ベンチャー投資契約の実務

−サンプル契約と特有の条項・戦略的視点−


日時: 平成29年3月23日(木)午後1時30分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,300円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 水島  淳(みずしまあつし)氏 
西村あさひ法律事務所 パートナー 弁護士

 昨今、オープンイノベーションが企業の成長のための重要な要素の一つとして注目されています。その最たる例がベンチャー企業の買収による新規事業・技術の獲得であり、ベンチャー企業投資はその入り口となり得ます。
 また、近時素晴らしい技術やビジネスモデルを擁するベンチャー企業の出現により、ベンチャー企業は投資対象としてもとみに注目されつつあります。
 一方で、ベンチャー企業の資本政策は通常の企業とは大きく異なるため、その投資には特有のテクニカルタームや投資条件が存在し、また、通常のM&Aとは異なる戦略的視座が必要となってきます。
 講師は過去に自らシリコンバレーでベンチャー企業を立ち上げ資金調達を行った経験があり、また、弁護士として多数のベンチャー企業の資金調達や投資をサポートしており、それらの経験をもとに、ベンチャー投資契約のサンプルを用いつつ、特有の条項や戦略的視座についてお話ししたいと思います。



1.ベンチャー投資における取引枠組

2.投資契約

・プレマネー・ポストマネー/オプションプール
・みなし清算/残余財産分配優先・配当優先
・希釈化防止条項など

3.株主間契約

・役員指名/拒否権、情報アクセス権
・優先引受権
・先買権・タグアロング権・ドラッグアロング権など

4.関連契約

5.戦略上の留意点



講師紹介
(専門分野)

国内外の企業・スタートアップのM&A、事業提携、国際展開、資金調達、新規ビジネス構築、IP戦略等の、戦略遂行方法の設計・実際の取引・戦略実行を助言。

(略  歴)
2005年西村ときわ法律事務所(現西村あさひ法律事務所)入所。2012年から2014年までシリコンバレーにてベンチャー企業の設立メンバーを務め、事業運営・2ラウンド約15億円の資金調達を経験。上記法律事務所復職。現在も米国コロラド州のスタートアップインキュベーターBoomtown Acceleratorにてメンターを務める。
2004年東京大学法学部第一類卒業(LL.B.)、2013年スタンフォード大学ビジネススクール卒業(MBA)。

(著 作 等)
『企業取引と税務否認の実務』(共著、財団法人大蔵財務協会、2015年)、『ビジネスパーソンのための企業法務の教科書』(共著、文藝春秋、2012年)、スタンフォードの教え「ビー・ユアセルフ」(扶桑社、2013年)など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
主催 金融財務研究会
新しいM&Aセミナーページへはこちら 一覧に戻る

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.