IoT関連ビジネス 法務・知財戦略

〜ソフトとハードの交差点の法的論点および
各種法的書類の具体的記載例を踏まえて解説〜


日時: 平成29年1月16日(月)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 山本 俊(やまもとしゅん)氏
GVA法律事務所 代表弁護士

講師 恩田俊明(おんだとしあき)氏
GVA法律事務所 弁護士・弁理士  

 第4次産業革命とも謳われるIoT時代のビジネスでは、モノ、サービス、インターネットが繋がることに伴い、既存の分野の枠にとらわれない横断的な法務・知財戦略が求められます。IoTはWEBサービスやアプリビジネスで語られてきたソフト面の法的課題と製造物責任、保証書等のハード面の法的課題の双方を解決しなければならないことに加えて、ソフトとハードが交差することにより新たな法的課題・知財課題が出てきています。
 本セミナーでは、IoTビジネスにおける法律上のリスクを洗い出し、より効果的な法務・知財戦略を策定するためのコツを解説いたします。



1.IoTビジネスの概要
(1)IoTビジネスのプレイヤー、バリューチェーン

(2)IoTビジネスの具体例

(3)Amazonエコーの問題意識


2.IoTビジネスの法務戦略
(1)ユーザーとの法律関係
・IoTビジネス特有の法的課題
・炎上事例からの学び
・利用規約、プライバシーポリシー、保証書等の関係とポイント

(2)他社とのアライアンス
・共同開発契約における留意点
・業務提携契約における留意点
・ライセンス契約における留意点

(3)各種規制法令
・IoTビジネス全般に関わる法令
(電波法、製造物責任法、個人情報保護法等)
・ビッグデータ・人工知能を活用する際の法的課題
・各分野で留意すべき法令
(家電・スマートハウス、医療・ヘルスケア、ドローン分野等)


3.IoTビジネスの知財戦略
(1)IoT知財の概要
・特許権、商標権、意匠権、著作権の概要
・特許庁における取組み

(2)IoT製品に関する特許出願のポイント
・IoT特許の具体例
・特許によって保護すべき技術の見分け方
・効果的な権利範囲の定め方

(3)IoTビジネスに関する商標出願のポイント
・指定商品、指定役務の定め方



【山本俊氏】
ベンチャー企業160社以上の顧問弁護士として法務全般をサポート。企業のスタートアップから成長途上のベンチャー企業、さらにイグジット時のバイアウト・IPOに至るまで幅広く法務サービスを提供。特にITベンチャー企業のWEBサービス・アプリの法務戦略構築の経験は豊富。国内だけではなく、東南アジアで起業している日系ベンチャー企業のサポートも担当。

【恩田俊明氏】
主な業務分野は知的財産権関連法務。国際特許事務所での業務経験を踏まえ、幅広い企業の知財戦略法務の構築を得意とする。近年ではUXなどアプリ関連技術のほかGUIの意匠保護についても強い関心をもつ。



※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 経営調査研究会
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