不動産私募ファンドの実態と今後の方向性

〜不動産私募ファンドと私募REITの現状と今後〜


日時: 平成29年9月21日(木)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,600円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 菊地 暁(きくちあきら)氏
株式会社三井住友トラスト基礎研究所
私募投資顧問部 主任研究員

講師 米倉勝弘(よねくらかつひろ)氏
株式会社三井住友トラスト基礎研究所
私募投資顧問部 主任研究員

 半年前に比べると世界的な政治リスクはやや後退しており、世界経済にも底堅さが出てきています。一方で、英国政治の混迷とBrexitの行方、米国景気の息切れ懸念、日米欧の金融政策の行方、中国の金融システム、世界で頻発するテロや北朝鮮問題など、未だリスク材料も少なくありません。また、国内に目を向ければ、日銀による異次元緩和の出口戦略が不動産投資環境を大きく左右する可能性も否定できません。
 本セミナーでは、三井住友トラスト基礎研究所が2017年7月に実施した「不動産私募ファンドに関する実態調査」(第24回)の結果を解説し、不動産賃貸・投資市場に関する調査・研究成果を踏まえて、不動産私募ファンドの実態とそれを取り巻くマーケット環境を整理します。また、私募REITを含めた国内不動産私募ファンドの今後の方向性について検討します。
 


1.不動産私募ファンドの現状
(1)不動産私募ファンドの市場規模
(2)資金調達環境
―エクイティ資金、デット資金調達の状況―
(3)不動産私募ファンドの運営状況
―運用スタイル、投資対象となるプロパティ・エリア、運用期間、LTV水準、出口戦略―
(4)オープンエンド型不動産ファンド(私募REIT)の現状
 
2.不動産私募ファンドの今後
(1)不動産私募ファンド市場の今後
(2)資金調達環境の変化
―エクイティ資金、デット資金調達の状況―
(3)不動産私募ファンドの運営の今後
―運用スタイル、投資対象となるプロパティ・エリア、運用期間、LTV水準、出口戦略―
 
3.不動産私募ファンドを取り巻くマーケット環境の現状と見通し
(1)不動産投資市場を取り巻く経済環境
(2)不動産賃貸市場の現状と見通し
(3)不動産投資市場の現状と見通し
―売買件数・期待利回り・売買市場サイクルの観点から―
 
4.関連質疑応答



【菊地 暁氏】

(一財)日本不動産研究所コンサルタント部を経て、鰹Z信基礎研究所(現:且O井住友トラスト基礎研究所)投資調査部に配属、不動産投資市場の動向・将来予測等を担当。2013年7月より私募投資顧問部に配属。不動産鑑定士。

【米倉勝弘氏】
明海大学大学院不動産学研究科博士前期課程修了(不動産学修士)、早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(ファイナンス修士(専門職))。2001年に(一財)日本不動産研究所入所後、シンクタンク、不動産鑑定会社を経て、(株)住信基礎研究所(現:(株)三井住友トラスト基礎研究所)私募投資顧問部に所属。不動産私募ファンドに関するデューデリジェンスおよびモニタリング業務を担当。不動産鑑定士、日本証券アナリスト協会検定会員。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

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