【Excel演習 パソコン貸与、サンプル・ファイルは持ち帰って使えます

Excelで学ぶ資本コスト計測の基礎

〜上場企業と非上場企業の実際のデータを使った
Excel演習により資本コスト計測手法を3時間で習得〜

◇午前午後の両講座を通しで同時お申込みには
午後の講座が29000円に割引となります◇


日時: 平成29年10月13日(金)午前9時30分〜12時30分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,800円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 小林 武(こばやしたけし)氏 
名古屋商科大学経済学部・同大学院マネジメント研究科 教授

 資本利益率であるROEやROICに注目が集まる今日、その資本利益率の水準を評価するに当たって資本コストは最も重要な概念です。また、M&Aの9割を占める未上場企業の資本コスト計測は、上場企業と比べて情報が入手しづらい、あるいはそもそも情報がないため、限られた資本コストを推定するスキルが求められます。一方、資本コストはファイナンスの基本的な理解が不可欠ですが、難解な議論も多く書物などによる独習では困難を伴います。
 本セミナーでは、内外の金融機関で20年以上にわたる企業価値評価や資産運用業に携わってきた講師が、上場企業と非上場企業の実際のデータを使ったExcel演習を織り交ぜながら資本コストの計測方法を体系的に説明します。直感的なイメージに主眼をおき、理論の本質を理解できるように解説いたします。
 本セミナーを受講することにより、実際のデータを使った資本コストの計測方法とそれを企業価値評価に活かす方法を習得することができます。
 M&A業務に携わっている方、企業価値評価に関心のある方、コーポレートファイナンスを一度は学んだものの苦手意識を持っている方のお役に立てるようにわかりやすく説明いたします。



1.はじめに −ROEと資本コストの関係−
     
2.非上場企業の資本コストの計測

・ 個別証券のリスクとリターン
・ ポートフォリオのリスクとリターン
・ β(ベータ)と資本資産価格モデル(CAPM)
     
3.非上場企業の資本コストの計測
・ アンレバードベータとレバードベータ
・ 会計ベータ
     
4.加重平均資本コスト(WACC)
     
5.日本企業・海外企業の事例 

〜質疑応答〜



【講師紹介】
慶應義塾大学商学部卒。フランスグランゼコールHEC経営大学院国際金融専攻修士課程修了。筑波大学大学院ビジネス科学研究科にて博士(経営学)号取得。20年以上にわたり、東京銀行、格付投資情報センター、バークレイズ・グローバル・インベスターズ、三菱UFJモルガンスタンレー証券、NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング(新日鉄住金ソリューションズ子会社)にて企業評価、資産運用、リサーチ業務等に従事。2014年より名古屋商科大学および同大学院にて証券投資論、コーポレートファイナンス、金融論、金融政策論、マクロ経済学等の講義を担当。滋賀大学経済学部および同大学院にて非常勤講師を兼任。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

主催 金融財務研究会
新しいファイナンス・財務分析セミナーページへはこちら

Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights Reserved.