well, ~”等もそうですが、“by the way~”(ところで)といった句を上手く使って、こちらが早く決めておきたいポイントを先に議論するように仕向けるべきでしょう。
ここで注意が必要なのは、この会話の合間に入れる単語や句は、比較的「癖」になりやすいということです。例えば、学生同士の会話文などで何度も出てくる“~,
right? ~, right?~, right?”(「だよね?」とか「分かる?」に近いニュアンスか)、或いは “like~like~like~”(「っていうかー」とか「~テキ(的)に言うとー」に近いニュアンスか)更には、“~,
you know? ~, you know?~, you know?”(“Do you know,~?”と文章の最初に置く使われ方ではなくて、文の最後に付け足しのように使われ、「~なんだから」と強調する言い方)が「癖」になってしまうと、なかなかそれが抜けなくなります。しかし、これをビジネス会話で使うと、通じることは通じても、それだけで軽く見られたり、信用が落ちたりします。もしご自分がこの「癖」があることに気がつかれたら、すぐ直されることをお勧めします。
今週は 3月下旬の海外に関係するセミナーをご紹介致します。
・3月22日(火) 「海外代理店契約の実務 ~法務リスク、注意事項から『見方』『考え方』まで解説~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230533m.html
・3月24日(木) 「海外子会社に対する親会社監査・内部統制入門」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230555m.html
・3月25日(金) 「台湾進出、合弁、M&A、知的財産管理等に係る法務 ~ECFAの利用も含めた日台提携による中国大陸市場戦略も見据えて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230560m.html
・3月25日(金) 「日本におけるスクーク(イスラム債)発行に向けた法律実務と課題 ~ストラクチャー・税制改正の要点・その他検討事項~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230563m.html
・3月28日(月) 「国外財産と国際相続の税務と対策 ~日本および財産所在国で生じる課税関係と実務、最近の判例・事例も踏まえて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230577m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.21 (110224 グローバル人材 Ⅱ)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば望外の幸いですが、私は、語学の専門家でもネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
このプログシリーズのNo. 17 でご紹介致しました、SPCコンサルティング(株)の白藤 香(しらふじ かおり) 講師による「グローバル・ビジネス対応人材育成口座【入門編】~どこから始めたら良いのか~」が先週開催されました。
白藤講師は、セミナーの中で、人材育成のプロセスということで、「コミュニケーション/マネジメント/外国人従業員の士気の高め方」の3点を説明されましたが、「コミュニケーション」のところで、「どのように能力を磨いていくと、早く語学は習得できるか」ということについても触れておられました。
ここではまず対話力が重要で「聞く力」を高める必要があるとのことです。対話力が足りないと、「電話を(途中で)切られる」、「アポが取れない」、「自分(自社)の売込みが出来ない」という「修羅場」を経験することになり、これを克服するためには、基礎語学能力を磨くことが大事で、集中的におこなうことが習得の早道と言っておられました(幾つかの具体的方法もあげておられました)。
私個人としては、外国語習得の早道は、「恥や外聞を捨てることだ」と思っています。随分変わったとは云え、まだまだ日本は「恥の文化の国」です。失敗の少ないことがプライドにつながり、失敗を指摘されることが多いと自信喪失につながります。ところが、一方で「成功」の基準が、この狭い国で「影響力の強い人または組織」によって一方的、ガラパゴス的に作り上げられた内容(イジメや自殺の遠因になっているかもしれません)であることが結構あるため、「日本での成功(正解)は、世界での失敗(間違い)」ということもあるのです。従って日本国内で外国語を学ぶことはかなり時間とエネルギーを必要とします。しかし日本を離れますと「旅の恥はかきすて」の心境になれ、そのことが上達を促すように思えます。ここで勘違いしてはいけないのは、外国語は、あくまでもツールなので、それが上手く操れるようになったからといって、それ自体をプライドにするのはこれまたおかしなことです。旧植民地であったアジア諸国には、英語がペラペラの人が大勢います。英語が話せる(例えば、TOEIC高得点等)だけで一目置かれるこれまたガラパゴス状態なのは、日本を含むほんの一握りの国であって、本当に大事なのは、それを使ってどう組織をマネージしたり、業務を遂行したり、学問研究を進めたり、社会貢献しているかだと思います。一方で、「外国語が出来るという人は、他の能力に劣っている」「語学バカ」とことさらけなす(日本人の得意技の一つが、他人をけなすことで自らのプライドを高めることかもしれません)人がいます。しかしこのような、外国語に関心を持ったり、それをマスターした人達、或いは、海外勤務経験者等に一般的に「特殊才能者」「特殊経験者」としてのラベルを貼り、組織の中で上手く育てたり、活用してこなかった(もちろん例外はあります)ことが、正に日本の企業や組織(政府や学校等)の国際化、グローバル化(人材育成)を遅らせてきたのではないでしょうか。日本人でさえ上手く活用してこれなかった今までの組織ややり方のまま、「グローバル化」の動きに乗り遅れまいと外国人を採用・マネージしてゆくことなど相当無理があるように思われます。
現在、海外に留学する人が減ってきていることが問題になっています。確かに経済的な問題が大きいのでしょう。ただアメリカの大学・大学院への留学生が減ったということはそう大きな問題ではないように思います。大学や大学院への留学は語学の習得も副次的にはあるでしょうが、やはり知識や技術の習得そして友人や人脈をつくることに価値があるのではないでしょうか。その意味では、アメリカやヨーロッパでなくても、最近はアジア諸国にも立派な大学院やビジネススクール(多くが英語で授業)等がいくつも出来ています(英米系も含めてですが)。そこには将来のアジア諸国のリーダーとなっていくであろう現地の若者が集まっています。日本の若い方々には、是非こちらのほうにも関心をもって頂きたいと思います。おそらくそこでは、知識や技術に加えて日本で失われつつある、真のグローバル人材になるために必要な逞しさ、したたかさ、ハングリー精神といった要素にも触れることが出来るはずです。
今回は、話題が「ビジネス英語」から少し離れてしまいました。来週は戻します。
今週のセミナー紹介は 3月後半のアジアに関係するセミナーです。
・3月16日(水) 「途上国のppp法令から成功する民活インフラ投資を考える
~バングラデシュ、ベトナム、ケニアのppp法令を中心に~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230505m.html
・3月17日(木) 「アジア企業の買収とファイナンス
~香港上場企業を例として~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230515m.html
・3月18日(金) 「アジア進出企業関係者に必須! 国際課税紛争を巡る実務上の諸問題」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230523m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
英語採掘場No.20 (110218 電話で自分の名前を相手に伝える)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば望外の幸いですが、私は、語学の専門家でもネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や
勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
今回は、電話での会話についてです。日本語でも電話での会話、特に初めて話す人との会話は、簡単とは言えません。例えば、ビジネスでの電話で「吉岡と申します」と言うと、「どのような漢字でしょうか」と聞かれることがあります。確かに芳岡、義岡等もあるでしょうから「ヨシは、大吉、小吉の吉で、岡は岡山県のオカです」といった説明をします。
英語の場合も、氏名等の綴りを説明しなければないケースが結構あります。SMITHとかWASHINGTON、JOHNSON といったポピュラーな名前であれば、相手はすぐわかるでしょうが、日本人の名前ですとまず綴りを聞いてきます。我々は、学校で英語のアルファベットの発音を徹底的に教えこまれていないのですから、ただ綴りを伝えただけでは、理解されないか、誤って理解されてしまうことが多いと思います。さて、どうするか。このような場合、秘書等のプロが使っているのが、NATO
phonetic alphabet という「説明用代表語」です。例えば、上述「岡山県の岡です」と同様「Alpha の A です」と説明するのです。
説明は“A as in Alpha.”と言う形で行います。“as in”の代わりに、“for”とか “like”を使う人もいますが、ビジネスで使う時は、“as
in”が違和感がなくて良いと思います。B は、“B as in Bravo”以下、Charlie、Delta、Echo、Foxtrot、Golf、Hotel、India、Juliet、Kilo、Lima、Mike、November、Oscar、Papa、Quebec、Romeo、Sierra、Tango、Uniform、Victor、Whiskey、X-ray、Yankee、Zuluと続く訳ですが、日本人ビジネス・ピープルにとっては、馴染みの薄い単語もあり、わざわざ覚えるのは難儀です。そこで、割合多くの人が活用しているのは、良く知られた国や市の名前、或いは、動物の名前です。たとえば、A
as in America、B as in Brazil、以下、Canada、Denmark、 England、 France、Germany
、Holland、 Italy (India)、Japan、Kenya (Korea)、 Luxemburg (London) 、Morocco
(Malaysia)、 Norway (New York)、 Oman、 Portugal (Poland) 、Qatar、 Russia (Rome)、
Spain、 Turkey 、Uruguay (U.S.A.) 、Venezuela (Vietnam)、 Washington、 X-ray、
Yugoslavia、 Zambia (Zebra) といった組合せが考えられます。もちろん、分かりやすいものであれば皆さんのお好きな単語を選んでいただいてよいのですが、場所が、アメリカかヨーロッパか、アジアかによって、国名であってもその地域によって綴りが良く知られている国とそうでない国があり、配慮が望まれます。ヨーロッパであれば Korea
よりも Kenya のほうが馴染みがあるでしょう。アメリカでも、あまり国際的な都市で無い場合には、国名よりも、良く知られたアメリカの都市名を使ったほうが良いかもしれません。(Atlanta、Chicago、Denver、San
Francisco、Los Angeles、New York, Seattle、Washington等)。“X”はくせものです。X-ray であればかなりの人が知っているでしょうが、多くの単語が、X
で始まっても発音は、Z (ズ)に近いからです。例えば、木琴は、xylophone (ズァイラフォーン) です。Zに近い音でも相手がXだと理解出来るとすると、コピー機で世界的に有名になった、Xerox
(ゼロックス)社の名前くらいでしょうか。ここで注意が必要なのは、X の場合と同様、いくら自分が綴りを知っている単語だからといって、最初の文字の発音が通常の場合と異なる単語、例えば、P
as in Philippines のように「P=プ」ではなく「フ」即ちF を連想させるものや、Psychology (Pは発音せず、サイコロジー=心理学) と言ったり、
滅多に使うことがない、医学用語等は、持ち出さないことです。
さて、こちらが自分の名前や社名を説明するのも一苦労ですが、相手の名前や社名を聞き取るのも大変です。アメリカ人だと思っても、祖先が東欧から来た人や、帰化したアジア人の姓は、想像を絶するものがあります。Dzierzynski (ポーランド系)、Tachapiroontong (タイ系)などは電話で言われてもとても綴れません。中国系の場合でも、漢字を日本語読みしたものを期待してると大変で、Deng Xiaopingと綴りを言ってくれても、咄嗟には鄧小平という漢字は思い浮かびません。 名称を丁寧にA as in America などと説明せずに、代表する単語を並べるだけの人もいます。そうなると必死に、その単語の頭文字を書きとめなければなりません。こちらの “Please spell out your name.” (「お名前の綴りを教えて頂けますか」)というこちらの要請に対しMike、India、Charlie、Hotel、Alpha、Echo、Lima、then、Juliet、Alpha、Charlie、Kilo、Sierra、Oscar、November”と早口でいって来たら、それは、Michael Jackson (マイケル・ジャクソン)と言う人です。英米語圏の人にとっては、日本人の名前は、それこそ想像つかないでしょう。付き合いが長く、移民も多い、東欧人系の名前のほうがまだついていけるのかもしれません。有名なゴルファーが出たので、比較的馴染んで来たとは思いますが アオキ(青木=Aoki)といった非常に短い日本人名でもわかってもらいにくいことがあります。母音が続くのが読みづらいのかも知れません。初めての人で「エイオーキー」がせいぜいでしょうか。とにかくゆっくりAha-oh-kih と発音してあげることです。相手が、早口のときに、“My mother tongue is Japanese, so would you speak a little slower? ” (「私の母国語は日本語なので、もう少しゆっくり話して頂けませんか。」)といえるようになれば、しめたものです。
今回は、3月中旬の「英語」関連セミナーのご紹介です。
・3月17日(木) 「目からウロコの英語プレゼンテーション」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230513m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。 |
