好評再々演

法学部以外の出身の方に
契約書と用語の間違いない読み方、使い方

〜これさえ覚えれば大丈夫! 法学部出身者にも、おすすめ!〜


日時: 平成29年10月18日(水)午後2時00分〜午後5時00分
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8)
受講費: 34,100円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む)

講師 本田 圭(ほんだきよし) 氏
長島・大野・常松法律事務所
パートナー弁護士

 契約書が、法令や判例等の正しい理解に基づかないで作成された場合、又は、用語が間違って用いられていたような場合、締結後に問題が生じてしまったときに泥沼の紛争になり得ますし、また、当初想定していた当事者の利益が守られなくなってしまう可能性があります。このような事態が生じてしまうのは、当事者が適切な弁護士レビューを経ずに、誤解に基づいて契約書を作成したからであることも少なくありません。本セミナーは、そのような誤解に陥らないように留意すべき点を解説するとともに、後半では、具体的な設例も用いてケース・スタディを行い、実際にどのように契約書を作り込んでいくべきかについても解説します。
 


1.はじめに
(1) 契約書の読み方の基本
(2) 契約書の作り込み方/使い方の基本

2.間違いやすい契約概念
(1) 契約書とは? −確認書/基本合意書/予約契約書
(2) 停止条件/解除条件、前提条件とは?
(3) 表明保証とは?保証と補償の違いとは?
(4) 一般条項(完全合意条項、分離条項等)
(5) 損害賠償/違約金、その他

3.法令用語の使い方
(1) 「及び」「並びに」、「若しくは」「又は」
(2) その他の法令用語の使い方

4.「落とし穴」を避けるためのケース・スタディ
(1) 一般条項(完全合意条項等)をどう使うか?
(2) 前提条件/表明保証/誓約事項等をどう使うか?
(3) 損害賠償条項をどう使うか?

5.債権法改正による影響とは?

6.質疑応答



受講特典:
講師共著「Q&A民法改正の要点」
(日本経済新聞社、本年9月刊、\3,024-)を差し上げます。


 
【講師紹介
99年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。01年弁護士登録(第二東京弁護士会)。主な取扱分野は、環境法(特に土壌汚染、排出権取引等)、不動産証券化、エネルギー関連法。
主な著作として、「不動産証券化における土壌汚染対策法上の責任」(ビジネス法務 2013年11月号)、「再生エネルギー法に基づく特定契約・接続契約の特徴」(銀行法務21 2013年1月号)、「不動産流動化・証券化取引と排出量取引―東京都環境確保条例に基づく排出量取引制度との関係を中心に―」(不動産証券化ジャーナル、Vol.24(2010 March-April))、「企業活動に影響を与えるヨーロッパにおける環境法の実態」(月刊ザ・ローヤーズ、2009年3月号)など。


※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。

主催 経営調査研究会
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