アップルペイとアンドロイドペイの登場と
モバイルウォレット市場の動向


日時: 平成29年1月27日(金)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 山崎秀夫(やまさきひでお)氏
元野村総合研究所 シニア研究員 
日本ナレッジマネジメント学会 専務理事

 2016年10月25日、ソニーが開発した非接触ICカード技術様式「FeliCa(フェリカ)」を採用したアップルペイが日本市場に登場し、交通系ICカードの代表格であるJR東日本のスイカがサーバー型電子マネーとして利用できるようになりました。また12月3日には楽天Edyを対象としたアンドロイドペイが登場しました。
 いよいよクレジットカードのモバイル決済が本格化し、国内における小売り決済などがサーバー型電子化へと大きく変化しようとしています。また2016年5月にはフィンテック法案が国会を通過し、MUFGコインなど仮想通貨の普及も期待されています。
 そこで、本講演はモバイルウォレット市場の世界的な動向や小売業、EC小売業などへの影響について説明します。
 


1、アップルペイとアンドロイドペイ
1)アップルペイの日本登場
2)アップルペイとアンドロイドペイとの違い
3)アンドロイドペイがアップルペイに勝っている点
4)アップルペイが中国で負けた訳  
5)アップルペイ、アンドロイドペイと豪州市場
6)英国市場

2、アップルペイ、アンドロイドペイの各業界への影響
1)流通市場
2)通信キャリア市場
3)クレジットカード市場
4)金融市場

3、モバイルウォレットとサーバー型電子マネーと越境EC
1)クレジットカード、ペイパルだけでは不十分な越境EC
2)各国消費者とサーバー型地場電子マネー

4、仮想通貨とアップルペイ、アンドロイドペイ
1)サーバー型電子マネーと仮想通貨の相違
2)アップルペイ、アンドロイドペイの仮想通貨対応
3)仮想通貨を巡る各国当局の動向

5、仮想通貨とフィンテック法の改正



【講師紹介】
山崎秀夫氏:

1972年東京大学経済学部卒、三井情報入社 ITエンジニアを14年務める。1986年野村総合研究所入社 シニア研究員としてICTビジネス関係の調査・研究、コンサルティング実施。現在、日本ナレッジマネジメント学会 専務理事。
ペンネームは川北蒼、IOT関係では、「スティーブ・ジョブズがデザインしていた未来」(総合法令出版)、「スマートテレビで何が変わるか」(翔泳社)、「グーグル+の衝撃」(KK?ベストセラーズ)、「ゼロから学ぶスマート革命」(中央経済社)などの著書がある。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
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