法学部以外の出身の方に
契約書と用語の間違いない読み方、使い方

〜これさえ覚えれば大丈夫! 法学部出身者にも、おすすめ!〜

日時: 平成26年6月11日(水)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 本田 圭(ほんだきよし) 氏
長島・大野・常松法律事務所  弁護士

 契約書が適切に作成されていなかった場合、契約締結後に問題が生じてしまったときに泥沼の紛争になり得る。また、当初想定していた当事者の利益が守られなくなってしまう可能性がある。このような事態が生じてしまうのは、当事者が適切な弁護士レビューを経ずに契約書を作成したために「落とし穴」にはまってしまうという場合が少なくない。
 本セミナーは、そのような「落とし穴」を回避するために気を付けるべき点を、比較も交えて平易に解説するものである。


1. 〈総論〉契約書の読み方・使い方の基本

2. 〈各論1〉間違いやすい契約概念の解説(基礎編)

- 確認書/基本合意書/予約契約書
- 停止条件と前提条件
- 過失責任の原則と無過失責任
- 損害賠償の範囲、違約金
- 解除/解約

3. 〈ブレイク〉契約書用語の使い方の解説
-「遅滞なく」「速やかに」「直ちに」
-「場合」「とき」「時」
-「その他」「その他の」等々

4. 〈各論2〉間違いやすい契約概念の解説(応用編)
- 表明保証
- 保証と補償
- 地位譲渡/承継/移転
- 劣後特約、責任財産限定特約
- 完全合意条項、分離条項等

5. 〈補足〉債権法改正でどう変わるのか?

〜質疑応答〜



【講師紹介】

99年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。01年弁護士登録(第二東京弁護士会)。主な取扱分野は、環境法(特に土壌汚染、排出権取引等)、不動産証券化、エネルギー関連法。
主な著作として、「不動産証券化における土壌汚染対策法上の責任」(ビジネス法務 2013年11月号)、「再生エネルギー法に基づく特定契約・接続契約の特徴」(銀行法務21 2013年1月号)、「不動産流動化・証券化取引と排出量取引―東京都環境確保条例に基づく排出量取引制度との関係を中心に―」(不動産証券化ジャーナル、Vol.24(2010 March-April))、「企業活動に影響を与えるヨーロッパにおける環境法の実態」(月刊ザ・ローヤーズ、2009年3月号)など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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