英語採掘場No.19 (110209 依頼文に関する参考情報)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば望外の幸いですが、私は、語学の専門家でもネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や
勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
今回の内容は、少し英語を使いこなしておられる方向けのものです。そのような方でも、 もしかしたらご存知ないかも知れないと思い採り上げます。これは、間違いか否かというレベルの問題ではなく、ネイティブ・スピーカーにスムーズに受け入れられる文かどうかというものです。
誰かに依頼をする時の文章に、使われる単語が、“appreciate”(アプリシエイトゥ)で、「正しく又は高く評価する」とか「真価を認める」の他、「相場が上がる」といった意味もありますが、ここでは「感謝する」と言う意味で使います。一つの使い方の例として:
“I [We]・(ア)・appreciate it if you ・(イ)・send us a sample of your product.”(貴社の製品のサンプルを私共にお送り頂ければ有難く存じます。)
といった場合に使われるのですが、本日のポイントは、この・( )・にどのような単語を入れるかということです。日頃、このような英語でのやりとりをされている方は、すぐさま、それは、would
だ! と思いつかれたことでしょう。しかし、(ア)も(イ)も同じwould でしょうか。一番良いと思われる文章は:
I (should) appreciate it if you (would) send us ~ 或いは
We [I] (would) appreciate it if you (could) send us ~ だと思われます。つまり、(ア)would、(イ)would
ということはないのです。ご存知でしたか? もし、異議がおありであれば、ネイティヴ・スピーカー等にご確認の上、yoshioka@kinyu.co.jp
に是非ご一報願います。 違うのであれば、私も認識を改めなければなりません。
なお、appreciate を使った依頼文としては:
“It would be appreciated if you could ~” といった表現も出来ますが、少し固いかもしれません。
今回は、3月上旬の「海外」関連セミナーのご紹介です。
・3月2日(水) 「タイ進出、合弁、M&Aの法務
~他のアジア各国との比較を踏まえて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230403m.html
・3月2日(水) 「海外投資家のための不動産流動化スキーム
~GK-TKスキームとTMKスキームを中心に~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230407m.html
・3月4日(金) 「グループ企業の資金効率改善と企業価値向上のための国際税務戦略の活用法と留意点 ~中国、香港、シンガポール、ベトナム進出企業等のケースから学ぶ~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230423m.html
・3月8日(火) 「中国における商標・ブランドの法的保護と諸問題
~巧妙化する“模倣品”・“悪意登録”への事前・事後の対処方法~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230440m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.18 (110204 否定疑問文)
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今回採り上げるのは、「否定疑問文」です。そういえば学校時代にそんなことも習ったな。とか、それだったら良く知っているよ。と言う方等、様々でしょう。
しかし、ずっと毎日、日本語の会話で過ごしてきて、急に英語での交渉や会議、或いは講演会に参加したりすると、切り替えるのはそう容易ではないようです。
「否定疑問文」というのは“You don’t agree with that condition, do you?”(あなた方は、その条件には同意されないのですよね。)といった質問です。ここで、我々は、「同意しない」というつもりで、つい、“Yes”といってしまったり、首を縦に振ってしまったりしがちです。相手による悪意の「引っ掛け」でない場合でも、日本人との交渉経験の少ない相手は、混乱してしまい、“So,
you do agree!”(結局、同意されると言うことなのですか)と言ったり、思ったりします。
通訳が間に入っている場合には、十分、この言語文化の違いを相手方に理解してもらうようお願いしなければなりません。兎に角、合意しない場合はNO, 合意する場合はYESを明確に相手に伝え、重要な点は、単語では無く完全な文章で、しかもなるべく書かれたものをベースに確認しあうことが大事です。
時々、国際的な会議や外国人による英語での講演が日本で開かれ参加する機会があるのですが、“We don’t want this tragedy
to happen again、do we?”(我々は、この惨事が二度と起きて欲しくないと思っている。そうですよね。)といったスピーカー(「発言者」のこと。「拡声器」は普通“loudspeaker=ラウドゥスピーカー”と言います)の最後の一番重要な呼び掛けに、日本人の聴衆が、一斉に首を縦に振る(“Yes,
we want this tragedy to happen again.” (「我々は、この惨事がまた起きて欲しいと思っている」という反応になってしまう)場面に何回か遭遇しており、そのたびに、あわててスピーカーの表情を見てしまいます。これでは折角盛り上がったムードが、しらけてしまいます。せめて半分くらいの日本人聴衆が、ここで首を横に振って、NOとつぶやけるようになりたいものです。
ちなみに、首を縦横に振るしぐさは、殆どの国で縦がYes、横がNo ですが、インドではYesが日本の「首をかしげる」しぐさで表されるようです。私は、インド訪問時にタクシーの運転手と料金交渉をした際に、どんな金額を言っても相手が首をかしげるので、どんどん値段をつりあげさせられ、ついに口頭でYes
or No の返事を求めたところ、最初の低い金額でも相手は十分満足していたことを知り、愕然としました。
ボディー・ラングイッチの話になりましたので、ついでに書きますと、日本では、がっかりした時に「肩を落とす」という表現があり、時々「ガクッ」とか言って実際に肩を前にひねったり、期待やアテがはずれたときに「カックン」とかいって同じような動作をしますが、これは英語圏では全く通じません(他の圏ではどうかは調べておりません)。英語圏やドイツ語圏のカジュアルな席で、つい日本では良くやるしぐさを何回かやってしまったことがありますが、いずれの場合も相手(グループのことが多かった)の笑いをとれるどころか、不思議なものをみるような目でみられ、その場がしらけてしまいました。
今回は、2月下旬の「海外進出」関連セミナーのご紹介です。
・2月22日(火)「現地報告ベトナム・ホーチミン市進出時、進出直後の注意点
~生のベトナム情報、トラブル事例、会計・税務・労務・法務~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230347m.html
・2月23日(水)「中国におけるM&Aの労務問題」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230350m.html
・2月25日(金)「海外におけるビジネスリスクを未然に防ぐための戦略的
アプローチ ~中国・インド・ヴェトナムにおける不正行為・汚職問題を中心として~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230373m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.17 (110128 グローバル人材)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば、望外の幸いですが、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
今回は、のっけから弊社主催のセミナーのご紹介です。タイトルは:
「グローバル・ビジネス対応人材育成講座【入門編】 ~どこから始めたら良いのか~」講師は:最近「海外勤務を命じられたら読む本-グローバルマネジメント」(中経出版)を書かれた、SPCコンサルティング㈱の白藤
香 (しらふじ・かおり)LABO所長です。
開催日時は:2月16日(水)の午後1時~4時、
場所は:日本橋茅場町のグリンヒルビルにあります金融財務研究会のセミナールームです。
詳細は、次をご参照下さい。
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230300m.html
本ブログを始めました昨年10月1日(英語雑記帳No.1)にも書きましたが、「少子化等による日本経済の先行き不安から、日本企業はこれまで以上に市場やソースを海外に求めるようになり、早急のグローバル化の必要性が叫ばれています。そのための手段として、ビジネスマンに必須となってきているのが、国際通用語としての英語と異文化知識です。」「日本人としての先輩達が、江戸・明治・大正・昭和と頑張ってくれたお陰で、日本は、 植民地にならず、独立を保ち、伝統ある日本語を守ることが出来ました。そして、その成功により、英語の修得にそれほど真剣になる必要はありませんでした。一方、欧米の植民地化した、多くの東南アジア・南アジア諸国の人々は、英語を語学としてよりも、生活や商売、高等知識吸収の必須の手段として身に付けて来ました。」「幸せな国民であったがゆえに、一部だけではなく、多くのビジネスが
グローバル化をしなければならなくなった今、大きなハンデを背負うことになったといえます。」
しかし、頑張ってビジネス英会話がある程度出来るようになっても、それだけでは、グローバル・ビジネス対応人材にはなれません。商談であれば、英語(相手が英語を理解する人の場合)の他に、商品・サービス知識があれば、なんとかなるかもしれません。但し、その場合は、交渉内容は後刻(或いは後日)文書で確認の上、合意するか否か回答することをお奨めします。交渉の場では間違っても、口頭での最終合意はしないほうが無難です。商談以上に英語を含む外国語でのコミュニケーション能力が必要とされるのが、海外支店や現地法人で働く場合です。多くの日本企業が海外に人を派遣する場合、まだ管理職としての経験が浅いか、全く無い若手を選ぶことが多いのではないでしょうか。異なる状況への柔軟性、将来性、家族、給与レベル等の問題から、これは止むを得ないかも知れませんが、日本でのマネジメント経験の浅い若手社員にいきなり海外拠点のマネジャーをやれというのは無茶な話です。しかし、それが現実であり、派遣された社員は、公私ともに日本と異なる現地環境に対応しながらマネジメント知識を体得してゆく他ありません。仮に東南アジアのA国に派遣されたとしましょう。若手ですから未だ専門的知識や技術を日本で十分身に付けてきたとはいえないでしょう。東南アジアの多くの国々では、欧米に留学したり、公認会計士の資格をもったりしている人が、高給を支払ってくれる日本企業を含む外資系企業に沢山働いています。しかも英語がペラペラという人も大勢います。そのような環境の中で、どのように現地の人たちを管理していったらいいのでしょう。バカにされまいと、つい高圧的な態度をとったり、ヒステリックになったり、或いは悩んだ末にウツになってしまうケースもあるようです。
これから、外国人社員を大量に採用することを計画中の企業もあるようですが、果たしてこれらの企業はメンタリティーや価値観の違うこれらの社員を上手くマネジしていけるでしょうか。日本的尺度を押し付けると、外国人社員は、初め適応に努力するでしょうが、そのうちついていけなくなることが多くなるのではないでしょうか。しかし、任せ切りにしたり、指導・管理・監督・監査をおこたると、どうしても企業の計画や方針とズレが生じがちですし、足元をすくわれるリスクさえあります。グローバル展開をめざす日本企業は、これらの難問を解決してゆかなければならず、そのためには、英語等の外国語でのコミュニケーション能力以上に、外国人マネジメント能力の高い人材を育てていかなければなりません。2月16日の白藤さんのセミナーは、これを実現するためのヒントを具体的に提供しますので、関係者の方々には、是非ご参加されることをお奨めします。また今回は「入門編」ですが、白藤さんには、近いうちに、より高いレベルの内容のセミナーもお願いすることになっています。
次回のプログは、また英語に関したテーマに戻す予定です。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.16 (110120 愛称=ニックネームの扱い方 II)
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今回も、前回に引き続き、英語の人物名の愛称を採りあげます。日本でも、よく、「渡辺」という姓の人を「ナベさん」といったりします。日本に来て間もない外国人は、周りの日本人が皆、「ナベさん」と呼んでいるので、自分も日頃そう呼んでいるものの、さて、年賀状を当人に出す段になって、宛名に「ナベ様」と書くことには違和感を持つことでしょう。このようなことは、普通、日本語学校や、日本語の教科書には書いていません。英語の愛称も、あまり、英語学校やテキストでは採り上げません。
私の知り合いに、Tony (トニー)という愛称の女性がいます。トニーというイメージは、同じ愛称を持つ男性の場合の正式名がAnthony(シェークスピアの戯曲
“Antony and Cleopatra” 「アントニーとクレオパトラ」にも出てくる、古代ローマの軍人) なため、逞しいイメージがありました。ところがある日、正式名は何と言うのか確認すると、
なんと、ラテン語を元にしたAntonia (アントニア)ではなくフランス語読みのAntoinette (アントワネット)だというのです。この名前のイメージは、私にとって、フランスのルイ16世の王妃、マリー・アントワネットを思い出させるものであり、Tonyが急に優雅な女性に見えてきました。プライベートな間柄であれば、笑い話で済みますが、ビジネスとなると、きちんと辞書等で、相手の正式な名前を確認しておいたほうがいいでしょう。最近では、名刺(business
card, calling card, visiting card等)の名前も愛称で済ませている人がいるので、要注意です。
Paul(ポール)のような短い名前は、そのまま愛称としても使われていることが多く、Sam (サム)、Ken(ケン)やVicky(ヴィッキー)のように、それぞれ、Samuel(サミュエル)、Kenneth(ケネス)、Victoria(ヴィクトリア)の最初の部分を愛称にしたものであれば、Mr.
