カジノを含む日本版IRの
SPCスキームにおける論点検証
〜PFI/PPP、
プロジェクト・ファイナンスの視点を中心として〜
|
日時: 平成29年11月8日(水)午前9時30分〜12時30分
|
会場: 金融財務研究会本社 グリンヒルビル セミナールーム
(東京都中央区日本橋茅場町1-10-8) |
受講費: 34,400円(お二人目から29,000円)
(消費税、参考資料を含む) |
講師 大嶋正道(おおしままさみち) 氏
片岡総合法律事務所 パートナー弁護士
|
日本版IRに関し、特定複合観光施設区域整備推進会議から「とりまとめ〜「観光先進国」の実現に向けて〜」が公表され、IR実施法案の提出に向けた議論が大詰めを迎えています。
そして、上記「とりまとめ」においては、特別目的会社(SPC)による一体的なIR事業経営が示されており、今後は、カジノ規制・弊害防止措置といった規制法上の論点もさることながら、PFI法に基づくPFI/PPP手法やプロジェクトファイナンスの知見に基づく具体的スキーム作りが重要となってくることが明らかです。
そこで、本講演では、「とりまとめ」から見て取れる日本版IR制度の概要をおさらいした上で、主としてPFI/PPP・プロジェクトファイナンスの視点から、都道府県等・関係金融機関の立場も踏まえながら、今後予想されるSPCスキームの各論点を解説します。
1 「とりまとめ」から見て取れる日本版IRの制度概要
(1) SPCを用いた一体的経営とは
(2) 公共側における各種認定・認可手続
(3) 各種レギュレーション
(4) IR事業におけるキャッシュフロー
2 SPCを用いたPFI/PPP手法(コンセッション方式を含む)の活用可能性
(1) 我が国における代表的なPFI/PPP手法の概説
(2) 日本版IRにおいて予想されるSPCスキーム
(3)「実施契約」のあり方に関する具体的検証
(4) 都道府県等において生じうる論点
3 プロジェクトファイナンスの視点からみたIR
(1) 我が国における一般的なプロジェクトファイナンス手法の概説
(2) IRにおける担保取得のあり方
(3) レギュレーション上の問題点
4 その他の論点
〜質疑応答〜
【講師紹介】
1999年中央大学法学部法律学科卒業。2000年弁護士登録。
国内PFI・PPP、各種プロジェクトファイナンス案件を多数手がけ、近時では、コンセッション方式でのインフラファイナンス案件にも公共側で関与。また、一般銀行法務や貸金・資金決済・クレジット・信託・各種ファンド等の周辺金融法務にも詳しい。中央大学法科大学院客員講師。
※録音・ビデオ撮影はご遠慮下さい。
|
|
主催 経営調査研究会
Copyright © KINYUZAIMU KENKYUKAI Co.,Ltd. All Rights
Reserved. |
|
|