初めての英文契約書実務 (全3回)

第2回 英文契約の難解部分“一般条項”の読み方

〜英文国際契約に使われる主要12種類の「一般条項」の完全消化〜


日時: 平成29年5月23日(火)午後1時00分〜午後4時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,700円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 野口幸雄(のぐちゆきお)氏
赤坂ビジネスコンサルティング代表
英文契約書翻訳家、企業国際取引コンサルタント

 グローバル化が進展している企業にとって、それを支える人材の確保・育成が喫緊の課題となっています。そこで、初めて英文契約書と向き合う社員さん向けのコンパクトで実務的な研修体制が求められるのではないでしょうか。
 本セミナーは、約30年に亘り国際法務に携わってきた講師が、実務者の目線に立った平易な説明によって入門者にも容易に理解できる、英文契約書の基礎知識と全体構造について3回に分けてコンパクトに説明いたします。また、本講座の特徴として、講師自らが書き下ろした詳細且つ精緻なテキストが配布されることで、受講者が職場に戻ってからも、自ら学習できるように配慮されている点です。
 今回のセミナーでは、後日実務に使用する際にも資料的価値の高い、各種英文国際契約に使われる主要12種類の「一般条項」の特徴・留意点・トラブル対策について分かり易く解説致します。
 
※なお、講義時間の関係で口頭説明は省略しますが、
参考としてその他数種類の汎用性の高い一般条項の解説を、
講義プリントに追加付記して提供してあります。



1.英文契約の「一般条項」にはどのような役割があるのか

2.汎用性の大きい主要な「一般条項」(12種類)を覚えてしまおう

@ 契約期間 Term
A 契約解除 Termination
B 契約終了の効果 Effect after Termination, Survival
C 不可抗力 Force Majeure
D 通知 Notice
E 契約譲渡禁止 Non-Assignability
F 当事者関係 Relationship of the Parties
G 準拠法 Governing Law
H 裁判管轄 Jurisdiction
I 仲裁 Arbitration
J 完全合意 Entire Agreement
K 見出しの効力 Headings

3.「一般条項」のトラブル事例とその対策実務
1)見出しの効力Headings条項のトラブルと対策
2)契約譲渡Non-Assignability条項のトラブルと対策
3)準拠法Governing Law条項のトラブルと対策
4)完全合意 Entire Agreement条項のトラブルと対策



<セミナースケジュール>

29/5/16(火)第1回 
13:00-16:00…ここを知れば大丈夫!英文契約基本知識編

29/5/30(火)第3回 
13:00-16:00…英文契約特有の考え方・理論編



本セミナーは全3回シリーズです。2回目ご参加の場合は、
割引料金29,000円が適用され、3回分一括お申込みの場合は、
81,000円の特別料金となりますので
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。



【講師略歴】

東京大学法学部卒業と同時に、味の素(株)入社。米国、ドイツ、フランスの同社海外事業部駐在員延べ9年間勤務の後、本社法務部門の担当者・責任者(役員待遇)として約20年間、合弁事業、M&A、輸出入等の各方面の国際契約、及び訴訟業務に携わる。退職後、数年間バベル・ユニバーシティ講師として、英文契約書の読み方・書き方の講義を担当、また、日本貿易振興機構(ジェトロ)、商工会議所等で、英文契約のセミナー講師を務める。
主な著書に、「ひと目でわかる英文契約書」(2011年かんき出版刊)等がある。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

主催 経営調査研究会
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