S. XX や Mr. K. XX 、Miss V. XXとイニシヤルでもごまかせます。しかし、 正式名の中間或いは後半をとった愛称もあるので要チェックです。例えば、Bert
(バート)という愛称の人は、それだけでは、Albert(アルバート)なのかRobert(ロバート)なのか分かりませんし、Mr. B. XX とはごまかせません。Fred(フレッド)は、Alfred(アルフレッド)ですし、女性名でもLiz(リズ)の正式名は、Elizabeth(エリザべス)、Becky
(ベッキー)はRebecca(レベッカ)です。さらに厄介なのが、昔からの慣例?でついたような愛称、Bob(ボブ)、Bill(ビル)、Polly(ポーリー)のように英米人でも、なぜそれぞれが、Robert(ロバート)、William(ウイリアム)、Mary
(メアリー)の愛称なのか明確に説明できないものもあります。しかし、これらの特例ケースは、数も少ないので、「常識」として覚えてしまうしかないでしょう。BobやBill
という愛称で呼ばれる英米人男性は大変多いのではないでしょうか。
まあ、現地人の秘書がおられる場合には、その方に任せておけば、招待状などは失礼の無いように作ってくれるでしょうが・・・。
いよいよ2月初めのセミナーのご紹介です。最近は、カタカナが表題に含まれるセミナーが非常に多くなってきましたので、今回はアルファベットが含まれるものに致します。
・2月1日(火)「アウトバウンド・クロスボーダーM&Aにおけるリスクヘッジ契約条項(英文)」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230209m.html
・2月3日(木)「~M&A/クロスボーダー取引を中心に~ 課税関係を踏まえた契約書のドラフティング・テクニック」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230223m.html
・2月9日(水)「リースのIFRS公開草案及び論点整理(日本基準)の解説」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230259m.html
・2月9日(水)「リスク管理におけるCRO(チーフ・リスク・オフィサー)の重要性 ~新たな規制の枠組みでCROフォーラムが果たす役割~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230260m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.15 (110113 愛称=ニックネームの扱い方 I)
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皆様こんにちは!
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英語でスピーチをするとき、よく最初に“Ladies and Gentlemen,”(「淑女、紳士の皆様」)を持ってきます。ここで気をつけなければいけないのは、話す相手に、本当に男性・女性の両方が含まれているかということです。部下にスピーチの原稿を書いてもらう、上司のスピーチの原稿を書くといったケースでは、実際に話す相手方の構成を本番で確認されることをお勧めします。明らかに男性ばかりの集まりなのに、原稿の棒読みで“Ladies”も入れるのは、「いいかげん」と思われる可能性があります。多くの人数が集まっていて、両性がいるか否かの確認が難かしいときには、止むを得ませんが・・・。当然、婦人会で、“Gentlemen”は入れません。
米国で開催される世界的に有名な自動車レースに、「インディアナポリス 500マイル」がありますが、このスタートのアナウンスが又有名で、“Gentlemen, start your engines!”(「紳士諸君、エンジンを始動して下さい」)というものでした。しかし、女性ドライバーが一人入ったので、“A lady and gentlemen,~”と変更し、その後、さらに女性ドライバーが増えたため、“Ladies and gentlemen,~” としています。性差別を配慮してビジネスマンがビジネスパースンという表現に変わったのと同様、スタートアナウンスがいずれ“Drivers, start your engines!”(「ドライバーの皆さん、・・」)に変わるかもしれません。
スピーチといえば、何かの集まりが前提になります。事務所や会社の設立パーティーや、周年祝賀会などが考えられます。さてその時に、招待状を出すわけですが、日頃、Bob(ボブ)
とか、Betty (ベティー) とか呼んでいるので、正式な招待状にも、例えば、Mr.Bob Smith (ボブ:スミス)と書いて良いかというと、本当はまずいのです。「本当は」と書いたのは、最近は、ご自分の愛称=nickname
を正式名として使っておられる方もおられるようだからです。それが確認できている場合には、先方には失礼になりませんが、それでも第三者には、「常識のない人達(会社)だ」と思われてしまいます。Don(ドン)=Donald(「ドナルド」の愛称)のように、分かりやすいニックネームですと、正式名を想像しやすく、また、Mr.
D. Johnson のように、ファーストネームは、イニシャルだけでごまかしてしまうことも出来ます。しかし、Bob=Robert (「ロバート」の愛称)や
Betty=Elizabeth(「エリザベス」の愛称。同じ名前でも、Beth(べス)とか、Liz (リズ)といった愛称にしている人もいる。)の場合には、Mr.
B. Homes や Miss B. Taylor といったごまかしはきかず、イニシャルにするにしても、Mr. R. Homes や Miss
E. Taylor と記さなければなりません。さらにやっかいなのは、多くの英語圏の方たちは、洗礼名(クリスチャン・ネーム)を持っておられ、通常は、それをミドル・ネーム(姓と名の間に、もう一つの名として)にされて、ニックネームには使われていないのですが、「ファースト・ネームはダサイので、普段はクリスチャン・ネームのニックネームを使っている」という人がいるのです。出来れば、ご本人またはその方の秘書に正式名(フル・ネーム)を確認したあとで、案内状を出すことをお勧めします。
来週も、引き続き、この愛称(ニックネーム)をとりあげたいと思います。
今回は、1月最終週のセミナーで、表題にアルファベットが入っているものの幾つかをご紹介いたします。
・1月25日(火)「米国FCPA、英国Bribery Act、及び日本の不競法のコンプライアンス ~腐敗防止リスクにどう立ち向かうか~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230150m.html
・1月25日(火)「M&A取引における契約(上級編)」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230121m.html
・1月26日(水)「~いまが潮時~ 完全解説・消費者金融機関のM&A」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230160m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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皆様 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001 の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば、望外の幸いですが、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
歳神を迎えることや、数え年の無かった英語圏では、「明けまして、おめでとうございます」の代わりに “I wish that you will have a happy new year.” (貴方が、幸せな新1年を送られることを願っております)ということになるわけです。「ハッピー・ニューイヤー」は、もはや日本語になったともいえるでしょう。しかし、もし英語のつもりならば、せめて “A happy new year!” と“A” を付けるか、できれば“I wish you a happy new year!” と言いましょう。
さて、挨拶ですが、私が中学で英語を習い始めた頃は、相手が初対面の場合であれば、“How do you do?” (はじめまして)と言い、既に面識がある場合には“How are you?” (ご機嫌いかがですか)と言うのだと教えられました。日本人ビジネス・ピープル(people:パーソンの複数。persons とs をつけるのは、むしろ例外。日本の様々なメディアを見ていると、複数で表現すべき場面でも、なんとか単数で処理しようとしているように思えます。やはりパーソンは一般的になったものの、ピープルは未だ一般化していないため、通じないのではないかと心配しているのでしょうか。出来れば、ビズネス・プゥルスンとかビズネス・ピーポーとか発音すると英語圏の人たちにもすんなりと伝わると思うのですが。)の多くは、長年これで通してきました。米国などで、初対面の相手が、こちらの緊張を和らげようと“How are you doing?” (関西弁で言えば「もうかりまっか」)と話しかけてきても、“How do you do?” と応えるばかりでした。最近は、日本でも海外旅行や、海外勤務経験者が多くなり、テレビ番組などで “Nice to meet you!” と言う人が増えてきました。しかし、今度は、こればかりが使われているような気がします。最近、デビット・セインさん(弊社のセミナーでも何度か講師をされています)と岡 悦子さんの書かれた「その英語、ネイティブはカチンときます」(青春新書)を読みました。いろいろな場面での英語での応対や表現方法について、最も丁寧なものから、ぶしつけのものまでを並べ、最適のものを示しています。中には、丁寧過ぎるものや、禁句に近いものもあります。私が、ここで言いたいのは、日本語同様、英語にもいろいろ言い回しがあって、相手や、場面によって少し変えてみると、会話が円滑に進むことがあるということです。余裕が無ければ仕方ありませんが、「もうかりまっか」と言われたら「ぼちぼちですわ」(“Not bad.” あるいは”So, so.”)と応えられれば、初対面の緊張は一気にとけるのではないでしょうか。もっとも、未だに気位の高い人たちもいますので、最初は相手の出方を見てからのほうがよろしいでしょうが・・・。相手が、高名の方や、社会的地位の高い方であれば、“Nice to meet you!”の代わりに、“It’s a great honor (又はhonour)to meet (又は see) you!” (お目に掛かれて光栄です)と言ってみたり、漸く会えた人に “Great (或いはPleased )to see you!”と言ってみたりと、単語を変えるだけで、自分の気持ちを相手に伝えることが出来ます。この場合、to meet や to see の代わりに、meeting や seeing を使う人もいます。
さて、それでは別れ際には、なんと言ったらいいのでしょうか。おそらく、ビジネス・ピープルの中には、これまでは、いつも “Thank you very
much. Good bye!” だった方もおられるのではないでしょうか。次回は、最初の挨拶に対応して“Great to have met you!”
