事例から学ぶ
ジョイント・ベンチャーの重要ポイント


日時: 平成29年5月17日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師  龍野滋幹(たつのしげき)氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
パートナー弁護士

 ジョイント・ベンチャーは互いの強みを持ち寄りつつ相互補完しながら共同事業を行う形態として、従来から国内外問わず数多く用いられてきています。しかし、必ずしも共同事業としての運営がうまくいかなかったり、相互に納得できる形で終了できなかったりするケースが散見され、相談事例も多くお受けしています。
 本セミナーにおいては、ジョイント・ベンチャー契約のポイントの解説を踏まえたうえで、主としてジョイント・ベンチャーの運営の観点とExit・解消の観点から、事例をベースにどのように実務的に又は契約上対応しておくべきであったかの実践的解決策について検討していきたいと思います。



1.ジョイント・ベンチャー(JV)契約の概観
(1)JV契約締結の意義
(2)JV契約の内容
(3)関連契約
       
2.JVの運営における事例
(1)重要事項の決定方法
(2)デッドロックの場合の措置
       
3.JVからのExit
(1)先買権、Tag-Along Right、Drag-Along Right
(2)プット・オプション、コール・オプション
(3)JV契約の終了事由



本セミナーは、法律事務所ご所属
(企業等に出向・派遣中を含む)の方は
お申込みご遠慮願います。



【講師紹介】
2000年東京大学法学部卒業。2002年弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利法律事務所(現 アンダーソン・毛利・友常法律事務所)入所。2007年米国ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2008年ニューヨーク州弁護士登録、2007年から2008年にかけてフランス・パリのHerbert Smith法律事務所にて執務。2014年11月から東京大学大学院薬学系研究科・薬学部「ヒトを対象とする研究倫理審査委員会」審査委員。M&A、ジョイント・ベンチャー、会社法及び知的財産権取引その他の企業法務全般を取扱い、日本企業の海外進出についても数多く取り扱う。

【主なセミナー】
「ベンチャー・スタートアップへの投資及び提携の実務」、「ライフサイエンス業界に特有の法的留意点」、「ポストM&Aにおいて買収会社の運営を成功させるために〜M&A契約における対応からグループ会社管理のポイントまで〜」、「企業コンプライアンス(不祥事問題)への適切な対処方法」、「ジョイント・ベンチャー契約の理解と応用〜アジア諸国等新興国への進出に際してのジョイント・ベンチャーの利用を
見据えて〜」、「新ファンド規制を踏まえた投資事業有限責任組合の組成の実務と法務」、「海外M&Aの陥し穴〜成功に導くための失敗分析と実践的事前対応〜」など多数。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

主催 金融財務研究会
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