『ファイナンス法−金融法の基礎と
先端金融取引のエッセンス』ダイジェスト

−ファイナンスと法をこれから学ぶ人・学びなおす人のために−


日時: 平成29年9月8日(金)午後1時00分〜午後4時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 37,800円(お二人目から32,000円)
書籍ご持参の方は、5,800円引きとなりますので
(店頭販売価格とは異なります)
お申し込みフォーム備考欄にご記入ください。
(消費税、参考資料を含む)

講師 酒井俊和(さかいとしかず)氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
スペシャル・カウンセル 弁護士

 ファイナンス法(金融法)は、ファイナンス(金融経済学)と法が不可分に交錯する学際領域であり、理論と実務が密接に関連する実務色の強い分野です。また、個々の金融取引には膨大な種類がある上、日々複雑に進化・発展を遂げており、これを規律する金融規制(法)も多様化・複雑化・国際化しています。
 本セミナーでは、このようなファイナンス法全般を体系化して解説した『ファイナンス法−金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス』の著者自身が、同書をテキストとして、先端金融取引や最新の金融規制を含む広大で複雑なファイナンス法を理解するためのポイントを分かりやすく説明します。
 ファイナンス(法)をこれから学ぶ人には、その全体像と共通する考え方をご理解頂くことを目的とし、すでにファイナンス(法)をご専門とされている人には、横断的・普遍的な観点からご理解を深めて頂くと共に、隣接・関連する他の取引・規制についても新たな知識・理解を得て頂くことを目的とします。



1 ファイナンス法総論
(1) ファイナンス(金融)とは?  
(2) ファイナンス取引の分類
(3) ファイナンス法(務)の意義と特徴

2 金融取引法
(1) デット・ファイナンスとエクイティ・ファイナンス/コーポレート・ファイナンスの基礎:
ローンと担保を中心に
(2) ストラクチャード・ファイナンスとファンドの基礎:
SPV/ファンドと信託
(3) 売買による資金調達/アセット・ファイナンスの基礎
(4) デリバティブ   
(5) フィー・ビジネス
(6) 現代型資金調達・投資スキーム:
プロジェクトファイナンス、証券化、投資ファンドなど

3 金融規制法
(1) 金融規制法:
開示規制、業規制、取引規制、ファンド規制など
(2) 金融機関と金融業:
銀行、証券、保険、資産運用会社、信託

4 隣接分野
(1) クロスボーダー・ファイナンス  
(2) ファイナンスと倒産



・提供書籍:酒井俊和氏著
「ファイナンス法 金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス」
商事法務 6,800円(税別)


・本セミナーにつきましては、
法律事務所所属の方のお申し込みはご遠慮願います。



【講師紹介】
アンダーソン・毛利・友常法律事務所スペシャル・カウンセル。1999年弁護士登録(東京弁護士会)。2003〜2004年株式会社東京三菱銀行出向。専門分野は、ストラクチャード・ファイナンス、プロジェクトファイナンス、バンキング、アセット・マネジメント、金融規制全般、ファイナンス案件のデフォルト・倒産処理など。横浜国立大学大学院国際経済法学研究科卒業。

【著 作】
『ファイナンス法−金融法の基礎と先端金融取引のエッセンス』(商事法務、2016年)、「【連載】ファイナンス法の基礎 第1回〜第5回」(Business Lawyersウェブサイト(2017年2月〜5月))など。

【講 演】
「外国籍私募ファンドの法務と最新動向−各種ファンドの組成・販売・運用に関する法規制の全体像」(日本CFA協会)、「パネルディスカッション: 世界と国内の規制の最新事情:日本と世界が抱える新たな課題」(金融規制ジャパン・サミット2017)、「Harmonization of Capital Market」(2016年AIJAミュンヘン国際会議)、「不動産証券化スキームとその破綻・デフォルトを巡る諸問題―J-REIT,TMK,GK-TKスキームの基本構造から、破綻・デフォルトを巡る近時の諸問題までを、東日本大震災の影響も考慮に入れて分かりやすく解説」(金融ファクシミリ新聞社)など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

主催 金融財務研究会
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