とか “Pleased to have met you!” というように“to have” を入れたり、“It was nice meeting
you!” と過去形の文にしてみたりされたらいかがでしょう。ご自分の気持ちにあったものをお使いになるのがよろしいかと思います。女性の方から”Lovely
to have met you!” (おめに掛かれて楽しかった) と言われて、軽く握手でもされると、それだけでうれしくなります。ただし、これは男性の使うフレーズでは無く、自宅に客を呼んだ時等、インフォーマルな場面が多いようです。
それでは、今年1月下旬のセミナーを幾つかご紹介します。今回は、表題にカタカナが入っているものを選びました。
・1月20日(木)「現業部門の実務家、マネージャー及びその予備軍の民様へ
『会計視点が身につく』財務3表の速習講座 ~真面目に簿記から学ぶと余計わからなくなる~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230120m.html
・1月20日(木)「事業承継と信託 ~法務及び税務からの各種信託スキームの検討~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230121m.html
・1月20日(木)「反社会的勢力との『関係遮断』および悪質クレーム対応のための具体的手法」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230125m.html
本年も弊社のビジネスセミナーを何卒よろしくお願い申し上げます。 |
皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば、望外の幸いですが、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
この時期なので、当然、クリスマスをテーマにしようと思ったのですが、なんと今回は、このブログの13号目、それを24日にリリースすると金曜日ということになり、避けたほうがいいと思い22日付にしました。ちなみに、金曜日は、キリストが処刑された曜日、「最後の晩餐」での弟子の数が13人で、キリストを裏切ったユダが、13番目の弟子ということから、13日の金曜日が「不吉日」とも言われていますが「定説」ではないようです。ここで、一つだけアドバイス。英語圏の人々の多くはキリスト教信者(敬虔かどうかや、ちゃんと日曜日に教会にいっているかは別として)です。(もちろんユダヤ教信者や、イスラム教信者、その他の宗教の信者もその圏内に住んでいますが・・・。)日本ですと、クリスマス・セールなどで、クリスマスを略して、X’mas
と書いたりしますが、これは、キリストを示すChrist をX で置き換えるわけで、敬虔なクリスチャンの方は、気を悪くされるとおもいます。したがって、どうしてもスペースがなくて省略しなければならない場合を除き、クリスマスカード等では、面倒がらずにChristmas
と完全につづりましょう。ただ、上述のように、英語圏といいましても今や、様々な宗教の信者がいます。そこで、最近では、市販のカードには、「Merry
Christmas!」(メリー・クリスマス)ではなく、「Season’s Greetings」([祭日]時節のご挨拶)と印刷されたものが多くなってきました。これですと、どの宗教を信じているかに拘らず送ることが出来、英語圏以外の国々向けにも使えます。但し、その場合、カードのデザインも宗教的で無いものを選ばれることをお勧めします。
ニューヨークのように正に人種の坩堝(るつぼ)といえる都市では、相手を見ただけでは、どの宗教を信じているかなど全く分かりません。白人といっても、例えばユダヤ人かどうかなどは、我々日本人には、なかなか見分けられないケースが多いようです(白人同士の間では、ピンと来るらしいのですが・・・)。黒い小さな帽子を頭に載せている男性であったり、有名ユダヤ人政治家や俳優に似ていたりすれば、すぐそうと分かるくらいです。姓名から判断することも可能なようですが、イギリス以外のヨーロッパから移住して来た人たちの中には、出身国での姓名を全く捨て去って、英語風の姓名を名乗った人たちが大変多かったので、その子孫ということになると容易ではありません。ユダヤ教信者にも、12月に「ハヌカ」という8日間のお祭りがあり、ニューヨークあたりでは、正式な祝日ではないにも拘らず、その初日等に従業員に有休や早退を認める職場も多いようです。この8日間の間に、毎日1本のロウソク(最近では、豆電球で代替するケースもあるようです)を灯すので最後には8本 + 中心の種火で合計9本 全部が灯ることになるわけですが、これを窓辺等においてある家ですと、ユダヤ教徒が住んでいることが分かります。
つまり、アメリカ人だからと思って、12月24日や25日に「Merry Christmas!」と呼びかけても、相手が嬉しそうな顔ではなく「外国人だから知らなくても仕方ないか」という顔をされることも珍しく無いということです。では、なんと言えばいいか。書く時は「Season’s
Greetings」ですが、口頭では、「Happy Holidays!」(祭日期間おめでとう)ということが多いようです。
それでは、前号に引き続き、来年初めのセミナーを幾つかご紹介します。今回も、表題にアルファベットが入っているものを選びました。
・1月17日(月)「J-REIT市場の最新動向と今後の見通し
~本格的な回復へ向けての期待と課題~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230093m.html
・1月18日(火)「第30回 プログラム言語を習えば、次元を超えて可能性が広がる 1日で習得するExcel マクロ/VBA」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230100m.html
・1月18日(火)「Workshopセミナー 戦う法務組織を目指して
~信頼される法務とは~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230105m.html
本年のプログは、本号で終わりです。
本年中は、皆様に大変お世話になり、誠に有難うございました。
来年も弊社のビジネスセミナーを何卒よろしくお願い申し上げます。
なお、本プログNo. 14は、来年1月7日(金)頃掲載の予定です。
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英語採掘場No.12
(101216 サー “Sir” の後はファースト・ネームが続く)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば、望外の幸いですが、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
私事で恐縮ですが、若い頃、勤めておりました日本の金融機関から、オーストラリアに派遣されていた時期があります。その頃、丁度、イギリスのエリザベス女王が夫君のエジンバラ公と同国を訪問されたことがありました。ご存知の方も多いと思いますが、オーストラリアは立憲君主制で、元首は、イギリスと同じエリザベス女王なのです。いつもは、遠くイギリスにおられる同女王の代理として「総督」が元首としての役割を果たしているのですが、女王ご自身も時々、オーストラリアを訪問されます。そして、丁度お二人がメルボルン市に来られた時に、私も市内にいたわけです。お二人は車から下りられて、同市の目抜き通りを歩かれたのです。当然、通りの両脇は歓迎する大勢の市民で埋め尽くされていました。私もオーストラリア人達の後ろのほうで、背伸びをしながら、お二人の姿を探しました。エリザベス女王は道の反対側、エジンバラ公はこちら側を、市民と言葉を交わしながら、ゆっくり歩いておられます。遠くにおられた女王のお姿を追っていると、突然、”Where
are you from?” 「君はどこから来たの」という男の人の声がします。ハッと思って声の主の方向をみると、直ぐ近くにエジンバラ公がおられ、明らかに私に話しかけておられるのです。こんなに多くの大柄な群集の中で、しかも後のほうにいる私に話しかけられるとは思ってもいなかったのですが、それもそのはずで、周りは全て茶色や赤や、金色の髪をした白人ばかりなのです。その中に黒い髪をした東洋人がいれば、かなり目立ちます。咄嗟に“From
Japan, sir!” (「日本からでございます」)と答えました。エジンバラ公は、ベトナム難民か、中国からの移住者だとの答えを期待されておられたのかもしれません、それ以上質問されずに、先へ進まれました。
緊張と興奮で呆然と立っていると、近くの見知らぬ老人から、英語で「”sir” では無く、“Your Highness” だ!」と、大きな声で注意されました。咄嗟とはいえ、言われてみれば、”sir”
はまずかった(米国の戦争映画等に良く出てくる”Yes, sir!” 「イエッサー」という表現が頭にありました)と反省しましたが、王室の方と言葉を交わすことなど有り得ず、新聞、映画、小説の世界の言葉と思っていたので、Highness
(殿下)やら、Majesty(陛下)、などという言葉は浮かびませんでした。
このあたりの単語は、ビジネス上の知識として、あまり活用の機会は無いと思いますが、今回の、ポイントは、小文字で始まる”sir”では無く、大文字で始まる”Sir”の使い方です。
Sir は、イギリスでKnight ナイト=「騎士位(いわゆる名誉騎士称号も含め)」か、Baronet =准男爵の称号のある男性名の前に、Mr. の代わりに付けるわけですが、ここで注意が必要なのは、Sir の後は、必ずファースト・ネーム(姓名の内、名のほう)を持ってくるということです。したがって、Sirの後はファーストネーム(名)かフルネーム(名+姓)になり、決してSir+ラストネーム(姓)だけと言うことは無いのです。 Mr.のあとは、ラストネームが来ることが多いので、ついそれに準じてしまいがちですが、それは間違いなのです。騎士位なんて、縁が無いと思われるかも知れませんが、各界で名をあげた方には、英国内のみならず世界各国の方にこの称号が与えられているので要注意です。例えば、サッカー選手のデビット・ベッカムにも騎士位の称号が与えられているので、Sir(サー) ベッカムでは無く、Sir デビット、又は Sir デビット・ベッカムなのです。アメリカの実業家ビル・ゲーツはSir ビル(ビルはウイリアムの愛称なので恐らく、Sir ウイリアム)であって、Sir ゲーツとは呼びません。日本のファッションデザイナーの三宅一生氏は、英国ではSir イッセイということになります。特に英国及び旧英国連邦諸国の政財界(或いはそれらの国の企業を本社とするグローバル企業)には、Sirがつけられる称号をお持ちの方が結構おられるようなので、ビジネスでもお会いすることが時々あります。このことを知らない日本人ビジネスマンが、Sir の称号を持つ相手に、大きな声で、“Sir +ラストネーム(姓)”で呼びかけている場面を多く見ました。やはりインターナショナルな世界で仕事をするのであれば、このあたりの「常識」は身に着けようではありませんか。
いよいよ、来年初めのセミナーの幾つか(今回は、表題にアルファベットが含まれるもの)ご紹介する時期になりました。
・1月11日(火)「~秘密保持契約書、LOI/MOU、株式譲渡契約書の英文サンプルを提供~ 英文M&A契約の基礎」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230051m.html
・1月11日(火)「LBOファイナンスの実際 ~ストラクチャー、ローン契約、担保契約の留意点~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230057m.html
・1月12日(水)「DCF法における割引率算定の考え方と実務ポイント」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/230069m.html
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.11
(101210 米国ARKANSAS州名)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非この下にぶら下がっております、101001 の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、No. 10から「ビジネス英語採掘場」に名称を変えております。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば、望外の幸いですが、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
さて、今週は、米国南部の州の州名の読み方です。米国の州名や都市名には、その地域の先住民族であるインディアン部族の名や、その言葉からとったものが多くあります。
例えば、米国野球でおなじみのイチローが所属するチームのある、SEATTLE(「シアトル」:英語読みでは、「スィアトー」又は「スィアロー」)市の名は、同地域の先住インディアン部族の酋長の名前から来たものです。
ところで、近年、ハリケーンで多くの被害を受けている南部、LOUISIANA (ルイジアナ)州の北にARKANSAS という州がありますが、この州の名前の読み方を間違って理解している日本人が大変多いのです。ある日本の有名大学の大学院で、英語の原書購読や、ビジネス英語を教えておられる教授レベルの方々が、堂々と「アーカンサス州」と言っておられたのには、たまげてしまいました。確かに、同州内を流れる川は、同じ綴りで「アーカンザス」川と読み、すぐ近くにはKANSAS と書いて「カンザス」と読む州もあるので、間違えてしまうのも止むを得ないのかも知れませんが、この州の名は「アーカンソー」州と読むのが正しく、実は同州の州法では、こう読まないと違法なのです。なぜこのようなことになったかというと、この一帯は、一時期、フランスの植民地であったことがあり(南隣のルイジアナ州の名は「ルイ14世」からとったもので、未だに同州の公用語は、英語とフランス語になっています)、先住民の言葉をフランス語読みしたものを、正式な州名として1881年に州議会が決めてしまったからです。
アーカンソー州は、ビル・クリントン元大統領の出身州ですが、基本的に農・牧畜業州で、進出している日本企業は多くありません。それでも、商社や自動車関連企業、食品業等7~8社が拠点を設けています。日本と全く関係が無い州ではないのですから、せめて州名だけでも正しく読もうではありませんか。
今週は、クリスマス・イヴの日に開催されるセミナーのご紹介です。
・12月24日(金)「半日で習得する アクセス2007応用フォームとマクロ活用
~ビジネス次の一手、処理手順の自動化に挑戦~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222410m.html
・12月24日(金)「『ベトナム販売市場の開拓』~市場魅力の定量的把握と
具体的事例に基づく販売・マーケティング戦略~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222413m.html
・12月 24日(金)「不動産リーガルデューデリジェンスの基礎と応用」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222417m.html
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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英語採掘場No.10
(101202 英単語の解釈「『アニマル』」の訳語)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、今回で本ブログが10回目となりましたことを機に、ブログ名を「ここ掘れ!ビジネス英語採掘場WEEKLY」に改題致しました。この中から皆様のお役に立ちそうな情報を1つでも採掘して頂くことが出来れば、望外の幸いですが、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると存じます。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
さて、少し前、KY(空気読めない人)という言い回しが、特に若い女性の間で使われ、マスコミが採り上げたことから、全国的に流行りました。ビジネス・ピープル(英語的発音では、「ビズネス・ピーポー」)の間でも酒の席で使われたりしました。しかし、日本社会の「怖い」ところは、流行を知らなかったり、それに異議があったりすると、村八分(差別)的な扱いを受けることがあるということです。「あの人、KYだよね」といわれて、「なに、それ?」とでも言おうものなら、「エー!知らないの?遅れてるー!」と馬鹿にされかねません。どの国の言葉も、肯定的な単語や表現があると、それを否定したり、反対の意味を持たせたりするために、たとえば、日本の漢字ですと「不」とか「非」とかを熟語の上につけたりしますし、英語ですと、「un-」、「non-」、「dis-」或いは「-less」等を単語の頭や最後に付けます。ですから、「空気が読める」という表現が出来るなら、それがKYであって、「空気読めない」ならKYN或いはNKYと言うべきところでしょう。そんな異議を唱えたら、それこそ「総好かん」を食らうことになりかねません。しかし、この文化が、この単一民族、単一言語、島国という誠に幸せな我が国に「日本の常識は、世界の非常識」といわれる状況や、「いじめの温床」を作りだしているのかもしれません。(KYを使い始めた若い女性達が、もう少し外国語を勉強してくれていたら、KYNのNは何だ?と日本中が国語や、外国語を再認識したことでしょう。)
そこで、ようやく本題です。若い方はご存知無いかもしれませんが、英単語の解釈で日本中が大騒ぎになった時代があるのです。その元は、1965年のアジア・アフリカ会議で、パキスタンのブット外相が、日本の新聞社特派員の質問に対し、「日本(人)はエコノミック・アニマル」と表現したことが、日本経済新聞に掲載され「日本(人)は、金に飢えた動物」と言われたということで、大騒ぎになったのです。その少し前に「美女と野獣」や「世界残酷物語」(牛の頭を切り落とすシーン等刺激的な場面が多かった)といった映画が日本で放映されたこともあってか、animal
「アニマル」と言う言葉に、「けだもの」・「猛獣」といったイメージを多くの日本人がもってしまっていたようです。そこで、「なんだ、俺達は「経済的『けだもの』(我利我利亡者?)と侮辱されたのか」ということになってしまったわけです。その後、この表現の解釈は長い間、見直しや、大きな反論なしに来てしまったようですが、2004年に外務省の多賀敏行バンクーバー(カナダ)総領事(当時)が、「『エコノミック・アニマル』」は、褒め言葉だった」(新潮新書)の中で、「・・・economic
animal なのだが、今まで私は何人ものイギリス人の知識人に聞いてみたのだが、皆、不思議なことに侮辱的意味合いはないというのである。それどころかむしろ褒め言葉でさえあるというのである。」と書かれ、あれは、新聞社特派員の早とちりだったのではないかと述べておられます。確かに、小説や映画の中で、非情な男に向かって、女性が「You,
animal! (この、けだもの!)」と叫ぶシーンはあるかも知れませんが、私の9年余りの英語圏での勉強や仕事の中で、animal という表現を、「けだもの」や「猛獣」という意味で聞いたことは一度もありませんでした。全て、「生き物」「組織体」という中立的な意味でした。Economic
animal を「経済主体の生き物(組織体)」と翻訳していれば、どれほど国民の反応は違ったことでしょう。日本人自身が、長い間自国のことを「経済一流、政治三流」と言ってきたわけで、仮にブット氏が、「日本は政治よりも経済がリーダーシップをとって動く国だ」と言ったとしたのであれば、それは「褒め言葉」まではいかないにせよ「軽蔑」したものとは到底思われなかったでしょう。一つの単語にも色々な意味があり、ニュアンスがあることを認識することが、外国語や外国文化を学んでいく上で非常に大事だと思われます。日本語にも同じ側面があり、外国人にもそれを分かってほしいのですから。
今週は、海外進出関連セミナーのご紹介です。
・12月10日(金)「現地情報 ベトナム、成長するホーチミン市進出事例、留意事項 ~生のベトナム情報~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222321m.html
・12月15日(水)「インドネシア進出、合弁、M&Aの法務
~他のアジア諸国との比較を踏まえて~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222350m.html
・12月 17日(金)「カンボジアの投資環境と進出方法
~中国、ベトナムの次は・・・カンボジアも!~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222375m.html
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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英語雑記帳No.9
(101126 英単語の使い方「s がつくか否かで差がつく」)
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皆様こんにちは!
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皆様は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」をご覧になっておられましたでしょうか。
その第40回(10月3日放送)は、「清風亭の対決」という題で、最後は龍馬が後藤象二郎と、そして、土佐藩の上士と下士が、握手をする場面でした。龍馬は「シェイク・ハンドじゃ」と叫びます。このころは未だ英語は、ほんの一部の日本人しか勉強しておらず、時代考証の観点からすれば、あれで良かったのかも知れません。しかし、今や小学生から英語を学ぶ時代です。「シェイク・ハンド」ではおかしいと気づく人が増えて来て然るべきです。これは、以前、「カタカナの呪縛」でも書いた、「ストレージ」と 「ストーレッジ」の違いと同じなのかもしれません。「シェイク・ハンド」が、K.Y.(「空気読めない」)同様、既に確立された日本語になっているのだということならば仕方ありません。しかし、英語のつもりというならば正解は「シェイク・ハンズ」(shake
hands)と複数(お互いの手を握るわけで、一人の手では握手できない)ということになります。この例は、複数にしなければならない理由が単純明快で分かりやすいのですが、たとえば、最近「デジタル情報の内容」という意味で使われる「コンテンツ」(contents)
は、具体的な中味が複数あるということで、「複数型」になっていると思われ、これが我が国で「コンテント」(content)という単数で広まらなかったのは、本当に良かったと思います。本や論文の内容を示す時も、「コンテンツ」と言うのが正解です。つい本の内容など数えられないだろうから単数と思ってしまいそうです。確かにcontent
と単数で使うこともありますが、「要旨」といった抽象的な意味になり、この使い方よりも、むしろ同じ綴りで「満足」という意味(この場合アクセントが後のほう)での使われ方のほうが多いのではないでしょうか。
最近、かなり気になるのが、「コングラッチュレーション」という言葉です。皆さん「おめでとう」という日本語で済むところを、結婚式や入社・入学式等のメール等で、わざと気取って、この「つもり」英語を使われるようです。しかし、折角ですから、正しく、「コングラッチュレーションズ」(congratulations)
と複数で言いましょう(辞書で是非ご確認を)。日本人に通じたからと、つい英米人向けのお祝いメッセージで言ったり、書いたりすると勉強不足が露見します。
今週も、表題(主題)にカタカナの入っているセミナーのご紹介です。
・12月7日(火)「企業買収・グループ内再編の税務」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222290m.html
・12月7日(火)「英文契約書の合理化・リストラのすすめ方と
ウィーン条約批准による企業の実務対応」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222293m.html
・12月7日(火)「中国現地法人の企業再編・撤退スキームにおける解散・清算手続の利用について ~各種再編・撤退方法との比較及び手続き上の具体的留意点を中心に~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222295m.html
次回は英単語の意味をどのように解釈すべきかです。日本語(特に漢字)同様、英語の単語には、同じ綴りでも多くの異なる意味があります。そこを杓子定規に、あるいは安易に、一つの意味しか当てはめないと大きな間違いを犯すことにもなりかねません。兎に角、外国や外国語に対しては「柔軟な対応」が求められます。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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英語雑記帳No.8
(101117 英語の発音2「通じる『ごまかし英語発音』」)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
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まず初めにお断りしておきますが、若い方や、これから英語の勉強にある程度時間が取れそうな方、或いは英語を使って重要な交渉をしなければならない方等は、これから記しますことは、参考にされないことをお勧めいたします。これは、あくまでも、既に正しい英語を勉強することが手遅れとなってしまったとか、どうしても付け焼刃で英語を話さなくてはならない状況にある方等のための、なんとか相手とやりとりするための「ごまかし英語発音」の要領の例をあげたものです。
・R, r は、「ウル 」と発音してみる。もちろん「アール」と読むケースもあるので注意。
・L, l は、通常、「ラッ」だが、「エル」と読む場合は、「エォ」のほうが通じる。
特に、単語の語尾の l やle は「オー」と読んだほうが通じる。
たとえば、apple (りんご)は「アップル」と発音しがちだが、英米人は「アッポー」
或いは「エッポー」に聞こえる発音をします。前にも書きましたが、girl (少女)は
「ガール」ではなく、「グッロー」(girls と複数になれば、「ズロース」に近い、
「グッロース」)。
・the や that のように、これまで「ザ」(次にくる単語の初めがa, i, u, e, o等の場合は「ジ」)とか「ザット」とカタカナ表記してきた単語は、「ダッ」(「ディ」)や「ダットゥ」と発音したほうが通じる。then は「ゼン」よりは「デン」。
・thank you は「サンキュー」よりも「タンキュー」。 後者は、舌足らずの子供が話すように聞こえるが、英米人の幼児の発音に近いのでわかってもらいやすい。「サンキュー」でも、周囲の状況でわかってもらえるだろうが、sank
you (あなたを沈めた) よりはまし。考えるの think も「シンク」sink(沈む とか 洗い場)よりは「ティンクッ」のほうがまし。
・sはなんとか、「シ」ではなく「スィ」と発音しましょう。sit (座る)は「スィットゥ」で、「シット」(shit =糞) ではありません。
・v は、「ブッ」(b) では無く、頑張って上の歯で軽く舌唇を噛みながら「ヴッ」と発音してみましょう。これでThank you very much.
のvery と、いちご等のberry が区別出来ます。
・f も舌唇を噛んで発音するところが、噛まないh と違います。日本語のハ、ヒ、フ、ヘホは噛まないので、ha, hi, hu, he, ho に近いのでしょう。fa, fi, fu, fe, fo ですと、ファ、フィ、フゥ、フェ、フォに近くなります。「ホーム」ですとhome (家等)なのか foam (泡)なのか区別がつきません。後者は「フォウム」と発音すれば、英米人にも通じそうです。それでは、形式や形の form はどう発音しましょう。「フォウルム」ではどうでしょうか。「フォルム」でも大丈夫でしょうが・・・。「ホールド」がhold (支える)なのか fold (折る等)なのかの区別もこれで解決出来そうです。
・ある製品で、honey (蜜)が入っていることを示すために、「ホネ・~」という商品名をつけていました。これでは「骨」が成分に入っているのかと誤解されても仕方ないくらいです。これも「ローマ字の呪縛」で、o
は「アッ」と発音することが大変多いことを知っていれば、せめて「ハネー」と出来たのではないでしょうか。原語に近い表記では「ハニィー」です。e は「イー」と発音することもあり、語尾の
e は発音しないことが多いので、ey として、「イー」とするようにしてあるわけです。
今週も、表題(主題)にカタカナの入っているセミナーのご紹介です。
・12月 1日(火)「不動産ファイナンスの実務 ~組成から回収まで~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222255m.html
・12月 2日(木)「ケーススタディ 役職員の不正・不祥事発覚時の対応実務
~発覚と同時に、迅速適切かつ多角的な対応が求められます~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222264m.html
次回は英単語を使うときの注意点です。いよいよビジネス上役立ちそうなトピックを思いつくままにあげてみます。
引き続き宜しくお願い申し上げます。 |
英語雑記帳No.7
(101111 英語の発音1「急がば回れ。ABCの発音から見直す」)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001 の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。 なお、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーではありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると思います。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
現在の日本人ビジネス・ピープルの殆どは、中学に入ってから初めて、英語を勉強し始めたのではないでしょうか。まず、A, B, C の発音からですが、既に小学校で、ローマ字を習ったときに、一通り読み方を勉強しているので、多くの方がエー、ビー、・・・と読めたでしょう。しかし、ここを馬鹿にせずにしっかりとやるか否かが、その後の英語の発音力、ヒアリング力、つづり方力に影響したようです。
A, a (エイッ、アッ、エッ)、B, b (ビー、バッ、ブッ)、C,c (スィー、カッ、スッ)、D, d (ディー、ダッ、ドゥ)、E, e
(イー、エッ)、F, f (エフッ、フッ)、G, g (ジー、グッ)、H, h(エイッチ、ハッ)、I, i (アイッ、 イッ、エッ)、 J,
j (ジェイッ、ジェッ)、K, k (ケイッ、カッ、クッ)、 L, l (エォ、ラッ)、 M, m (エムッ、ムッ)、 N, n (エヌッ、ン)、O,
o (オウッ、アッ、オッ)、 P, p (ピー、パァッ、プッ)、 Q, q (キュー、クッ)、 R, r (アール、ル、ウル)、S, s (エスッ、スッ)、T,
t (ティー、トッ、トゥ)、U, u (イュー、ウッ)、 V, v (ヴィー、ヴッ)、 W, w (ダブリュー、ウッ、X, x (エクスッ、クスッ)、Y,
y (ワイッ、イッ)、Z, z (ズィー又はゼットゥ、ズッ)と教わったでしょうか。D, d は、「デー」C, c は、「シー」T, t は「テー」と教わらなかったでしょうか。「教育指導要領」でそう教えることになっていたのでしょうか。どうして
D, d は、カタカナでも「ディー」と表記できるのにそう教えなかったのでしょうか。発音記号からしても、D, d は [dí:] で、[dɛʹ:] ではありません。既に英語教育の最初から、殆どの日本人がつまずいてしまっているわけです。(今の中学では、ネイティブ・スピーカーが、授業で英語の先生を補助しているところが多いようですので、このようなことは無いと思われますが・・・)例えば、最近は、メールアドレスを、電話で伝えなければならないケースが多くなり、d
を デンマーク(Denmark) の「ディー」ですと言っても通ぜず、「デー」ですといって初めてわかってもらえることが少なくなく、歯痒く感じます。「デー」と発音しても、英米人に全く通じないということは無いかもしれませんが、相手は疲れることでしょう。
上記で、アルファベットのそれぞれの発音を破裂音のように「ッ」で終らせていますが、これは、例えば、柱や地位の意味のpost (ポスト)は、そのままですと、ネイティヴ・スピーカーには、pohsuhtoh
(ポースートー)に聞こえるようなのです。そこで、英語に近い発音でカタカナ表記すると、少し極端かも知れませんが「ポッオウッスットゥ」ということになるのです(実際は、こう発音する気持ちで)。 兎に角、個々のアルファベット文字は、短く切って発音することが肝心なのです。ここがカタカナ・ローマ字の呪縛から脱出する重要なポイントです。例えば、I
make ~ (私は~を作る)が、「アイー メークー」とならないように工夫されることをお勧めいたします。d、t、等は、ダッ、トッ の他に、ドゥ、トゥ の表記も入れましたが、これらは、どうしても、ダァーッ、トォーッ に近い発音になってしまうので、単語の語尾などでは、口をすぼめたほうが、通じやすいと思うからです。 例えば、野球等で使う
out を「アウト」と発音すると、ネーティブ・スピーカーには、「アーウートー」と聞こえる(これは自動車を意味するautomobile の短縮系であるautoに近い)ようなのです。従って、「アッウットゥ」と語尾で口をすぼめるほうが通じやすいと考えたわけです。
日本人は社会人になるまでに、おびただしい数の漢字の読み方を覚えます。それに比べますと、覚えなければならないアルファベットの発音は、なんと少ないことでしょう。個々のアルファベットの発音を、綴られた文字のアルファベットの方程式に代入してゆけば良いわけです。もちろん上述のように、一つのアルファベットに、複数の発音があります。例えば、o は「アッ」と発音することが圧倒的に多いのですが、もし辞書を調べて発音記号を確認することが面倒という場合には、実際に使ってみて、通じるか否か試してみるのが良いと思います。外国語(特に会話)を習得するには、まず、色々な発音パターンが有り得ることを受け入れられる柔軟性を持ち(答えは、一つとは限らない)、恥を恐れずに、試してみるのが良いように思います。恥をかいても、そもそも母国語ではないのです。
今週は、表題にカタカナの入っているセミナーのご紹介です。
・11月22日(月)「コンサルティング業務と弁護士法の危険な関係
~弁護士以外の者が行う法律事務の限界~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222199m.html
・11月24日(水)「インドのM&A 市場の現状と課題」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222205m.html
・11月25日(木)「~Excelの操作を記録し自動的に実行する~
エクセル・マクロの作成 ~第5回~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222214m.html
次回は英語の発音2で、rやlの発音等、「ごまかし発音」の要領について御紹介したいと思います。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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英語雑記帳No.6
(101104 ローマ字の呪縛2「ローマ字の役割は終った?」)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。(初めて、このブログをご覧の方は、是非 この下にぶら下がっております、101001
の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。 なお、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーではありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると思います。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
さて、今回もローマ字をとりあげますが、そもそもローマ字の役割とはなんでしょう。筆者は、これについて特別に調査・研究しているわけではありませんが、やはり、ローマ字は、「外国人が自国語に近い表記で日本語を読んだり、話したりすることが出来る、或いはそれが容易になる」ことを目的にして考案されたものなのではないでしょうか。一説には、フランシスコ・ザビエルが始めたといわれていますが、異国の地でその土地の言葉を習得するのに、まずは、その言葉の発音を自国の言葉の発音で表記してみるのは、自国の文字が書ければ、誰でも行うことのように思われます。それに対して、カタカナは、漢字から派生して、「主に日本人が、漢字を含む外国語を日本語に近い表記で読んだり話したりできる、あるいはそれが容易になる」役割を担ってきた文字といえるのではないでしょうか。もちろん、カタカナには、音や状態を表したり、漢字やひらがなでは表現しにくい気持や印象を表す時などにも使われますし、ローマ字も言葉を目立たせる(飾る)目的であえて使われることがあります。しかし、一般の日本人の日常生活において、カタカナは必要でも、ローマ字は無くても不自由は無いのではないでしょうか、そうなると、やはりローマ字は日本語を習得していない外国人のためというのが本来の目的なのではないでしょうか。
明治以降、ローマ字を巡っては、それをどう扱うかで、議論が続き、なんと日本語の主たる表記をローマ字にしてしまおう(例えばインドネシアなどはアルファベットで自国語を表記しています)という動きもあったようです。また、ローマ字の表記方法も、英語に近い表記にすべきか否かで、議論が分かれたこともあったようです(前回書きました1954年の内閣府令第一号は、その妥協の産物?)。
確かに、言葉は正にその国の文化そのものであり、独自性は必要で、外国語といっても、英語ばかりでななく、ヨーロッパ諸国の言語や中国語を含め、膨大な数があるわけですが、過去の号でも述べましたように、英語が国際共通語となってしまったことは認めざるを得ず、あらゆる観点から、日本人の英語修得レベルをあげていかなければならなくなっている今、ローマ字は、英語に近い表記(例えば「シ」は、si
ではなくshi と表記)にすべきではないでしょうか。さらに進めて、ローマ字教育を止めて、小学校から習う、英語教育のなかで、日本語を英語方式でどう表記したらよいかを教えていくべきではないかと思います。
例えば、ローマ字で、「オオ」又は 「オー」は ō と表記しますが、この文字をどう発音すればいいのか分かる外国人は殆どいないでしょう。oh と表記すれば、大野 という言葉は、ohno で表記できます。 ō が使えないワープロでは、oo で代用する人がいますが、これは英語読みでは通常、「ウー」(例えば、長靴の boots は「ブゥーツ」はやりは、boom「ブゥーム」)という発音になります。日本政府は、観光立国を目指していますが、駅名や、地図上の名称をもっと英語を理解できる外国人(英米人に限らない)が読んだり、発音しやすい表記にするべきではないでしょうか。正確な日本語からは外れますが、「上野」は、uhehnoh
と書いてあげれば、日本人でも理解出来る発音をしてくれると思います。ueno ですと、「ウーノ」とか「ユーエノ」と発音される可能性があり、道を聞かれても、何をいっているのか分からない場合が出てきます。
以上、いろいろ御託を並べてしまいましたが、今回も、表題にアルファベットは入っているセミナーのご紹介です。
・11月15日(月)「スキーム組成から契約書作成、クロージングまで
~M&Aのベーシック・ストラクチャーと実務上のポイント~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222143m.html
・11月17日(水)「SPCを用いたノンリコースローン等の不動産ファイナンスにおける
『有事』実践対応 ~マチュリティ・デフォルト時対応の実例解説~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222167m.html
・11月18日(木)「IFRS対応の企業IT戦略
~グループ企業におけるIFRS適用情報システム戦略~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222175m.html
次回も英語の発音の仕方を採り上げます。きちんとした英語の発音は、ネイティヴ・スピーカーの方に教わったほうがいいに決まっているのですが、日本人でないと、どのあたりに修得の難しさがあるかわからない点もあるように思います。
引き続き宜しくお願い申し上げます。
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英語雑記帳No.5
(101028 ローマ字の呪縛1「外国語修得の弊害?」)
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今回は、ローマ字を採り上げます。小学校で、ローマ字を習い始める時、ア、イ、ウ、エ、オは、「ローマ字では、a、i、u、e、o と書くのですよ」と教えられます。しかし子供達の頭には、アルファベット=外国文字(又は英語)という記憶が刻まれてしまうように思われます。そして、日本で教えるローマ字というのが、かなり特殊なもので、アルファベットを使った日本語であるという意識は、あまり持たないのではないでしょうか。
ア→a、イ→i、ウ→u、エ→e、オ→o、と頭に刷り込まれ、「逆も真なり」即ち、a→ア、i→イ、u→ウ、e→エ、o→オ、だと信じてしまっているのではないでしょうか。これが、少なくとも日本人が英語を勉強し始める時の大きな障害になっていると思われます。(他のラテン系の言葉を勉強する時には問題ないのかどうかは分かりません)英語では、a、i、u、e、o、をア、イ、ウ、エ、オ以外に別の発音をすることが多いようです。例えば、「下に」は、英語でunder
ですが、これを「ウンダー」ではなく、「アンダー」と発音します。このあたりは、すでに日本語化しているので、間違えられるかたは少ないかもしれません。それでは、oven
「かまど、天火」はどうでしょうか。「オーブン」で果たして通じるでしょうか。発音は、「アヴン」に近く、o を「ア」と発音するのです。このあたり、いくつか(といっても、せいぜい3~4通りでしょう)の発音の仕方があるということ受け入れられる柔軟な気持ちが求められ、それを子供の頃からもってもらう必要があります。日本語でも、一つの漢字に音読み、訓読みがあり、日本語を学ぶ外国人にはさぞかし負担が大きいことでしょう。面倒なので、つい方程式があればと考えてしまいがちですが、ある程度の傾向はあっても、全てのケースに当てはまる式はないでしょう。ですから、カタカナの項で述べましたように、最初から、oven
という英語は、「アヴン」として広めればよいのに、ローマ字読みで o =オで発音する言葉として広めてしまい、結局、英米人には通じないカタカナ語になってしまっています。
さらに、ローマ字でやっかいなのは、サ、シ、ス、セ、ソ は, sa、si (shi では無く)、su、se、so だと教わることです。(1954年内閣告示第一号では、shi
というつづり方は「従来の慣例をにわかに改めがたい事情にある場合に限り」という例外扱いにしています。) 英語のアルファベット上は、「シ」は、shi
が近く、パスポートの表記では、こちらを使うようになっています。si をなんとかカタカナで表現しようとすれば「スィ」が近いのでしょう。sa、si、su、se、so
を逆に英語式の読み方でカタカナにすると、「スァ、スィ、スゥ、スェ、スォ」となり、もう一段、「シャ、シィ、シュ、シェ、シォ」を、sha、shi、shu、she、sho と学べれば、ローマ字の学習も英語学習時の助けになりそうです。sit
(座る)とshit(糞)との発音の区別を上手くつけられない日本人は多いようです。カタカナで、「スィット」と「シィット」と書き分けられれば、少し区別がつきやすいのですが。この発音の区別を練習する時に、良く持ちだされる文章に、”She
sells sea shells at the sea shore” (彼女は、海岸で、貝殻を売っている)というのがあります。上述のカタカナ表記で行くと「シィー スェルズ シィー シェルズ アットゥ ダ(ザ
よりも通じやすい。別項で採り上げます)スィー シォーウル」。とにかく、”Please sit there.” (「そこに、お掛け下さい。」)を(「そこに、XX して下さい。」)と相手に聞こえる発音は、早急に直したいものです。
こう考えて来ますと、兎に角、何らかの形で国民的レベルで基礎英語を身に付けよう(小学校からの英語教育導入等)という時に、「ローマ字」教育は、むしろ弊害になるのではないかという気もしてきましたが、その議論は次回に回します。
今回御紹介する弊社主催セミナーは、表題にアルファベットが入っているものです。
・11月8日(月)「Access2007 応用半日で習得するクエリ活用」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222090m.html
・11月9日(火)「M&A取引における契約(入門編)」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222105m.html
・11月10日(水)「不動産不況下における特定目的会社(TMK)活用の実務」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222111m.html
引き続きよろしくお願い申し上げます。
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英語雑記帳No.4
(101020 カタカナの呪縛3「カタカナをどう原語発音に近づけるか」)
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会で毎週このブログを担当しております吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。
(初めて、このブログをご覧の方は、是非、この下にぶら下がっております、101001 の英語雑記帳No.1 をご覧下さい。なお、私は、語学の専門家でも、ネイティヴ・スピーカーでもありませんので、誤解や勉強不足の内容が多々あると思います。コメント、ご指摘等ございましたなら、yoshioka@kinyu.co.jp にご一報頂ければ幸甚です。)
前に、英語の発音を完全にカタカナに直すことは不可能と書きましたが、近いところまではいけます。それでは、困難な、「th」例えば「考える」という意味の「think」はどう表記すればいいでしょうか。h
の発音を抜かして「ティンク」のほうが「シンク」(sink =「沈む」とか「流し」の意味にとられやすい発音)より通じやすいと思います。
ハリー・ポッター等の映画でおなじみの、ワーナー・ブラザーズ・グループのマンガ路線の代表キャラクターにバッグズ・バニー(兎)がいますが、エルマー・ファッド(人間)という「とっちゃんぼうや」もいて、人気脇役になっています。エルマーは、猟銃で動物キャラクター達を追いかける設定なのですが、何時もおちょくられ、馬鹿にされたあげくに、まんまと逃げられてしまうのです。このエルマーの会話文は、内容は大人のものなのですが、発音は幼児の舌足らずのものなのです。それでも、英米人の大人には、十分理解できるレベルです。英米人といえども幼児の頃は、上下の歯の間に舌を入れる「th」や、巻き舌といわれる「r」の発音は簡単には出来ません。エルマーの「th」の発音は、「t」に近く、thousand
(千)は、「タウザンドウ」と発音します。エルマーは、「r」も上手く発音できず、例えば、「ring」(指輪とか円等)は、「リング」ではなく、口をすぼめて、「ウイング」(rをウと発音)と言います。確かに、英米人の大人がrの発音をするときは、口をすぼめて、「ウル」に近い音を出し、明らかに口を横に開いたままの「l」の発音と異なります。「l」は、日本語のラリルレロを発音するときに近いようです。(「ローマ字の呪縛」の項目で採り上げますが、ラ、リ、ル、レ、ロは
la, li, lu, le, lo に近く、現在採用されている ra, ri, ru, re, ro は、ウラ、ウリ、ウル、ウレ、ウロ に近いように思えます。)
従って、野球の左翼は、「レフト」ですが、右翼は、「ライト」ではなく、「ウライトウ」と表記したほうが良いのではないでしょうか。この結果、「r」のまえに「w」のついたwring (鳴らす)とring とは似たような発音になりますが、そこは会話の環境や前後関係で判断してもらえると思います。
大の大人が、幼児発音をするのはどうかと思われるかもしれません。幼児発音で英米人に話しかけると、相手は、驚いたり、ニヤニヤしたり、あるいは少し小ばかにしたような表情をするかもしれません。しかし、それは、通じている証拠なのです。こんな発音を、高度交渉の場で使うのはご法度です。しかし、変わった日本語の発音で話す外国人は多く、何を言おうとしてるかが想像できれば、それは「ご愛嬌」で済まされるのではないでしょうか。英語の場合も同じで、ましてや、非ネイティヴ同士の会話であれば、馬鹿にしたり、笑われたりすることは、まずないでしょう。生き残りをかけて日本人や日本企業が英語に取組まなければならなくなった今、恥やプライドをすてて、「通じる英語」を目指したいならば、カタカナ表記は、原語の発音に近いものにして、せめてカタカナになった言葉は、そのままで、ネーティヴ・スピーカー達に伝わるものにしてゆくべきではないでしょうか。
これまで、原語の発音に近いカタカナで表記すると、すぐ、「格好つけやがって!」、「キザだ」、「カッコいいね!」と揶揄されたことでしょう。しかし、「時代は、変わってきちょるぜよ!」。
日本は、欧米列強諸国の植民地にはならずに済み ましたが、今や、英米を除く全世界が、「英語(イングリッシ やグロービッシ)」と いう言語により植民地化されてしまった感があります。そのうち、伝統・芸術・文化・日常生活は、母国語(日本語)で、ビジネスはもっぱら英語でという時代が来るかもしれません。今からmanager
は「マネジャー」、storage 「ストーレッジ」と表記しようではありませんか。カタカナ語=外国(来)語という意識を持ちながら、表記は日本語発音方式に変えてしまっているところに、日本人の外国語修得の難しさの一因がありそうですから。
今回も、これから開催される弊社セミナーで表題にカタカナを含むものを幾つかご紹介致します。
・11月2日(火)「~国内・クロスボーダーM&A~
法務デューディリジェンスの基礎と実務」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222061m.html
・11月4日(木)「緊急企画! 中国カントリーリスクに対応した中国子会社の経営リスク管理」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222073m.html
・11月4日(木)「国際プロジェクト・ファイナンスの契約留意点」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/222077m.html
次回は、これまた日本人による英語修得の障害にもなっているローマ字の問題について書きたいと思います。
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英語雑記帳No.3
(101013 カタカナの呪縛2「カタカナ革命?を」) |
皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会でこのブログ・コーナーを担当の吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。
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初めにクイズです。日本でローマ字を創始したアメリカ人「ヘボン」と、往年のハリウッド女優、「オードリー・ヘップバーン」の共通点は、なんでしょうか。答えは「ローマ」ではありません。ご存知の方も多いでしょうが、「ヘボン」も「ヘップバーン」も英語では同じ綴り「Hepburn」なのです。
ローマ字の創始者James Curtis Hepburnは、自分を「ヘボン」と称したようです。同じ綴りでも国や地方等によって発音が異なることがあります。Mr.
Smith は通常「スミス」ですが、同じ綴りで、 「スマイス」と読ませる人もいます。しかし、「ヘボン」の場合には、そのほうが日本人に発音しやすく親しまれる(ちなみに漢字では、自ら「平文」と表記)と考えたのでしょう。Hepburn
は、「ヘップバーン」よりも「ヘップブルン」或いは「ヘッブルン」に近い発音が一般的のように思われ、「ヘボン」では英米人に分かってもらうのは難しいのではないでしょうか。
外国語を自国の言語として取り入れる場合、中国では、意味をとらえて中国(漢)字
に変換することが多いようです。最近、我が国では、コンピューター/システム用語を中心に、カタカナ語が急激に増え、意味が良く分からないため、なるべく日本語(漢字)に直そうという動きが見られます。そちらは、是非進めて頂き、一方で、カタカナで残す場合には、極力、原語の発音やイントネーションに近い形で残したらどうでしょうか。このプログのNo.2でも書きましたstorage
を「記憶装置」と訳さず、カタカナで(も)残すのであれば、是非「ストレージ」でなく「ストーレッジ」と表記して頂けないものでしょうか。もちろん、英語をカタカナで勉強することは、邪道であることは分かっており、未だ英語を直接勉強できる時間と機会のある若い方達には決してお勧めできる方法ではありません。しかし、これから国として観光立国を目指し、海外市場に生き残りの可能性を求めようとしている日本企業が増えつつある今、カタカナを原語の発音になるべく近くすることは、早急に日本全体の英語レベルを上げるのに役立つと思われます。カタカナをそのまま読むだけで外国人に通じたら、それは、かなり画期的なことではないでしょうか。例えば、女の子「girl」は、カタカナで「ガール」と表記します。確かに英語に「gal」(ギャル)という言葉もあり、ガールでも通じるのですが、girl(複数でgirls)は、「グロー」「グローズ」(今や死後になった、「ズロース」に近い発音)であれば、「ガール」
よりはずっと通じやすくなるはずです。
筆者は、英会話は、単語を並べるだけでも結構通じるという経験があります。英米語の文章は、単語の順番が違っても、前後の関係や、会話の行われている状況・環境から意味を推察する余地があります。海外駐在中、日本人の知り合いで、今で言う、「ルー大柴」スタイルの英語を駆使する方がおられました。ある日系メーカーの管理職で、現地人の部下も多い方でしたが、「そんでね、ユー・ゴー・レフト(左に行って)ね、パーツ・ピックアップ (部品を取って)して、ブリング・ヒア(ここに持ってきて)、そしてテーブルにプレース(テーブルに置く)よ。アンダースタンド?(分かったかい?)」といった調子で、作業を説明するのですが、これだけで結構通じるのです。週刊東洋経済の100918号は、「非ネイティブ英語⇒グローバル・イングリッシュ⇒グロービッシュ」を特集していますが、非ネーティブ同士の会話は、単語さえ、相手が理解できれば、文法的に正しくなくとも、文章として完全でなくとも立派に成立するケースが多いと思います。いくら大声で単語を叫んでみても、正しい単語を想像することさえ難しい発音であれば、相手に通じません。
これから、外国語(英語)をカタカナにして、日本国内に紹介される方は、是非、外国語(英語)を母国語とし、しかも日本語を良く理解している方々(例えば、英語であれば、パックンさんやセイン・カミュさん)に相談して、なるべく言語に近い表記で御紹介頂きたいものです。
今週も、これから予定されている弊社セミナーの内、カタカナの表題がついているものを幾つか御紹介します。
・10月20日(水)「初めてのヒューマンエラー対策
~ヒューマンエラーの観点からの金融機関の事務過誤対策入門~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221977m.html
・10月20日(水)「エクセル・ソルバーで解く応用経済学 -報酬問題編- 」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221971m.html
・10月22日(木)「新たな対応迫られる企業情報発信とソーシャルメディア
~広報・IR・総務担当者向け~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221989m.html
来週も、引き続き「カタカナ」がテーマです。どう表記したら原語に近くなりそうか考えてみたいと思います。 |
英語雑記帳No.2
(101006 カタカナの呪縛1「マネジャーかマネージャーか」) |
皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会でこのブログ・コーナーを担当の吉岡です。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。
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弊社では、開催セミナーのそれぞれについて、開催日の1ヶ月から2ヶ月前から、案内を開始しますが、以前講師の方から、ご自分の肩書きは「マネジャー」であって、「マネージャー」では無いとのご指摘を受けたことがあります。漢字の肩書きであれば、例えば、「首席」と「主席」の違いには神経を使っていましたが、Manager
のカタカナ表記には、それまであまり注意してきませんでした。しかし、指摘されればごもっともで、恐縮してしまいました。
週刊ダイヤモンドの100925号 で、エアバス・ジャパンの取締役会長のグレン・S・フクシマ氏が、日本のカタカナ表示の問題点をとりあげておられます。確かに、カタカナは、外国語をそのまま日本語に取り入れることが出来るという意味で、便利ですが、それをそのまま読めば、元の外国語の発音になるかというと、かなり違うケースが殆どです。それだけに、最初に外国語をカタカナにして、表記される新聞・雑誌社や、広告会社等の方は責任重大です。そもそも、外国語、例えば英語をそっくりカタカナに直すには限界があります。英語の「v」
の発音は、カタカナの「ヴ」を復活(今では、学校で教えてない文字?)し、「下くちびるを噛む発音」と決めれば、解決するかもしれませんが、舌を上下の歯の間に挟むth
の発音は、どうしても表せません。英語をカタカナに直す時、発音に近い表記とする場合と、綴りから、日本人が発音しやすい表記にする場合とがあるようです。例えば、上述の、Manager
は、日本語に近いイントネーションにすれば、マネージャーとなるでしょうし、原語の発音に近づけようとすれば、マネジャーとなるのではないでしょうか。この、古典的な例が、necklace
で、日本語に近いイントネーションにすると、ネックレース、原語発音に近いものとすると ネックレスとなります。
これに類するもので、最近特に気になっているのが、コンピューターの記憶装置としてのストレージ(storage)です。他のプログでも取上げ始められているので、気になっているのは私だけではないのでしょう。最初、耳にしたとき、「変だな、そんな英語あるのだろうか」と思いましたが、「おそらく、記憶装置のメーカーが、ストーレッジでは、一般名詞で、商標登録等が難しいからわざと、そんな表記にしたのだろう」と考えました。しかし、そうではないとすると、これは早いうちに直さないと、英米人に向かって「ストレージだよ!分からないのか、ドント・ユー・ノー
(Don’t you know)ストレージ?!」と大声で叫んでも、「ストレーンジ(strange = 変だ )なら分かるけど・・・」と奇妙に思われる日本人が増えかねません。業界の皆様、本当にこのままで良いのでしょうか。
(さて、それではここで、これから開催の弊社セミナーのうち、カタカナ入りの表題のものを幾つかご紹介しましょう。)
・10月13日(水)「クロスボーダー法務の心構え ~インド・中国・ヴェトナム・・・
準備は契約交渉から始まっています。備えは十分ですか?~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221927m.html
・10月18日(月)「IFRSへのコンバージェンス及びバーゼルⅡとの関係の整理 ~金融商品時価評価/リスク管理~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221953m.html
・10月18日(月)「フラッシュ・クラッシュ アメリカ株式流通市場の現況」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221957m.html
・10月19日(火)「コア預金モデルと有価証券運用ポートフォリオ構築の基礎知識 ~アウトライヤー値削減や金利上昇リスクを抑制しながらの期間利益の実現~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221963m.html )
来週は、引き続き「カタカナ」をテーマに、日本人にとって英語がとっつきにくいものとなっている要因について考えてみたいと思います。
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皆様こんにちは!
金融財務研究会・経営調査研究会でセミナー企画を担当している一人の吉岡と申します。何時も弊社のセミナーにご関心をお持ち頂き、大変有難うございます。今日から、このブログ・コーナーを担当することになりました。
よろしくお願いいたします。
少子化等による日本経済の先行き不安から、日本企業はこれまで以上に市場やソースを海外に求めるようになり、早急のグローバル化の必要性が叫ばれています。
そのための手段として、ビジネスマンに必須となってきているのが、国際通用語としての英語と異文化知識です。(今年の週刊東洋経済6/19, 9/18各号, AERA English9月号他ご参照)
日本人としての先輩達が、江戸・明治・大正・昭和と頑張ってくれたお陰で、日本は、植民地にならず、独立を保ち、伝統ある日本語を守ることが出来ました。そして、その成功により、英語の修得にそれほど真剣になる必要はありませんでした。
一方、欧米の植民地化した、多くの東南アジア・南アジア諸国の人々は、英語を語学としてよりも、生活や商売、高等知識吸収の必須の手段として身に付けて来ました。その結果、現在では、我々日本人よりも平均的英会話力レベルは、かなり高いものとなっています。ある時、インドネシア人の友人に、「君の国のビジネスマン達は、日本人ビジネスマン達よりも、上手に英語を話しているが、確か、インドネシアは、イギリスでなく、オランダの植民地だったよね。オランダ語が上手く話せるというなら納得できるんだが・・・。」というと、「今、インドネシアのビジネス界で活躍している人達が大学にいっていた頃は、インドネシア語で書かれた教科書や専門書が殆ど無く、多くの教科を英語の教材で勉強しなければならなかったんだ。いまでも一部の科目では、そういうことがあると思うよ。だから、大学生レベルでは英語の習得は必須なんだ。」と悲しそうに説明してくれました。
確かに、日本の大学でも、語学は別として、理系の科目等で原書を教材にしなければならないケースはあるでしょう。しかし大半は、日本語で学べるはずです。そのような幸せな国民であったがゆえに、一部だけではなく、多くのビジネスがグローバル化をしなければならなくなった今、大きなハンデを背負うことになったといえます。
当社では、今後のビジネスマンに必要となる重要知識として、「パソコン」、「英語」、「数理」を挙げ、法務や、会計、人事等のセミナーの間に、それぞれに関連するセミナーを取り上げてきました。大変多くの方々に受講して頂きましたが、それらの重要性は増すばかりです。
(本日現在募集中の関連セミナーは、例えば次のようなものがあります。
・10月4日(月)「DCF法による企業評価実務のポイント」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221860m.html
・10月5日(火)「Excelによる回帰分析・重回帰分析 ~統計的根拠に基づく予測の手法を学ぶ~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221870m.html
・10月12日(火)「これからのビジネス・パースンに必須の技術 1日で習得するExcel マクロ/VBA」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221911m.html
・10月14日(木)「英文買収ファイナンス契約の基礎 ~海外企業買収のために~」
http://www.kinyu.co.jp/cgi-bin/seminar/221930m.html )
これらの中で、私は、これまでの経歴(*)から主に「ビジネス英語・異文化知識」支援を担当し、皆様のグローバル化に少しでもお役に立ちそうなセミナー(もちろん、他の分野のセミナー企画も頑張ります)を企画し、ご紹介してゆく所存です。
このブログも是非ご愛読願います。(コメント等は:yoshioka@kinyu.co.jp にお願いいたします。)
今回は、日本語ばかりのメッセージとなりましたが、次回は「マネージャーかマネジャーか」と題して、日本における英語修得の難かしさを書かせていただきます。
*大学卒業後、金融機関に就職、会社派遣で米国ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院留学(MBA)、その後、主に国際部門に所属し、その間、オーストラリア、アメリカ、ドイツに計10年超駐在。その後自動車関連会社に出向し、タイ・インドネシア事業統括。TOEIC 985点、英検1級、通訳案内士。2006年から現職。
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